久々のプリキュアオールジャンル特集、今回第36回目はプリキュアシリーズにおいて、最も存在的なポジションである妖精陣営による特集であるが、そのなかでも擬人化できる方の妖精陣営について語っていこうと思います。
この辺も結構意外にマニアックといえばマニアックで、プリキュアシリーズを扱っている特集の中であまり軸的に触れない部分であるのですが、この辺についてちょっと見ていく事にしましょう。
1.そもそも、プリキュアの妖精が擬人化するようになったのはいつ頃から?
最近のファンで、恐らくどのシリーズからという部分が多いと思われるが、擬人化する設定が追加されたのが、2007年~2009年までオンエアされた『Yes!プリキュア5』シリーズからが最初であり、当時はココとナッツ程度であり、ココとナッツがのぞみ達の世界で生活する為に合わせて変身できるためで、彼らがどのように変身できるようになったのかという経緯は残念ながら不明であるが、当時…『擬人化』という設定が二次創作物で、密かにブームを起きていたというのが事実。
非公式にアンパンマンといった元々、人間という設定でない所から始まったのがキッカケで、偶々観ていた若い女性ファンがP5のココとナッツで人気の火が付いたというのが一番速い有力説ではないかと推測できる、
その翌年の2008年、続編の『Yes!プリキュア5GoGo!』からキュアローズガーデンで生まれ、その後はナッツハウスで居候する事となる妖精の運び屋シロップも登場しているが、この辺も彼が擬人化できるという部分に関しては一切触れていない。
特にシロップは様々な世界を行き交っているという部分もあるが、P5ワールドの一部の妖精だけできるという部分に関して、生まれた時に意外な特殊能力を持っていたといっても否定はできないが、この辺も謎のベールに包まれている。
2.特殊能力で擬人化するようになったのは誰から?
その2のケースは、特殊能力で変身できるようになった妖精メンバー、この辺で最も非常に有名なのがP5シリーズのミルクである。
元々、無印5時代の時に変身する能力を持ってはいなかったが、P5GG7話の時にドーナツ国王が放った特殊能力で放った時に青いバラの種を拾い、そこからその種を育てていくうちに眩い光に包まれてから、擬人化した姿『美々野くるみ』となり、さらにそこからミルキィパレットでミルキィローズへと変身するというプリキュアシリーズの妖精キャラで最も特殊且つ異例を成し遂げているが、現時点で妖精から擬人化→プリキュア化するメンバーは現時点で登場していないが、現時点でもプリキュアシリーズ史上の最強の妖精キャラへ昇格したといっても過言ではない。
そして、そのミルキィローズとは違って、自ら守りたいという力によって擬人化、プリキュア化したのがスイートのキュアビートことセイレーンもとい黒川エレンである。
逆にセイレーンに戻る能力が失ってしまったという部分はあるものの、プリキュアとして戦う事を決意しているが、元々エレンであるセイレーンも猫の妖精であるため、動きに関しては高いという能力はそのまま継承されてるといえよう。
そして、自らの別の特殊能力で変身できる妖精といえば、スマプリのポップである。
彼が自ら取得した『変化の術』で擬人化する事ができる事のだが、他の擬人化できる妖精陣営でデメリットが、どうしても耳と尻尾が完全に隠れていないという部分が難点であるが、それでも日常生活において、尻尾と耳に関してのツッコミが無ければそれほど支障は無いだろう。
そして、ポップの妹であり、みゆき達と共に危機を乗り越えてきたキャンディも終盤でロイヤルキャンディに変身できる事は覚えている方も少なくない。
キャンディの場合はミラクルジュエルの力で覚醒して擬人化しているが、同時にミラクルジュエルを使い果たしてしまうとキャンディの存在させ消えてしまうという諸刃の剣的なパワーであるため、ポップやココみたいに普通に変身できるという事はできない。
特殊能力によって変身させられたケースでは、一番記憶に新しいゴープリのアロマとパフである。
シャムールの特殊能力で擬人化し、執事試験を受ける事になったアロマであるが、現時点で再び擬人化する場面は出てきてはいないようだ。
味方問わずに敵側によって擬人化になった妖精もいる。
特に代表例がスマプリのウルフルン、アカオーニ、マジョリーナもその代表例だ。
もともとはメルヘンランドにいたウルルン、オニニン、マジョリンという妖精であったが、ジョーカーの特殊能力によってその後の姿になったものだが、37話でマジョリーナのアイテムでウルフルンやアカオーニも擬人化している。
その後…ピエーロの戦いによって終結した後、妖精の姿でメルヘンランドで余生を過ごしている。
23話にて、マジョリーナの時にマジョリーナタイムでさらにアダルト体型に変身できる能力を披露し、28話で再度登場しており、こちらも意外な所で人気を博している。
そして、敵側の能力で擬人化して登場したハピプリのファントムことファンファンも敵によって擬人化された一人であり、クイーンミラージュことキュアミラージュを守る為にめぐみ達に攻撃を仕掛けてきた。
後に改心し、ディープミラーことブルーの兄 レッドとの和解後、ミラージュと離れてゆうこの自宅で居候するという形で止まっており今日に至っており、敵側によって擬人化された妖精メンバーでファンファンで止まっているといえよう。
●最後に…
近年に入り、プリキュアシリーズを上回るアニメ作品が続々と現れては苦戦を強いられているプリキュアシリーズであるが、プリキュアシリーズの定番となった妖精の擬人化は、以降のシリーズにおいて重要な役割を果たしたり、一回きりでも人気の高さで人気の維持という隠れたバロメーターで安定しているという事は言うまでも無い。
意外なところではグッズ化されてるメンバーもいる他、ファンから非常に愛されているという部分に関して当分、続くといえるが、今後も擬人化する妖精キャラの継承を誰が引き継いでいくとなれば、プリキュアシリーズのスタッフがきっちりつないでもらいたいと往年のファン的にはそう願いたいと思います。