222作品目、今月最初の懐かしのゲーム作品は1991年にタイトーからSFCにリリースしたSTG『ダライアスツイン』を紹介したいと思います…7月といえば海、海といえば海洋生物、海洋生物といえばダライアスシリーズ…すんません。
初代ダライアスでプロコとティアットがシルバーホークで惑星ダライアスを脱出してから数千年後…新天地のオルガで銀河連邦を築き上げた時にベルザー連合が惑星ダライアスに進攻しているという情報を受け、プロコとティアットの子孫がシルバーホークでダライアスへ向かうという内容です。
●SFC版 ダライアスツイン プレイ動画
操作方式は十字キー+2ボタン方式、メインショットと対地ショットと初代・ダライアスIIで準拠されたパターン方式で、道中に登場する敵編隊『ヤズカ・タカーミィ』を撃破すると強化アイテムが出現し、シルバーホークを強化していきながら進んでいきます。
道中に登場するアイテムは以下の通り、
ピンク=メインショットパワーアップ
取るとシルバーホークのメインショットが強化されるが、ウェイブショットはチェンジアイテムを取らないと進化しない。
赤=ウェポンチェンジ
3面と6面に登場するアイテムで、これを取得するとウェイブショットを放つ事ができるが、ウェイブ状態で再度取得すると初期のショットタイプになってしまうので注意。
緑=対地ショット強化
通常時はボムタイプであるが、取得するとレーザー兵器、さらに対地ショットへ進化、ダライアスIIのレーザー兵器を同時に共用化されている。
青=アーム(シールド)
シルバーホークを包むシールド、ノーマルアームは敵弾3発、銀のスーパーアームは4発、金色のハイパーアームは5発まで耐えられる。
黄色=敵全滅
取得するとザコ敵を一掃する。
敵や障害物に接触すると1ミス、残機ゼロでゲームオーバーでコンティニュー無し。
全12ステージ中7ステージ構成の1周エンド、途中のルートによって敵の出現位置が異なるほか、全体難易度が大きく変化またはボスが変化します。
1986年にタイトーからリリースし、3画面方式のモニターと重低音重視のボディソニック方式を起用し、大型店舗で大人気を博したダライアスシリーズによる初の任天堂ハードでの発売されたシリーズ1作品目。
ボスや一部中ボスと武装システムは、AC版ダライアスIIをベースに一部アレンジを加えた仕様になっていますが、本家初代ダライアスとダライアスIIは3画面と2画面方式を採用しており、一部店舗ではスペースの関係上で置けなかった店舗も非常に多かった事で有名ですが、初の家庭用移植としてPCエンジンで『スーパーダライアス』を発売されてからの皮切りに、その後のダライアスシリーズの系譜を築き上げており、PCEのスーパーダライアスとSFCのダライアスツインは、画面比率の関係で1画面となっていますが、あの海洋生物型の戦艦達の勇姿を限りなく再現した部分をみれば、多くのファンなら納得できると思いますし、後に1画面シリーズであるダライアスフォース、AC版のダライアス外伝と続きました。
ツインに登場するボス戦艦の大半もIIからで、キラーヒジア(←反対から読めば鯵のひらき)から始まり、ダライアスシリーズのボス戦艦の花形であるシーラカンス型戦艦 フォスルシリーズ2機、イカ型のデーモンソード、ザリガニ型のデュアルシェアーズ、アンコウ型のアロイランタン、そして…ダライアス屈指の最強ボスのカリスマ グレートシングも登場しますが、最初の面のキラーヒジアはII時代は結構強い敵であったが、今作はかなり火力面的に抑えめになっていますが、グレートシングは相変わらずの殺しにかかった難易度であるが、
それを上回るのが最終面は中ボスのオンパレード…完全に殺人ルート。
絶え間なく襲い掛かってくるため、ちょっとした操作ミスが…
一発で唖然した同時に、あれよあれよと残機が一気にゼロになってゲームオーバーへ一直線。
まぁ、最初からエクステンドが無い代わりに残機設定がありますが、最高で7機まで増やせないのですが、ある裏技を使えば50機からスタートできる秘儀を使い、ゴリ押しでクリアできますけどね。
みゆき「…50機からのスタートは多いのよね?」
なお「…多すぎ。」
私もデフォルトで挑みましたけど、結構残機の少なさで泣かせ、7機の設定で何とかゴリ押しと切り抜けましたね。
ゲームバランス的にダライアスらしさはあり、各ルートによって敵の出現の仕方や攻撃パターンが大きく異なる部分もありましたし、私が初めて触れたダライアスシリーズがこのツインから始まり、ダライアスII、外伝、Gダラ、初代、DBAC(ダライアスバースト・アナザークロニクル)とやってきまして、もしこのツインに出会っていなかったらダライアスさえもプレイしていなかったと思います。
ゲームバランス的に安定しているといっちゃ安定していますが、初心者でも初見殺しのポイントがいくつか存在するので、この辺は慣れていくしか方法は無いと思いますね…自分もそうでしたんので。(笑)
現在はバーチャルコンソールでも遊べるので、ダライアスを触れる機会を作るのであれば是非ともツインがお勧めかなと思います…そこから過去のシリーズに遡っていくか、以降のシリーズをやってみるというのも楽しいので。
●【おまけ】ダライアスツイン グレートシング戦BGM
個人的にツインのBGMで、グレートシング戦のBGMは非常に好きでした…まさに神曲。