226作品目、今回は1995年にセガからリリースしたアフターバーナーシリーズ系のSTG『スカイターゲット』を触れてみたいと思います…意外に知ってる人は少ないかなと。
極秘に開発した試作機が何者かによって強奪され、その試作機が他国に渡る前に撃破する指令を受けて出撃する物語で展開します。
●AC版 スカイターゲット プレイ動画
使用機:F-14Dトムキャット
操作方式は操縦桿オンリーで、上で下降、下で上昇、左右が旋回、バルカン砲発射とミサイル発射となっており、初代アフターバーナーの操作フィーリングになっています。
使用できる機体はF-14Dトムキャット、F-15ストライクイーグル、F-16ファイティングファルコン、ラファールの4機種、ミサイルは機体前方にあるマーカーで補足すると自動的にロックオンとなり、ミサイル発射で自動的に飛ぶ仕組みになっていますが、近距離ではバルカン砲が有効。
ステージ最深部にいるボスを制限時間内に撃破、または制限時間がゼロになるとボスは逃走し、ステージクリアー。
敵弾を受けるとライフゲージ減少、ライフゼロでゲームオーバー。
全7ステージ構成1周エンド方式です。
アフターバーナーII、R360ことG-LOCと続けて発表してきたセガの戦闘機系STGの系譜の作品。
この頃からポリゴンやテクスチャーによるCGを積極的に使い始め、セガのゲーム自体に脂がのりはじめた頃で、当時はバーチャファイターやセガラリーで大フィーバーした頃に登場した作品で、自分が初めてプレイしたのは今無き横浜・本牧の小港界隈にあった横浜ジョイポリスでプレイしたのが初プレイで、本格的にやりこんだのは今の職場内のゲーセンである横須賀パロになる前のアトランティックシティーで2クレ仕様で置いてありまして、電GO!3000番台と同じぐらいにやりまくってましたね、特にF-14ばっかり使っていました。
画面構成は至ってあのスロットルレバーが無かった初代アフターバーナーに近い感じといってもいいかもしれません。
ゲーム難易度に意外に高めで、アフターバーナーIIでプレイしてきた人だとスピードの遅さがやや気になる部分もあると思います。
初っ端でも戦艦の機関砲で手痛い洗礼を浴びせられ、いつの間にかライフが虫の息になり、クリアしたと思いきや僅かながらの回復しないため、次の面に始まった直後に激しい攻撃を受けてゲームオーバーになるケースも多かったと思います。
アトランティックシティーでプレイしていた人の大半もこのパターンでゲームオーバーになったケースが多く目立ち、自分もそのなかの一人でした。
自分として、G-LOCみたいにコックピットからの視点であれば、プレイしやすかったかなと思います。
他機種ではサターン版、Windows版が発売されていましたが、自宅のオヤジの部屋に何故かWindows版のスカイターゲットが未開封のまま置いてあったんですよね、もちろん…未プレイでしたけど。
このスカイターゲットの次が、あのアフターバーナークライマックスへと受け継がれていくのであります。