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懐かしのゲーム作品を語る…第229回『極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~』

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229作品目、今回は1994年にコナミ・デジタルエンターテイメントからリリースしたパロディウスシリーズ第3作目(←MSX版パロディウスが1作目)の『極上パロディウス 過去の栄光を求めて』を紹介。
 
前作『パロディウスだ!』で、タコスケとビッグバイパー、ペン太郎、ツインビーと共にタコスケの実の父親であり、元凶(?)ともいえるゴルコダ・タコベエとの壮絶な親子ゲンカ(笑)を終えたパロディウス軍団は、新たに『過去の栄光』を求めて再び大冒険をするという内容です。
 
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操作方式は8方向レバー+3ボタン方式で、パワーアップとメインショット発射、ミサイルなどのサブウェポン発射で構成されていますが、機体選択時にパワーアップシステムのサポートとショットとミサイルオンリーで構成のオートモードの他に、今作から実装されたセミオートモードが実装されています。
セミオートは家庭用グラディウスシリーズと同様、メインショットとミサイルが同一ボタン、さらにオートでも自分で任意変更ができる設定になりました。
 
敵弾や敵に触れる、障害物に触れると1ミスで、残機ゼロでゲームオーバーですが、初回200,000点に1機追加のエクステンドのみ。
マニュアルとセミオートは特定区間からの戻り復活ですが、オートモードはその場からの復活となります。
 
全8ステージ+α構成、内部設定によっては1周エンド後にスペシャルステージ突入、または打ち返し弾がが激しい2周目以降の突入もあります。
 
●AC版 極上パロディウス プレイ動画
使用キャラ:こいつ
89年にあの超高難易度のグラディウスIIIを世に送り出し、一時期STG氷河期に陥ってしまった90年代初期であるが、翌年の90年に登場したパロディウスだ!がAC版を皮切りに家庭用の大ヒットを受け、その4年後に待望の続編として作られたのがこの極上パロディウス。
 
今作では初の二人同時プレイができるようになり、グラディウスシリーズで二人同時プレイができるシリーズといえば、あの1986年に登場した沙羅曼蛇以来という事になります。
 
使用キャラは前作のパロディウスだ!陣営4キャラと新陣営4人が追加され、天界からやってきたブタさん天使のミカエル&ガブリエル、マンボウ、ロケットに跨ったバニーガールのひかる&あかねが追加され、2P側にも新たなメンバーも追加され、2P側に沙羅曼蛇で参戦したロードブリディッシュ、ウィンビー、ペン太郎の彼女であるお花ちゃん、タコスケの彼女であるベリアルが追加されています。
 
特にそのなかでも群を抜いて使用率の高いのがミカエルとこいつで、特にこいつは紙飛行機に乗った棒人間というかなりふざけたキャラなのにキャラ能力自体がとんでもなく安定度の高さで、次にミカエル&ガブリエルのラウンドショットとホーミングミサイルの誘導能力が他のキャラより全方位にカバーできるという部分が非常に安定しており、自分も極パロではひかる、ミカエルは殆ど使っていましたし、PSP版でもスペシャルステージまでクリアを果たした事がありますが、スペシャルステージの難易度は他のステージ以上に開幕から打ち返し弾を放ってくるという鬼畜な面になっていますが、往年のコナミSTGのBGMのメドレーが聴けるのはこの作品のみだったりします。
 
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ゲームバランス的に序盤ステージまでは初心者でもクリアしやすいですが、特に3面以降からノーミスとフル装備によるランクシステムの上昇の上がり方はパロディウスシリーズやグラディウスシリーズの伝統であり、特に今回は2面から最終面までの間にモアイ戦艦による乱入ステージがあり、マニュアルとセミオートの場合は面でミスをすると次の面へ進めるという救済処置がありますが、オートの場合はその場からの復活という意外な落とし穴が潜んでいるというのがこの極パロの難しさで、さらにビッグバイパーとツインビー、ペン太郎といった後方攻撃ができない、尚且つ複雑な地形でショット火力と使い勝手ができないという部分が攻略難易度を上げてるので、無難に選択するとなればタコスケも使えるといってもいいかもしれません。
 
他機種では、PS版とSS版、PSP版、SFC版があり、比較的に遊べるハードではPSP版はランク上昇抑制機能と途中の面でセーブとロードができるというサポート機能がありますが、二人同時プレイができないというデメリットと一部曲の入れ替えもあるので注意です。
 
【おまけ】極上パロディウス BGM集
今作もグラディウスシリーズとクラシック意外に童謡、版権曲も絡んだBGMは健在。
意外な場所では、TV番組でも度々使われてますからね。

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