●箱根ターンパイク(箱根・大観山)編
今回のマキシコース攻略は、福岡都市高速ではなく先月解禁されたばかりの箱根新コース『箱根・大観山』こと箱根ターンパイクの攻略です。
マキシシリーズにおいて、全区間が急勾配という特殊なステージ構造であるため、意外にマシンセッティングで悩まされてる方も多くいらっしゃるはずなのではないでしょうか。
【攻略概要 箱根ターンパイク】
正式路線名は『箱根・小田原線』と呼ばれる区間。
早川~大観山を全長12キロ結ぶ有料道路であり、BS朝日の自動車番組『カーグラフィックTV』での試乗レビューで行なわれるのもこの路線であり、2014年11月に三栄書房の雑誌の主催でヒルクライムアタックの企画で封鎖しての開催も行われた事でも記憶に新しい。
全区間が急勾配であり、特に下りはエンジンブレーキの使用を呼びかける看板が至る所に建っており、同時に万が一の為に緊急退避帯も完備されている。
また、頂上の大観山スカイラウンジは、フードコートや展望ラウンジが完備されており、富士山や相模湾を望む事ができる。
マキシでは夜間の走行ができるようになっているが、実際は夜22時半までの通行は可能になっているが、22時半から翌朝5時までは通行止めとなる。
【攻略概要 箱根・大観山】
一見簡単そうに見えるターンパイクであるが、上りと下りによる勾配の影響でマシンのバランス的に難しい。
そのため、上りではパワー寄りのDにするか、オールラウンダーの視野にB寄りする、または下りではコーナリングを重視する為にG寄りするか、B寄りにする選択技が求められる。
上りでG寄りにしても後続ブースト能力で追い上げられるが、コーナー時での必要以上の速度を殺してしまうとあっという間にアドバンテージを許してしまうので、特にブーストの弱い車種では十分に注意が必要。
600馬力仕様の場合はできるだけ640馬力で、800~830馬力仕様の場合は上りでは720~740馬力、下りでは700~720馬力が一番最適であるが、慣れないうちは680馬力で下るのも安全マージン的に稼げるが、どのコースも一度でもミスを犯すと挽回が難しい可能性もあるので注意。
海未「大観山は2つの選択技が勝負の鍵になるのです!」
かれん「ここはやっぱり…」
かれん「700馬力が一番かしら?」
海未「ッ!!」
はい、つまらんネタはさておき…攻略スタートです。
★ターンパイク上り
●早川料金所~御所の入駐車場間
スタート開始の直後にストレート区間となりますが、コースの至る所に僅かながらの小規模の退避帯があるのですが、ここで無謀にすり抜け技をするのは非常に危険で、特に分身対戦で退避帯から跳ね飛んだ車種との接触もあるので十分注意が必要です。
最初の橋を越えると御所の入駐車場に差し掛かりますが、この区間までの間は意外に路面が荒れており、車体が跳ねる区間もあるので注意しましょう。
御所の入駐車場を抜けた後の左コーナーも退避帯の外側に膨らんで接触する危険性もあるので注意。
●御所の入駐車場~見晴台駐車場間
退避帯がある2つ目の黄色コーナーを抜けるとその次のS字区間も油断できないので注意が必要ですが、問題はその直後に抜けた僅かな直線区間。
左路肩が工事によるバリゲードが張られているため、オーバーテイクを仕掛けるとなれば右車線が大きく抜ける必要がありますが、ターンパイクはアザーカーも走っているので十分注意が必要です。
直線区間を抜けると中速コーナー地帯が続きますので、進入タイミングを犯すとアウトに膨らんでしまうので注意。
●見晴台駐車場~大観山スカイラウンジ間
中速コーナー地帯を抜けると再び長いストレート区間になりますが、最後の難関である大観山スカイラウンジにやってきます。
この区間は一旦駐車場内に入る形で曲がり、ゴールの合流地点に戻ってくる形になりますが、5速車の場合は4速のままで曲がろうとするとスピードが落ちてしまう危険性もあるので、できるだけ3速で曲がるように心掛けてください。
曲がり終えても、シケイン区間が意外に厄介なので油断せずに通過しましょう。
★ターンパイク下り
●大観山スカイラウンジ~見晴台駐車場間
スタート直後、一気にスピードが乗り始めるのでこの辺は多少の無理をしても問題はありませんが、一番脅威となるのがこの後の勾配がかかる中速コーナー地帯で、赤コーナー地帯では意外にスピード乗ってきますので、この辺で進入速度を誤るとアウトに膨らんでしまうので注意。
上りでも紹介した中盤のバリゲードがある直線区間を抜けると、さらに難易度が急激に跳ね上がります。
●御所の入駐車場周辺
この下りにおいて、最も難易度が跳ね上がる区間の御所の入近辺で、最初の右コーナーしっかり減速してイン側に突いて曲がります。
その次の橋を越えると御所の入り駐車場にやってきますが、その後の御所の入橋も赤コーナーであるため、進入タイミングを犯さないようにしっかり減速してイン側に突きましょう。
●御所の入駐車場~早川料金所~ターンパイク入口交差点~早川料金所間
終盤は上りの序盤である早川口のストレートですが、問題は早川料金所を2回潜るという事になるので、進入スピードの超過によるアウトへ振られないように注意しましょう。
早川料金所を抜けるとターンパイク入口交差点をUターンする形で曲がりますが、大観山スカイラウンジと比べてみるとそれほどキツめではありませんが、ゴール手前に再び料金所を潜ってからゴールする形になるので、料金所での接触だけは十分注意しましょう…ここでの逆転負けは非常に痛いです。
●ターンパイクでゲットできるリタイア称号…のヒント
れいか「残り570m付近でリタイアすると、早朝帯は『絶景かな』、深夜帯は『本日は閉店しました』の称号が手に入りますよ。」