前回はFFチャレンジによる攻略であったが、今回はFR限定によるレギュレーション戦である『FRチャレンジ』による攻略。
多くのプレイヤーの大半なら使い慣れている事は確かであるFR車、今回のレースは意外に難易度が少し高めという形になります。
●グランバレースピードウェイ 東コース&フルコース 逆走
★前半~トンネル(東コース編)区間
スタート開幕すると、ややキツめの左コーナーに差し掛かります。
特に2周目以降の最終コーナーから速度域が意外に高めに進入するのだが、コーナー手前から減速開始し、イン側を上手く突いていきますが、縁石に乗り上げない程度に通過すること。
東コースの場合、この地点で大きく左コーナーに差し掛かるので、さらにスピードの進入速度に注意しないとアウト側に膨らんでしまって、路肩に乗り上げてしまいってタイムロスになる事もあるので注意しましょう。
ロングコースとの合流地点に差し掛かると、トンネルに入りますがサンデーカップの最終戦の順走同様、ブラインドコーナーになっているのでしっかり減速してからインに突いて曲がるようにします。
特にRX-7みたいな前後バランスが両立している車種になると挙動が乱れてしまうリスクもあるので荷重のバランスを殺さずに曲がる事も大切です。
この後も左コース特有の区間に入り、小高い丘を越える区間に差し掛かります。
ココもサンデーカップの順走同様、先の見通しが見難いのでライン取りを一発間違えるとすぐに挙動が乱れてしまいますので、できるだけ直進のラインを通過するようにしましょう。
そして、グランバレー逆走最終は順走の1コーナー目であるため、ここも順走同様に速度を出しすぎてコースアウトするリスクも非常に高いので、手前からしっかり減速してからアウト・イン・アウトで通過しましょう。
脱出時は一気に加速つけてアドバンテージを稼ぎ、一気に逃げの体勢で。
最終戦はロングコースとなりますが、最初の難関が低速S字区間で4速から一気に2速までシフトダウンし、90~100キロ前後で通過しましょう。
ここも意外にアクセルの踏み込みによってはスピンする危険性もあるので注意。
S字区間を抜けると、そこから一気に最初のトンネル区間に入りますが、ここはできるだけ170キロ前後で立ち上がる事が一番の重要なポイントとなりますが、アウトに膨らまないようにしっかりインベタでクリアするといいかもしれません。
橋梁区間を抜けると2つ目のトンネルに差し掛かりますが、東コースルートとの合流となります。
しかし、このトンネルのRは意外にキツめなので、スピードが出過ぎてトンネルの外壁を擦り付けてしまうので注意です。
東コースでは小高い丘を越えますが、フルコースはこの右区間を走る形になりますが、この先のヘアピンコーナーが非常に難しく、最終コーナー同様に進入スピードを誤ってコースアウトする危険性も出てきますが、手前に日産の看板が見えてきたら減速の目印として準備しましょう。
脱出後は緩いS字区間を越えて、東コースの最終と同様のコーナーに入るので減速はしっかりと。
●ディープフォレスト 順走
FRチャレンジにとってディープフォレストは意外に難易度が上がる難所であり、縁石ギリギリによる攻め込む事が非常に難しい部分があります。
最初の1コーナーは一気に2速まで減速し、出口付近から130キロ以上に脱出しましょう。
特に高出力且つ軽量のFDや重量級のスープラは挙動が乱れる、ブレーキタイミングが遅くなってコースアウトするリスクもあります。
2コーナー目は、GT3意向のシリーズでは当たり前にある縁石がなく、迂闊にインベタに入って曲がろうとすると挙動が乱れるリスクもあるので、インもやや少し開ける感じで曲がるようにします。
その後、路肩に入らないよう直線で走るラインを意識すれば、それほど手強いコースではなくなるとおもいます。
ストレート区間を抜けると、やや緩い感じの左コーナーに入りますが、ここも意外にスピードが出過ぎて挙動が乱れてしまいやすい区間の一つになります。
5速から4速まで減速し、尚且つイン側により過ぎないように意識しながら曲がりましょう…TOUZEN、アウトに膨らむ危険性も否定できません。
最終コーナーは縁石があるので、ここは4速全開、尚且つ230キロ近い速度でインカットをかけるように曲がりますが、ここもタイミングによっては遅すぎたり、早すぎると挙動が乱れる事もあります。
メインストレートを抜けると、再び1コーナー目なので速度超過に注意。
●FRセッティングの注意点…
FRは曲がりやすさと安定さによる両立が非常に重要になるので、バランスを壊さない事が非常に重要になり、GT2以降のシリーズではTCS(トラクションコントロール)やLSDの組み込む事ができ、非常に安定した走りができますけど、初代GTにはそのセッティングができないので、リアウィングによるトラクション確保が重要になりますので、フロントとリアのバランスを上手く確保すれば、理想のマシンへ仕上がるはずです。
何度もテスト&トライを繰り返していき、自分なりの乗りやすいクルマがこそが最大の近道といってもいいかもしれません。
次回、おまけページの最高速テスト 後編に続く。