今週末、劇場版ゴープリ公開!!
その同時に、劇場版ゴープリのラスト辺りにオールスターズの告知を持ってくるのはもはや定番になってきてると思うので、そこで今回のプリキュアオールジャンル特集は、来年度の2016年のプリキュア関連をどうみるかというYCR-7独自の見解を見ていこうと思います。
【注意】一部の情報は既に各所で出回っていますが、詳しい詳細については当ブログ、東映アニメーション、バンダイへのお問い合わせは控えるようお願い致します。
また、一部の見解はあくまでも当ブログでの見解となります。
●2016年の新規タイトルが『魔法つかいプリキュア!』は決定したが…
既に各方面へタイトル情報がフライング露出された『魔法つかいプリキュア!』であるが、恐らくこの辺も多くのファンの略する可能性として『まほプリ』とくる可能性は高い。
しかし、現時点においてでのキャラデザ、脚本、監督、プロデューサーに関する時点に関してはやはり情報的に見てみると、公のメディアでの露出となれば、今冬~年明けの1月という形も早いが、キャラによるフライング公開となると意外に難しいというのは事実である。
長年プリキュアシリーズのファンとして、観てきている方も多くいらっしゃるはずだが、バンダイの販売業者向けのカタログから盗撮して各方面へ露出するという可能性もあり得るが、ここ近年になって東映アニメーションやバンダイのメディア露出面に関してであるが、意外に厳しい厳戒態勢で敷かれる事は確かである。
よくたまに業者向けのカタログで盗撮されたモノで、『情報公開前につき公開禁止』という項目が張られてる部分を白く塗りつぶされてる事も多いのだが、今回のゴープリが解禁される前…フルタ製菓の販売用カタログからゴープリのキャラのビジュアルが流出していたという意外な回り道で露出された経緯もあるため、今回も恐らくはこの辺の可能性は否定できない。
●『まほプリ』の初期メンバー構成はどうなる?
多くのファンの中で、一番の課題となるのがやはり初期メンバーの数となる。
これまで、過去のプリキュアシリーズで振り返っていくと…。
★原点回帰型(初期メンバーが二人、後に追加されるパターン)
●Splash☆Starを除く、ふたりはプリキュアシリーズ(MHでルミナス追加。)
●ハートキャッチプリキュア!(途中でサンシャイン、ムーンライト追加。)
●スイートプリキュア♪(途中でビート、ミューズが追加。)
●ハピネスチャージプリキュア!(途中でハニー、フォーチュン追加。)
【原点回帰型のメリット】
●意外に初期の物語の展開が作りやすく、同時にキャラの人気による格差が少ない。
●追加戦士も2回作れるチャンスがあるため、東映アニメーション側としてはおいしい話。
【原点回帰型のデメリット】
●特に2回目の追加戦士による関連商品のラインナップが少なくなるという弊害が起きる。
MHみたいな原点回帰型の場合、この辺になれば今のプリキュアシリーズの二番目に安定している傾向が強いが、最近は徐々にこのパターンによる傾向が少なくなってきた。
2006年にオンエアされたSplash☆Starは、当初…二年目に新しいフォームを作って新シリーズに挑むという形を取られていたが、予想以上の苦戦を陥ってしまって1年目でシリーズ交代というパターンもあったが、ハピプリは物語の展開のテンポが悪すぎて失敗するという前科を犯している。
現在のプリキュアシリーズにおいて1年交代という部分に関して、この辺もバンダイの販売展開スケジュールがあるという懸念もみられるが、ハトプリみたいな人気を得たいとなると意外に難しいか?
★中規模型(初期メンバーが3人、または4人、後に追加されるパターン)
●フレッシュプリキュア!(後にパッション追加。)
●ドキドキ!プリキュア(後にエース追加。)
●GO!プリンセスプリキュア(後にスカーレット追加。)
【中規模型のメリット】
●物語のバリエーションも作りやすく、同時に早い段階でプリキュアになるという展開が非常に面白くなる。
●特に追加で4人となると、後半の物語にも盛り上がりを魅せる。
【中規模型のメリット】
●人気が出たプリキュアと出ないプリキュアによる格差が少しながら発生する。
●人気の高い黄色系のみならず、変身前のキャラによっては人気自体で変わってしまう。
●シリーズ的に同じ配色や構成パターンで被ってしまうリスクが、原点回帰型より大きくなってしまう。
梅澤プリキュアから正式に採用され、今日のプリキュアシリーズのスタンダード的なパターンになっている中規模型は現在のプリキュアシリーズにおいての人気の秘訣となっており、この辺も意外に安定した人気を博しており、今回のゴープリも意外に人気による格差は起きていないというのが奇跡ともいえる。
過去、フレプリではベリーとパインの人気がパッションやピーチ以上に人気が悪くなる傾向があり、特にベリーはあのベリーのお面の影響によるものか、フレプリ屈指で人気の低いキャラへ転落した事もある。
物語のフォーマットとしてはこれが一番安定度はあるが、やはりシリーズが重ねる毎に同じ構成が被ってしまうという構成だけは避けて通れない現実になってしまう。
★川村プリキュア型(初期メンバーが5人。)
●Yes!プリキュア5シリーズ(P5GGからローズ追加。)
●スマイルプリキュア!(後期プリキュアで唯一のメンバー追加なし。)
【川村プリキュア型のメリット】
●シリーズ登場キャラとしては最大級となり、意外な所で人気を博しやすい。
●4人以上に違うカラーのプリキュアという部分にも新鮮さはある。
【川村プリキュア型のデメリット】
●それなりの人気と話題は出るが、その分だけ人気の格差が大きくなる。
●初期メンバーによるプリキュアの変身エピソードが意外に長くなり、本格的なストーリーに入るまでのタイムラグが非常に大きい。
●シリーズによって追加戦士が入れづらいという部分もある。
現時点で初期メンバー4人以上の構成のプリキュアシリーズでは、川村敏江さんが手がけたプリキュアシリーズのみであるが、以降のシリーズではまったく採用されるケースは非常に少ない。
鷲尾P時代は5、梅澤Pはスマプリという形になるのだが、特に後者のスマプリの人気は非常に強く、逆に今の世代でP5が意外に忘れ去られている…同時に追加戦士のタイミングが難しいのも事実だ。
5話までプリキュアになっていく話は非常に面白味がある同時に、本格的なストーリ展開までの時間が後々に押してしまってるため、後半のエピソードによってはしりずぼみになってしまう事もあるため、この辺も脚本家にとっては非常に難しい部分もあるので、柴田Pによる川村プリキュアパターンを起用するとなると、ちょっと難しいし、仮に実現できたとしても脚本家によるセンスも求められることは確かで、脚本家泣かせのシリーズになってしまう。
●2016年のオールスターズは?
今春公開し、シリーズ史上最低評価という厳しいレッテルをはられてしまった春のカーニバルであるが、この辺も東映アニメーションとしては新旧プリキュアシリーズによる構成という形に取りたいというのが本音である同時に公開するのは確かである。
ただ、問題は既に登場メンバーが既に40人以上という非常に膨れ上がってる状態であり、主演声優のメンバー規模的に上映時間70分という時間の制約の下があるため、一部のキャラが登場しても台詞無しになってしまい、一部ファンから批判も続出しているが、プリキュアシリーズのメインターゲットが4~6歳であるという部分もあるため、どうしても現行と前作という構成が強くなってしまう。
この辺もシリーズ方針は変えずにくるとなるが、この辺も過去のゲストメンバーも1シリーズオンリーで絞るという手も悪くはないのだが…。
●最後に…
2013年にアイカツ!が登場し、徐々に人気の傾向が落ち始め、翌年の妖怪ウォッチで人気そのものまで吸い上げられてしまって、大苦戦を強いられているプリキュアシリーズだが、2016年も新しいキッズコンテンツが続々と現れるとなれば、さらに逆風にさらされる事は確かであるが、妖怪ウォッチを超えるとなれば非常に難しいハードルになるが、是非ともかつての人気を博した頃の人気に回復を狙っていってもらいたいところ。
同時にメインターゲット層のみならず、過去のプリキュアシリーズファンでも楽しめる作品を作ってくれる事を期待したいところである。