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初代GT マシンセッティング 第6回 ランサーエボリューションIV

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●CN9A LANCER EVOLUTION IV
 
★解説
第二世代ランエボのランサーエボリューションIVがデビューしたのは1997年、前年に「ランエボIIIを以て生産を打ち切る。」とアナウンスしていたが、ライバルのインプレッサWRX-STiバージョンがIIからIIIに進化した事がキッカケで誕生した。
 
足回りはフロントはストラット、リアはマルチリンク式であるが、このモデルから電子制御方式の4WDシステム『AYC(アクティブ・ヨーコントロールシステム)』が実装され、当時のWRCにおいては無敵の強さを秘めた最強のウェポンとなった。
 
他のWRC参戦車種がWRカー規定によりWRカー仕様になるのだが、ランエボだけはグループAのまま参戦し、国内ラリーやジムカーナでもその速さを見せつけたが、5ナンバーサイズによるランエボはこれが最後となる。
 
★セッティングでの注意点…
4WD性能としては意外に安定感はあるが、旋回性がややインプレッサと比較すると多少劣る感じが強いため、マシンを曲げるセッティングを作らないと意外な所でアンダーを放つ事もある。
パワー面はタービンステージ3で約400馬力は軽く出るが、ターボラグが多少気になるとこ。

グランバレーになると、メインストレートの伸びを確保しておきたい。
 
ギア比率はファイナルギアを高速域で引っ張る形が理想だが、初代GTのエボIVの最大が400馬力程度なので極端に低くしすぎるのは控え、ファイナルギアで速度域が約280~300キロ超える程度が一番理想。
エアロはフロントを強化し、曲がりやすい傾向が最大の課題となる。

★基本セッティング
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元々、エボIVもやや曲がりにくい傾向があるので、リアブレーキを強化してテールを振る傾向にすれば多少旋回性は上がるが、ダウンフォースの調節に関してはステージに応じても構わない。

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★レース仕様車
WRCで大暴れしたラリーアート仕様。
黒地の砲弾型エアロミラーがより一層引き立てているが、ストライプ周りのステッカーが実車とやや異なる。
 
ノーマルのレース仕様はホワイトとイエローだが、プレゼントカー仕様のエボIVの場合は、パープルとエメラルドグリーンだが、プレゼントカー仕様のラリーアートカラーはお世辞とはいえない配色であるため、実車にこだわりの強いプレイヤーはオススメできない。

★トリビア
 
●生産台数は5,000台のうち、半数が競技専用のRSもラインナップされているが、エボIVのRSは意外に遭遇率が低い。
 
●しげの秀一の人気漫画『頭文字D』で、エンペラーのNo.2である岩城清次の愛車もエボIVだが、清次のエボIVは上記にあったRSである。
●頭文字Dに登場する第二世代ランエボのドライバーの大半が意外にもガラの悪いドライバーが多く、エボIVの清次を筆頭に、エボVとエボVIのトミ・マキネンエディションは土坂峠の悪役コンビの愛車として登場している。
 
●第二世代ランエボでエボIVが唯一の5ナンバーサイズで、エボVからフェンダー装着により3ナンバーサイズに格上げされている。
 
●AYCを装備した第二世代ランエボで曲がりやすい車種とはまだ未熟で、エボVと比較するとエボVとVIが一枚上手である。

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