●P5第29話『のぞみの一日マネージャー』
●あらすじ(朝日放送公式HPより引用 一部、文章を修正)
夏休みもあと少し。
でものぞみは宿題の自由研究をまだやっていない!焦ったのぞみに、うららが仕事の現場に一緒にに来ないかと誘ってくれたんだ。
そこでなにか自由研究のテーマが見つかるかもしれない!
はじめは、遊園地でのライブ。
ウロウロしていたのぞみはうららのマネージャーに間違われてしまうの!
のぞみはキーボードの演奏者が出演できなくなったと知り、急いでキーボードが弾けるかれんを呼び、ライブは大成功。
次は、時代劇村での撮影。
そこでもマネージャーの代わりにのぞみは大活躍!りんとこまちの力を借り、撮影はスムーズに進んだの。
さらに、りんやコージ、ナッツがエキストラで参加することに。
そんななか、ブンビーが撮影の邪魔をしに現れる…!
そんななか、ブンビーが撮影の邪魔をしに現れる…!
★概要
最後のファイブシンフォニーの覚醒となったのがレモネードことうららで、5陣営で一番最後に覚醒となった。
作画はP5シリーズにおいて、意外にギャグ的な作画を放てば右に出るものはいない奥山先生、脚本は佐藤勝一さんが担当しており、特にこの辺では佐藤さんによる後半のパートの時代劇での撮影シーンでのメンバーとブンビーさんによるテンションアゲアゲによる展開は見モノである。
夏休みも残り少なくなって、のぞみだけが自由研究のテーマが何ひとつ出ずに嘆いていた時に、うららも夏休み期間中に自由研究によるテーマが未だにできていなかったが、うららの仕事の現場で自由研究のテーマを作ってみてはと薦められる事になり、後日うららと一緒に仕事の現場に向かう事にもちろん、鷲雄さんも今回の自由研究のための見学として許可をもらい、意外にとんとん拍子に進む。
しかし、ミニライブの時にキーボード担当のメンバーが突然トタキャンするという非常事態に陥ってしまい、監督からカラオケにしなかったのかと現場は修羅場になる手前であったが、そこで「演奏できるメンバーならいる。」とかれんを呼び、見事身にライブの方は一応成功する。
次に時代劇での撮影現場に向かうのだが、またもやここでもイレギュラーが発生し、着付け役のスタッフや花を飾るスタッフのメンバーも人手不足に陥ってしまってたらしく、同時にこまちとりんも同じ現場に到着し、結局5人ともうららの仕事の現場に来るというプリキュアシリーズらしい展開となり、同時に時代劇の撮影も難なく進行するが、ここで偶々撮影のエキストラとして入っていたブンビーさんも交じり、いつも通りの戦闘という形になる。
遂にファイブシンフォニーの最後であるレモネードカスタネットを召還、プリキュアレモネードフラッシュのマイナーチェンジ版『プリキュア・レモネードシャイニング』で見事コワイナーを撃破する事に成功し、これで全てのファイブシンフォニーは出揃ったという形になる。
コワイナーを倒した後のレモネードの怒りの剣幕を魅せるワンシーンを見て、うらら本人も今回の撮影の邪魔で相当怒りを買ってしまったといっても過言ではないだろう。
●登場キャラクター
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ブンビーさん
甲冑武士コワイナー
鷲雄耕太
●エンドカード
30話前半シーン、カワリーノからギリンマが被った黒いコワイナーの仮面のカードもらう為に交渉する場面で、カワリーノがワザと地面に落とそうとして必死に取ろうとするアラクネアの姿の場面のセル画からの流用で、アレンジ要素はない。
この場面が出てくるということは、当然アラクネアは倒されるという暗示は見えた同時にブンビーの部署も解散という暗示の表しでもある。
●関連エピソード
時代劇によるエピソードは意外に絡みが少ないが、過去のシリーズでの時代劇をテーマにしたエピソードは番外編のCDドラマとスマプリ程度である。
(画像は代用です。)
●ふたりはプリキュア
『CDドラマ ぶっちゃけお江戸でござる!?』
プリキュアシリーズにおいて、シリーズ初の時代劇との絡みエピソードはなんとCDドラマから存在しており、2004年10月にマーベラスAQLから実際に発売され、内容は時代劇撮影の専門のテーマパークにやってきたなぎさとほのかが楽しむという内容で、脚本は影山由美さんが担当していた。
本編パート以外に敵陣営によるミニドラマも非常に爆笑度の高い内容であるが、現在入手自体が意外に困難なので、amazon等のインターネット通販サイトで探すほかしかない。
●スマイルプリキュア!
第33話『映画村で時代劇でござる!?の巻!』
後期プリキュアシリーズで時代劇によるエピソードといえば、スマプリ33話を思い出す方も意外に多いはず。
こちらは実際の京都・太秦にある『東映太秦映画村』を実際にリサーチしており、特に入口付近のパティオスもしっかり再現されている。
スマプリ陣営が参加した劇中映画『妖怪オールスターズDX』や『ふたりはくノ一』のタイトルから見て、明らかにプリキュアシリーズからのタイトルパロディであるということはバレバレ。
さらに、そのエピソードに登場する監督役がブンビー役の高木 渉さんがご出演されている。
★名場面
『特別休暇なしのブンビーさん』
本部でカワリーノがガマオの事で呟いていた態度を見て、怒りを買いながらもナッツハウスに向かってドリームコレットを奪いに向かうブンビーさん。
しかし、既にナッツハウスは蛻のカラで「休みかよ!」と大人気無い怒りをぶつけるが、その間にブンビーさんによるダジャレにもご注目してほしい。
★名場面
『あれ? これって…』
相当なマニアでない限り、絶対気付き難い場面がある。
それがこの上記の2つの映像だが、まず上のうららの控え室にあるうららのポスターであるが、これは実際に20話で披露し、同時にマーベラスAQLから発売されたうららの1stシングル『とびっきり!勇気の扉』のジャケットイラストから流用しており、ライブシーンは20話のライブパートをそのまま持ってきているが、今回のエピソードは奥山美佳さんが担当しており、この場面の部分だけは高橋任治さんの作画が使われている。
★名場面
『もう、すっかりなりきってる両陣営。』
後半パートで一番のハイライトシーンといえば、この撮影のエキストラとして参加したりん達とブンビーさんのなりきりっぷりだ。
ドリームコレットを奪おうと潜入しても、やはり両者ともずっと演技に入った状態であるが、このメンバーによるプリキュア無しでの演技を是非とも見てみたいものである。
★名場面
『空気の読めない人は嫌いです!(byうらら)』
戦闘中も未だに役者になりきりっぱなしのブンビーさん、今度は遠山の金さんのパロディを披露するが、完全にスルーされてしまってドリームことのぞみ達の元へ向かうレモネードことうらら。
やはり、これだけ時代劇のネタのレパートリーを持っているブンビーさんは、実は時代劇マニアだったりするのではないかと…自宅に水戸黄門や暴れん坊将軍、必殺シリーズ等のDVDとか持ってたり…。