●ふたりはプリキュア
【放送時期】2004年2月~2005年1月
●ストーリー(東映アニメーション公式HPより引用。)
スポーツ万能、勉強嫌いで無鉄砲だけど人一倍正義感が強くクラスでも人気者の美墨なぎさ、成績優秀で常にクラスのトップだが、実は天然ボケの雪城ほのか、ふたりは同じベローネ学院女子中等部の2年生。なぎさとほのかはそれぞれ不思議な生き物メップルとミップルに出会う。邪悪なドツクゾーンがメップルたちの故郷・光の園を襲撃し、地球に逃れてきたのだった。
そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、戦うことに…
そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、戦うことに…
趣味も性格も違うふたりは力を合わせてドツクゾーンから送り込まれてくる邪悪な敵に立ち向かう!!
●解説
2004年2月から~2005年1月までオンエアされたプリキュアシリーズの第一作目。
前年期、後のスイートプリキュア♪の北条 響役の声優 小清水亜美のデビュー作となった『明日のナージャ』の後番組として登場した。
当時、2000年前半期のキッズアニメも短期間で終わるケースが多く、当時は不景気の真っ只中であったため、そんなナージャも前シリーズである『おジャ魔女どれみ』を超える程の人気を得られなかった。
そこで、過去のニチアサアニメのスタッフを一新し、日曜朝に美少女モノの変身アクションを取り入れようということで誕生した『ふたりはプリキュア』が誕生。
これまで、東映アニメーションは過去に『キューティハニー』や『美少女戦士セーラームーン』で大ヒットを放ってきたが、東映アニメーション自らのオリジナルとしてはこれが初となったが、当初は半年の間での放送を予定していたが、予想以上の人気を博し、メインターゲットの4~6歳児の女児、及び20代以上のアニメファンからの支持を集める事に成功する。
当時はまだ、ツイッターやフェイスブックといったSNSが普及する前で、当時はインタネット上に作られた掲示板の実況スレッドでリアルタイムで投稿され、同時に同年のコミックマーケットでもコスプレイヤーも多く見かけ、出だしは上場といった感じであった。
翌年には第2期シリーズの『ふたりはプリキュアMaxHeart』も作られ、第一次プリキュアブームが華を開くことになる。
シリーズディレクターは、週刊少年ジャンプで連載、同時にアニメでも大ヒットし、世界的な人気を獲得した鳥山 明原作の『ドラゴンボール』シリーズの2期シリーズ『ドラゴンボールZ』を担当した西尾大介氏を起用されており、美少女アニメとは思えない程のハードな肉弾戦を魅せ、この辺もドラゴンボールを観た世代からヒットを受けたのも事実であろう。
●メディアでの扱い
当初はあまり期待されていなかったが、徳間書店の月間アニメージュの同年3月号に2ページぐらいの特集記事が組み込まれ、なぎさ役の本名さん、ほのか役のゆかなさんによる開始前による意気込みを語られていた。
TVでの扱いは、それほど扱い的に少なかった方である。
●スタッフ一覧
★プロデューサー 西澤萌黄(ABC)
土肥繁葉樹(ABC)
高橋知子(ADK)
鶴崎りか(ADK)
鷲尾 天(東映アニメーション)
★シリーズディレクター 西尾大介
★シリーズ構成 川崎 良
★キャラクターデザイン 稲上 晃
★色彩設計 沢田豊二
★美術監督 行 信三
★製作担当 坂井和男
土肥繁葉樹(ABC)
高橋知子(ADK)
鶴崎りか(ADK)
鷲尾 天(東映アニメーション)
★シリーズディレクター 西尾大介
★シリーズ構成 川崎 良
★キャラクターデザイン 稲上 晃
★色彩設計 沢田豊二
★美術監督 行 信三
★製作担当 坂井和男
●ファン支持層
現在の支持率で基準に並べると、下は当時リアルタイム世代であった4~6歳児であった子も10代中盤、上はアニメファンや子供を持つ親が多く、30代以上という割合が多いが、現行シリーズから観てきてる子供だとあまり関心があまりなく、この辺もジェネレーションギャップによるモノである事は確かであろう。
●近年の再放送の動向…
以前はアニマックスやBS11、地方局において過去のプリキュアシリーズの再放送をリピートしている東京MX、チバテレビでもオンエアされた。
現時点(2015年11月30日現在)で再オンエアしている局は無いが、たまに東京MXにおいて再リピートによる再放送を行っている。
オンデマンド関係で、東映アニメーションBBプレミアムで配信されているが、朝日放送の動画オンデマンドサービス『ABC動画倶楽部』では残念ながら配信されていない。