●P5第31話『のぞみとココのラブレター事件!』
●あらすじ(朝日放送公式HPより引用・一部修正)
のぞみはコージが女子生徒から、ラブレターをもらっている所を診てしまう。
優しい笑顔で手紙を受け取るのコージの様子に、のぞみはショック!
「どうして、笑顔なの!?」しかも、すでにコージはたくさんのラブレターをもらっていて、全部に返事を書いていたみたい。
のぞみはそんな事聞いた事なくて、コージに秘密にされていた事にとても悲しくなってしまい、ナッツハウスを飛び出してしまうの。
コージは戸惑うけど、のぞみに自分の正直な気持ちを伝える事にに決める。
一方でのぞみも、コージと仲直りしたいとりんに伝えるの。
でもそんなとき、ナイトメアの新しい敵のハデーニャがココとナッツに襲い掛かる。
ドリームコレットも奪われてしまった!
そこへのぞみが駆けつけ、ボロボロになったココを看て怒りに立ち上がる・・!
優しい笑顔で手紙を受け取るのコージの様子に、のぞみはショック!
「どうして、笑顔なの!?」しかも、すでにコージはたくさんのラブレターをもらっていて、全部に返事を書いていたみたい。
のぞみはそんな事聞いた事なくて、コージに秘密にされていた事にとても悲しくなってしまい、ナッツハウスを飛び出してしまうの。
コージは戸惑うけど、のぞみに自分の正直な気持ちを伝える事にに決める。
一方でのぞみも、コージと仲直りしたいとりんに伝えるの。
でもそんなとき、ナイトメアの新しい敵のハデーニャがココとナッツに襲い掛かる。
ドリームコレットも奪われてしまった!
そこへのぞみが駆けつけ、ボロボロになったココを看て怒りに立ち上がる・・!
★概要
プリキュアシリーズでたまに描かれることが多い恋愛絡みのエピソードであるが、今回のエピソードの内容から観てもかなりシリアスな内容であり、小さい子にはちょっと難しい内容になるだろう。
登校中に偶々、コージが女子生徒から手紙をもらっていた現場を遭遇し、のぞみは大きなショックを受けてしまう。
その後、ナッツハウスに戻ってきたコージはミルクから手紙を貰ってきたのかと聞かれ、ミルクから持ってきた箱の中には大量の手紙が入っており、さらにのぞみはヒステリーに陥ってしまい、ナッツハウスを飛び出す。
りんから「別に隠していたわけじゃないんだから。」と説得するが、「隠してた!」と完全にここまでのぞみの心を踏み躙られてしまったとなると、のぞみの気持ちを考えれば一番かわいそうな気がするのも当然である。
「きっと、のぞみだから分かってくれる。」と大した事ではないと思ってかなり安易な考えで答えるコージだが、この一件に怒りを募らせてしまうのがナッツであった。
ナッツはこういった女性からの手紙を貰ってもその場で断っており、この辺に関しては自分が王国関係者であり、一般の女性からラブレターは一切受け取らないというけじめを持っているからという考えを持っていたのだから、この辺の関係で考えれば非常に真面目な考えであろう。
翌日、ナッツは学園に向かい、コージことココに昨日の一件に関して聞こうとするが、「ナッツは心配性だな。」と安易な言葉で返され、コージの胸倉を掴みながら「俺が言いたいことが分かっているのか! パルミエ王国の国民の為に…今は生徒の為に、お前はいつ行動するんだ!」と一喝する。
その同時に、コージは「どうしたらいいのか分からないんだ。」と本心を呟くのであった。
一方、ナイトメア陣営も大きな転機を迎えたのもこの時であり、ブンビーさんのいた部署はギリンマとアラクネアは黒いコワイナーの仮面による暴走で5陣営から倒されてしまい、職場放棄したガマオを除いて解散。
ここから一気に中間管理職から単なるヒラ社員へ降格され、同時に新規メンバーとして上層部のハデーニャとブラッディを投入し、初戦としてハデーニャ自ら出陣し、ドリームコレット奪回に挑む。
流石、上層部であるという実力を見せ付けるハデーニャの強さは、かつてのギリンマやアラクネア、ガマオさえ超えるほどの実力である事は確かだが、真っ向に挑むドリームことのぞみだが、やはりこの辺でもココの事でかなりヒステリーになっていたため、まともに挑んでも赤子の手の如くに捻られてしまう。
ハデーニャから瀕死になりながらも一命を取りとめたココとナッツ、自分があの時…ナイトメアの力でパルミエ王国が滅亡した際に逃走したが、ハデーニャに瀕死の重傷を負わされた同時にピンキーを放出してしまい、同時にコレットの中に幽閉されてしまったナッツ。
その後…ドリームコレットを探しながら、のぞみ達が住む人間界にやってきて、同時にギリンマに襲われた所でのぞみが助けてくれた同時にのぞみがプリキュアになり、りん達と共に今日に至っているのだから、そんなココの事を知っているのぞみの気持ちをココは改めて知る事になったのもこの時だ。
見事、ドリームコレットは取り返す事ができ、ハデーニャとの戦いに勝利した。
翌日、のぞみの自宅のマンションの前にやってきてのぞみに手紙を渡そうとするコージ。
手紙の内容は白紙であるが、コージはあの女子生徒に渡した手紙の内容は同じことであり、『手紙の内容は同じだから。』と自ら告白する。
その手紙の内容を見たのぞみは、「伝わっているよ。」という事で二人の関係も修復し、手を引かれながら学園へ向かう。
今回の脚本はプリキュアシリーズに感動する話や恋愛絡みのエピソードを書かせたら右に出る者はいない成田良美先生、作画はMHとS☆Sのキャラデザを担当した稲上 晃先生が担当しており、特にハピネスチャージプリキュア!の中盤エピソードのひめと誠司、めぐみによる恋愛関係のエピソードと比較すれば、こちらの方がまとまりの良い展開で終わっており、あのダラダラとした展開がないので、ハピプリから観たファンは是非ともご覧になってほしい。
●登場キャラクター
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ブンビーさん
カワリーノ
ハデーニャ
ブラッディ
デスパライア(僅か数秒のみの登場)
土型コワイナー
★エンドカード
32話の中盤、ナッツハウスにまどかと未来(みく)を呼んで、彼女達なりの理想の結婚式を語る場面でのりんとこまちのセル画を使ったアレンジ版である。
●関連エピソード
プリキュアシリーズにおいてのガチな恋愛話となれば、ハピネスチャージプリキュア!のフォーチュンこといおなが加入した以降の中盤エピソードが非常に印象に残っているが、過去のシリーズにおいて成田先生による恋愛に絡むエピソードでは以降と以前はあまり少ない。
★ハピネスチャージプリキュア!
第25話~第27話
いおなが加入してからの直後、めぐみとひめ、誠司による恋愛関係が見られたエピソードであり、この展開が2話続いた。
近年の若い恋愛要素を求めるプリキュアファンとしては面白いかもしれないが、最古参のプリキュアファンにとっては逆にこの恋愛展開に関してダラダラし過ぎるというダメ出しを放たれ、同時にこの展開が後にハピプリの評価を大きく落としてしまうというシリーズ史上の黒歴史を築き上げてしまうという大きなマイナスポイントを生む結果となってしまったのもファンの間では語り草になってしまう。
こういった恋愛絡みのエピソードはプリキュアシリーズによる二次創作物の同人誌では受けるが、公式でやるべきでないネタの一つではないだろうか?