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懐かしのゲームを語る…第62回『1944 ザ・ループマスター』

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62作品目、再びカプコン19シリーズ…今回は2000年に登場したアーケードの19シリーズの最終作となった『1944 ザ・ループマスター』を触れてみたいと思います、今のFC版1943の便乗として。(笑)
2000年唯一の19シリーズとしてはかなり激しい内容の作品になっています。
 
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操作方式は8方向レバー+2ボタン方式で、メインショットと緊急回避のボンバーですがメインショットを一定時間押しっぱなしにすると『CHARGE』ゲージが現れ、離すとライトニングが高空に移動、同時に攻撃力の高いショットを放つ事ができ、さらに高空移動中は無敵になるというおトクな設定があります。
また、道中に◆のボーナスアイテムを10個集めると定番のオプションであるサイドファイターが装備され、またストックをして貯める事もできるようになっており、様々なアイテムが出現しますが、チャージショットを使用しながら倒したりすると、意外な所でアイテムが入手できるようになっています。
 
アイテムは以下の通り…。
 
★ショットパワーアップ
黄色のライトニングの編隊を撃破すると出現、最高で6連装になるが、3WAYみたいにならない。
 
★Pow
緑色のライトニングを撃破すると出現、ライフゲージが回復する。 但し、特定の区間でしか登場しない。
 
★BOM
赤色のライトニングの編隊を撃破すると出現、ボンバーのストックが1つ追加される。 こちらも特定の区間しか登場しない。
 
 
ステージ構成は全部で15ステージですが、内部基板の設定によっては5面や最終面からできるステージセレクト機能が実装されており、ライフゲージがゼロになるとゲームオーバーとなりますが、『1943 ミッドウェイ海戦』みたいに刻々減っていくという懸念はありません。
さらに8面からはレーザー兵器を搭載したサイドファイターになります。
 
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1984年に『1942』、1987年に『1943 ミッドウェイ海戦』、1988年にはそのバージョンアップ版の『1943改』、そして1990年代に入ると、90年に『1941 カウンターアタック』、96年には『19XX』と続いてきた19シリーズ…特に『19XX』と『1944ザ・ループマスター』は、唯一家庭用に移植されなかったシリーズでしたが、実は1944のみ、当初家庭用で移植されるという秘話がWikipedia内の解説で残されているようですね。
 
横画面による縦STGは、過去にネオジオの初期に発売されたSNKの『ゴーストパイロット』、同じネオジオで登場のソニックウィングスの続編である『ソニックウィングス2』と『ソニックウィングス3』、違う形ではコナミの『沙羅曼蛇』シリーズもそうでした。
 
さて、その1944に戻りますが…画面の色合いからすると、初代1942に近い感じで、そこに今のSTGの要素を入れたという感じの作品に仕上がっており、使用する曲も今までの方向性とは違い、かなりハードロック的なBGMに変わっていますが、この辺に関してファンとしては好き嫌いが分かれると思います。
 
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ただ、1944ですがアイテムの出現パターンとバランス的に他のシリーズより何となく不親切感が強い感じます。
特にライフアイテムの出現が意外に出にくく、ライフゲージがギリギリの状態で無い限り回復しない、またライフ回復アイテムが特定の面の敵編隊しか持っていないという弊害が非常にハンデを大きくしてしまったかなと。
まぁ、『1943』と『19XX』、『1942』は自分の中では最も評価は良かったのですが、『1944』はシステム全体的に見ると、やはり少し疑問点が残る結果になったかなと思います。
 
また、ボスの装甲も意外に硬く、ボスが逃走して任務失敗に終わるケースも多く、この辺も連射機能の台であれば、それなりにフォローも利くのですが、最大の問題は敵弾喰らった時のダメージの減り方が尋常じゃないとのこと…この辺も内部基板の設定でダメージ緩和できる項目があるのですが、2クレになる前の磯子のプラザカプコンの設定もかなりメチャクチャで、ダメージは最大、設定はノーマルと普通にプレイしても…。
 
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レジーナ「何、これ? スゴくキツいんだけど…。」
 
と、疑問を抱きました…他のゲーセンだとそれなりに設定はバランス考えてるんですけど、筐体下部に『設定に関して申し出下さい。』と書いてあったので、スタッフの人に設定してもらった結果…。
 
ダメージは最小、難易度はノーマルになり、やっと最高8面まで進めるように…。
 
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全体バランス的に最後の作品として、せめて1943みたいな武装が欲しかったかなと思いますし、敵弾のスピードやパターンが今風であるため、意外に避けづらい箇所も多く、実はこの1944…あの『バトルガレッカ』や『魔法大作戦』シリーズを手掛けたエイディング&ライジングがサポートとして参加していたそうで…。
 
なんかできついと思ってました。(爆)
 
●アーケード版『1944 ザ・ループマスター』全ステージプレイ動画(海外版)

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