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懐かしのゲーム作品を語る…第290回『タイトーグランプリ 栄光へのライセンス』

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290作品目…300作品まであと10作。
今回は1987年にタイトーからFCにリリースしたレースゲー『タイトーグランプリ 栄光へのライセンス』を紹介したいとおもいます…バトルギアの家庭用版の源流で、コンパクトカークラス、スーパーカークラス、そしてF1と3つのカテゴリーを制覇していく内容です。
 
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操作方式は十字キー+2ボタン方式、十字キーの左右でステア操作、上下でシフトギア、Aがアクセル、Bがブレーキという構成になり、3速マニュアルを駆使しながら各区間の制限時間内に走破していきますが、コンパクトカークラスとスーパーカークラスはストリートレースとなり、制限時間内にゴールを目指して走り抜けていき、各区間を走破すると、賞金がゲットでき、その賞金を利用してマシンのカスタマイズしていきます。
 
制限時間内にそうはできないとリタイアとなり、ゲームオーバーの要素はないため、再参加する形になりますが、所持金が足りないとそのレースに参加できなかったり、さらに各レースのランクが一定値まで到達していないと、スーパーカーや各種パーツの購入もできなくなります。
 
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コンパクトカーとスーパーカークラスの場合、各都市を回りながらレースを参加していくのですが、都市によっては販売しているパーツ類が異なるのですが、最低でもタイヤとニトロことNOSだけは1戦終了する度に使い切ってしまうため、この辺も各コースを制覇するにあたってはこまめに購入する必要があり、ただミニにセラミック合金エンジンをスワップすると、マシンパワーとスタビリティとの釣り合いが悪くなり、どアンダーを誘発させてしまう事もあるので、この辺もエンジンスワップやギアボックスとのバランスも必要になります。
 
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ゲームバランス的にやはり制限時間のシビアさについては、タイトーらしいといえばタイトーらしいのだが、ゲーム構図とスタート時のシチュエーションが、どうもセガのアウトランを参考にしちゃいましたという雰囲気が見事出てますし、レース開始前にBGMセレクトも間違いなくアウトランです。
 
今だったら、間違いなくセガさんにお目玉食らっている事は間違いないけど、これのアーケード版である『フルスロットル』もアウトランのリスペクトだったので。
 
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一方、F1も全16戦制覇していくのですが、こちらもストリートレースと同様のタイムアタック重視であるため、普通のF1ゲーで当たり前である『順位を競い合う』と懸念でないため、この辺も純粋なF1好きなファンだと疑問を投げかけないでしょう。
 
F1だけ順位で競い合う形ならば、問題はなかったと。
 
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ゲーム全体内容を述べてしまうと、『ファミコン版のバトルギア』という部分が強く、順位よりタイムで競い合うのが基本になってしまってるし、同時にアザーカーの走行ラインも中途半端なラインにいるため、ぶつかってもいないのに接触してタイムロスを食らわされて泣きを見る事もあり、以前紹介した同社の3DめがねをつけてプレイするF1ゲー『コンチネンタルサーカス』よりシビアです。
 
同時に背景ももう少しバリエーションが欲しいとこ、FC限界の容量で夜景もいいけど、トンネル内での排気音のエコーも忠実再現してるこだわりがあれば、是非とも峠道や首都高といった背景バリエーションもほしかったなと。
 
ドライバーデータも一つしか作れないため、複数持つ事もできない他、ストリートレースとF1によるデータも別々というのも容量面的に工夫ができなかったのでしょうか?
 
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まぁ、当時のゲームとしてはバッテリーバックアップ方式を起用している作品であるため、データが消えるというぶぶんに関しては問題はないですね。
中古で大体、500円前後で購入できる作品ですし、グランツーリスモシリーズについて行くのがやっとだという人にはお勧めかなとおもいますね。
 
●FC版 タイトーグランプリ プレイ動画 ミニ
スタート時の構図はどう見ても、アウトランですね。(笑)
 
●FC版 タイトーグランプリ F1第16戦 オーストラリア

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