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今回は1991年にビデオシステムからリリースした縦STG『ターボフォース』です…あの名作STGのソニックウィングスを世に送り出したビデオシステムの隠れたSTG。
自機がランボルギーニのディアブロを飛行ユニットと武装した『ディアブローン』と呼ばれるマシンを操り、謎の敵集団を蹴散らしていく内容ですが、詳しい物語内容は不明。
操作方式は8方向レバー+1ボタン方式、メインショット発射オンリーになり、道中に現れるパワーアップを取るとメインショット火力が上がり、攻撃バリエーションが多彩になっていき、さらに『?』と描かれた稲妻マークを取ると敵を一層できる全体攻撃を展開します。
敵弾や敵に触れると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
全7ステージ構成ですが、周回制は不明。(笑)
ビデオシステムの作品は意外にマニアックな作品が多く、知名度が高い作品となればソニックウィングスとF1グランプリ、アイドル麻雀ファイナルロマンスRと4程度ですが、このターボフォースは意外にマイナーの分類に入る作品になります。
90年代初期のSTGはコナミのパロディウスだ!による名作STGのパロディ作品が多く出回り始めた年でしたが、カプコンのストリートファイターIIの爆発的な人気とコナミのグラディウスIIIやアイレムのR-TYPEIIによる高難易度作品を繰り出しによるSTG自体が氷河期に入ってしまったというかなり厳しい現実に突きつけられた時期であったため、あまり知名度も知られずに終わってしまった作品もいくつかあり、このターボフォースも例外ではなかったようですが、ターボフォースは最大3人同時プレイができるというのが売りでしたが、当時も3人同時プレイができる店舗も限られた店舗でしかできないため、あまり普及しなかったようです。
ゲームバランス的に後のソニックウィングスと比較すると、難易度的にやや高めの傾向が強く、パワーアップアイテムの出現パターンも意外に意地悪で、ソニックウィングスは一定時間にその画面上に浮遊するのに、ターボフォースは出現した同時に放射線状にゆっくり出てきた同時に徐々に速くなり、足早に消えてしまうという初心者泣かせな箇所があり、さらに緊急回避のボンバー的なボタンの役割もなく、同時にショット弾数によるレベル低下も激しく、火力レベルの維持をするという部分だけで、1面でもそれで苦しいハンデを課せられてしまい、全体的にかなり高いので、スキル自体も要求されます。
今なき本郷台にある玩具屋のポニー筐体でやった事があり、ディアブロが自機になって戦うというメチャクチャぷりにウケたので1クレ遊んだ事がありますが、ソニックウィングスみたいに初っ端から緩いハンデが無いため、意外な場面で手を焼くのは事実であり、その反省を活かしてソニックウィングスが誕生したのではと考えられますね。
残念ながら家庭用移植は無いですが、後のネオジオでリリースしたソニックウィングス3作目 のソニックウィングス3にて、隠し自機としてラインアップされてるようなので、ターボフォースと共にプレイしてみてはいかがでしょうか?