●P5第35話『ナッツの鍵とこまちの心』
【名台詞】
ブラッディ「大事な物は失ってから気付く物だ…全て失った時に残ってる物は…それが絶望というものだ…わかるだろう。」
★あらすじ(朝日放送公式HPより引用、一部修正。)
こまちが、小説『海賊ハリケーン』を書き上げたの!ナッツにチェックされて、7回目の書き直し。
でもよみおえたナッツが「おもしろかった」と褒めてくれて、のぞみもこまちも大喜び☆
これに刺激をうけたうららは、今まで以上に仕事におおハリキリ!
トーク番組で着る服を自分で選ぶため、のぞみ達も一緒にショッピングへ☆
そこで、ココはのぞみにパルミエ王国の話をするの。ココとナッツがパルミエ王国で王子様だったことや、ナッツに笑顔があったことなど…。
トーク番組で着る服を自分で選ぶため、のぞみ達も一緒にショッピングへ☆
そこで、ココはのぞみにパルミエ王国の話をするの。ココとナッツがパルミエ王国で王子様だったことや、ナッツに笑顔があったことなど…。
そんな時、こまちとナッツにナイトメアのブラッティが襲い掛かる!
さらにパルミエ王国を滅ぼしたのが、ブラッティの仕業とわかり・・。
★概要
16話以来のこま・ナツ中心のエピソード。
この辺もプリキュアシリーズにおいて恋愛絡みのエピソードのシナリオといえば、成田良美先生の十八番であることはお解かりいただけるはず。
16話のラストで、「修正すればいい物語になる。」とアドバイスをもらい、今回で7回目のチェックでやっとナッツからのオーケーがもらえる事ができた。
翌日、みんなと一緒に街の大型ショッピングモールへ買物に出かけ、モールの中心にあるセンターステージで一休みしていた時に、ナイトメア上層部の幹部であるブラッティが目の前に現れて、持っていたコワイナーの仮面を使い、結界を作り出し籠の中の小鳥状態になってしまったこまちとナッツ。
ブラッティは巧みの話術を使って、ナッツが持っているドリームコレットを取り出させようとするが、ミントことこまちの一言で我に戻り、作戦は失敗に終わってしまったが、あと一歩遅ければ確実にぶらってぃの思うツボにハマっていた。
ナイトメア陣営において、カワリーノと同じぐらい策士的な戦略の持ち主であるブラッディは、カワリーノの元上司でもあった事は事実であるが、その後…カワリーノがデスパライアの右腕的な存在になってから、陰で彼の行動方針に対しての不満を抱いていた事実が語られており、その後の41話で彼の不満を持つ一面のハザマを覗く事ができる。
基本的に肉弾戦は強いかおもいきや、ブラッディが参戦したエピソードの大半が心理戦を突いた戦闘が非常に多いようだ。
しかし、このブラッティの名前だが、東映アニメーションのあらすじには、しっかりブラッディの名前は明記されているが、朝日放送のあらすじには『ミスター・バット』という名前に勝手に差し替えられているという誤植が起きており、放送終了した現在も修正されずにそのまま残っている。
●登場キャラクター
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ブンビーさん(今回も僅かながらの活躍)
カワリーノ(同上記)
ブラッディ
★エンドカード(上:修正版 下:放送当時)
上が再放送(←宮崎放送や地方局での放送された)時のバージョンであり、関東では2010年の時に東京MXテレビで初お目見えしているが、全国区では半年遅れでのオンエアであった宮崎放送が先にこのエンドカードが使われている。
使われたセル画は25話のクリスタルシュートで倒した後のシーンで、ココ達が駆け寄る場面のセル画をアレンジしたもの。
一方の下のエンドカードは、放映当時に劇場版告知入れたバージョンであり、宣伝スチール用のイメージ画からの流用。
この劇場版告知によるエンドカードはこのP5で一旦打ち切られたが、2014年にオンエアされたハピネスチャージプリキュア!において、オールスターズNS3の告知エンドカードを復活しており、以降のプリキュアシリーズの初期エピソードのエンドカードでは必ずしも行っているが、理由的に似顔絵募集による準備期間を兼ねての穴埋めではないかと推測。