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懐かしのゲーム作品を語る…第310回『忍者くん』

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310作品目、今回は1985年にジャレコからリリースしたアクションゲーム『忍者くん』を扱ってみようとおもいます。


後にシリーズ化されたジャレコの名作。
忍者くんを操り、崖や天守閣を登り詰めながら敵を殲滅していく単純な内容です。


操作方式は十字キー+2ボタン方式、手裏剣発射とジャンプで構成されており、敵に向かってジャンプすると、敵が気絶するので隙を狙って手裏剣で倒していきます。

敵を倒すと巻物が出現し、巻物を取るとボーナス点が加算、さらに『光の玉』が各面に1個落下してくるので、それを3つ取るとボーナス面に突入することができます。


敵に接触してもミスになりませんが敵の攻撃を受ける、制限時間がゼロになると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。


全4ステージ構成のエンドレス制です。



元々、UPLというゲームメーカーが手掛け、83年にアーケードに初デビュー、以降続編も作られ、85年にジャレコ名義でFCに移植した作品になり、後にジャレコが『忍者じゃじゃ丸くん』シリーズとして世に送り出す事になります。

コミカル要素が高いですが、ジャンプして相手を気絶させてから敵を倒すというテクニックがいかに要求され、手裏剣もド派手に連射できないので、手際よく倒してクリアするにはちょっとした戦略も必要になり、ゲームバランスは悪くないですが、ジャンプアクションによる足場確保も極めて重要になります。


難点は手裏剣の発射が連射できない点が一番難点であり、発射する前に敵の攻撃を受けてしまう事故も多発する事もしばしばで、まだこの時代は連射力が必須するゲーム作品も少なかった時代でしたので仕方がないといっちゃ仕方がないかと。


自分も結構遊んでますね、ジャンプして気絶させてから敵を倒すというシチュエーションも結構病み付きになれる作品だとおもいます。

先程解説したUPLは、1980年中期~90年中期に『オメガファイター』や『アトミックロボキット』、『宇宙戦艦ゴモラ』、『アクロバットミッション』等を世に送り出してきましたが、90年中期にAOUショーにて新作を発表した矢先に突然倒産したという唐突な話が出てきたぐらいで、ただ『忍者くん』シリーズ以外の作品はあまり知名度的に低かったのも原因でしょう。

ましてや、『宇宙戦艦ゴモラ』と『アクロバットミッション』はあまり知られてないマイナー作でしたので。


現在はプロジェクトEGGというメーカーが買い取り、バーチャルコンソールで配信されてますから、興味があればプレイしてみてはいかがでしょう?

単純なれど奥が深い作品です。

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