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懐かしのゲーム作品を語る…第320回『ジャイロダイン』

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320作品目、今回もSTG作品…今回は1986年にタイトーからリリースの『ジャイロダイン』。

戦闘ヘリを操り、敵部隊を殲滅する内容ですが、以前紹介した『タイガーヘリ』とは違う攻撃パターンになっています。


操作方式は十字キー+2ボタン方式、対空バルカン砲と対地バルカン砲を撃ち分けながら進み、AとBボタン同時押しでホーミングミサイルが発射され、対空・対地による攻撃能力を持ちます。

敵機や敵弾に触れると1ミス、復活方式は『戻り復活方式』となり、残機ゼロでゲームオーバーですが、規定スコア毎に1機追加されます。


ステージ構成はエンドレスとなります。



タイガーヘリと比較すると、ボンバーによるド派手さはなく、環境音のみであるジャイロダインですが、攻撃パターンもナムコのゼビウスからのオマージュという部分はかなり強く出てますが、ゼビウスの対地攻撃のブラスターは単発なのに対し、ジャイロダインは連射ができるという部分では一枚上手といった感じでしょう。

元々、アーケードからの移植ですが、ジャイロダインはそれほど知名度的に高くなく、マニアックなSTGファンなら分かるぐらいになります。



またこの作品は、攻撃対象にならないモノを破壊すると得点がマイナスになるギミックがあり、家や動物、救助人、通行中のクルマを撃ったりすると減り、さらに続いてくると、森の中からゲリラ兵に狙撃されてしまうというペナルティ要素もあるので、不必要な攻撃を控えて攻撃ランクを上げさせない事も重要になります。


難点は、あまり派手さも無ければ、派手なBGM、SEも無いため、意外に地味すぎる作品に止まってしまってますね。

あくまでも環境音重視にしましたという部分もありますけど、究極タイガーと比較してしまうと、やはりかなり負けちゃってる感が出まくりですが、以前紹介した『ファイティングホーク』とさらに比較してしまうと完全に負けちゃってます。


他機種ではPS2のタイトーメモリーズ2下巻に移植されてる程度ですが、画質はいいけどやはり…言わなくても分かります。

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