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懐かしのゲーム作品を語る…第326回『クライシスフォース』

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326作品目、今回は1991年にコナミ・デジタルエンターテイメントからFCにリリースされた『クライシスフォース』…コナミFC末期において、レアソフト的な存在である隠れた名作です。


●ストーリー(Wikipedia内のクライシスフォースから引用。)
 
時は現代、東京の同じ高校に通う双子の兄妹、アスカとマヤ。2人は古代遺跡研究家の両親と、ごく普通の生活を送っていた。
 
ところが、ある日を境に2人は、同じ不吉な夢を見るようになり、それがまさしく現実となってしまった。1万年の時を経て古代国家アトランティスがかつて滅び去った世界各国の古代文明と共に、7つの化け物を復活させたのだ。
 
アトランティスの未知の兵器を前に、現代の科学ではなす術がなかった。
たちまち戦火が世界を覆い、ついに魔の手は日本にまで及んだ。アスカ達の両親も巻き込まれてしまい、息を引き取る寸前に2人はある真実を聞かされた。自分達は本当の両親ではなく、17年前遺跡発掘のために訪れた無人島で、古代ムーの民によって作られたオーラウィングと、その中の生命維持装置で生き残っていた、赤ん坊のアスカとマヤを発見したということを――――。
 
そう、2人とは1万年前にアトランティスと最後まで戦った、ムーの勇敢な戦士の子供だったのだ。アトランティスが復活した今、自分達の使命に目覚めたアスカとマヤ。他に人類を救える者はいない。
 
2人は未知なる力を秘めた2機のオーラウィングに乗り込み、暗雲立ちこめる大空へと飛び立った。


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操作方式は十字キー+2ボタン方式、メインショットと変形ボタン、A・Bボタン同時押しにてボンバー発動という形になり、道中のアイテムキャリアーを破壊することによって攻撃パターンが変化しますが、前方やサイド攻撃、後方攻撃等の攻撃が可能になり、またさらに道中のブルークリスタルを取ると下部のカウントが上がり、5個取得すると100からの状態から巨大化による無敵状態となり、ゼロまでの間までは敵弾を受けてもミスを受けずになります。
 
通常状態で敵弾に触れる、または敵に接触すると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
 
全7ステージ構成1周エンド制です。
 
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90年代のコナミSTGでメジャータイトルといえば、グラディウスシリーズによるパロディ版のパロディウスシリーズが一番知名度が高いですが、そのメジャータイトルに影に隠れ、コアなコナミSTGファンでマニアックのSTGといえば、このクライシスフォースが有名で、現在でも中古ソフト店やブックオフにおいて、裸ソフトの状態でも2,000円~5,000円の相場で、特にAmazonやマニアックな中古店では完全に10,000円以上のプレミア価格まで付いてしまってる傾向が強いです。
 
自分は丁度登場時期であったのですが、学童のバザーでなんと500円で購入しまして、RF端子のFCで結構遊んでましたし、ノーマルでクリアした経験もあり、末期のコナミSTGでFC版パロディウスの次に遊んでたタイトルであり、そのグラフィックの凄さに感動し、「コナミもFCでもかなり頑張ったな。」と頷けましたし、ボス戦での動きもFC版グラディウスIIと同じぐらいよく動く作品だったので、RF端子のFCが使えなくなるまでかなり遊んでた作品の一つでした。
 
世界観も非常に面白かったんですけどね…先にアーケードに出していたら、恐らくパロディウスやゼクセクスの陰に隠れてしまってたのかもしれません。
 
この時、既にSFC版のグラディウスIIIやパロディウスだ!で人気を飛ばしてた時期であったのですが、このクライシスフォースは出荷本数的に極めて少なく、同時期に登場した『F1センセーション』もクライシスフォースと共にレア化されており、現在でも入手自体が難しいとも言われてる作品で、なかでもグラフィック面も結構当時のコナミのFC作品としては力が入っており、BGMも専用チップの『VRC IVチップ』と呼ばれるシステムチップがそのソフト自体のスペックとFCのスペックを限界まで引き出せるというのが最大の魅力であったのですが、先程の解説したとおり、出荷本数が少なかったという弊害でメジャー的な知名度を獲得できなかったのが敗因で、似たり寄ったりな部分でSFCにリリースしていた『アクスレイ』も同じ境遇にさらされてましたが、アクスレイはバーチャルコンソールにて配信されましたけど、クライシスフォースだけは本当にバーチャルコンソールに配信されなかったし、アーケードにも移植されなかったのも非常に残念過ぎたとおもいます。
 
 
しかし、このクライシスフォースを境に、コナミSTGの歴史も徐々に衰退の一途を辿る結果になってしまったのも無理もない話で、後の極上パロディウス以降から徐々に評価がガタ落ちとなり、沙羅曼蛇2とセクシーパロディウスで良い評価も選らずに惨敗、PS版のグラディウス外伝や以降のグラディウスリバースも知られずに消え、グラディウスIVで復活したとおもいきや、既にコナミはビートマニア等のビーマニブランドに力を注ぎ始め、PS2のグラディウスVで遂に外注生産という形になり、「コナミのSTGはどこで踏み外したのだろうか?」と疑問を持つようになりました。
 
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ゲームバランス・世界観も非常に良かったけど、久々に平塚の某所でクライシスフォースの裸ソフトを2,000円で購入し、互換機で起動してみたのだが、使っている互換機とクライシスフォースのソフトシステムとの相性が悪いためか、全く起動しないという弊害に泣かされており、予算の余裕があればAV端子のFCを購入してサイドプレイしたいと思ってます。
 
他機種であるが、PS2のエアフォースデルタにゲスト出演した経緯もあったようですね…やった事はないのだが。
 
●FC クライシスフォース プレイ動画 その1
 
演出とサウンド、心行くまで楽しんで下さいませませ。

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