大変遅くなりましたが、初代GTシリーズレース最終クラスのGT世界選手権こと『GTワールドカップ』についての攻略に入ります。
参戦車種も既に日米英限定戦同様、レース仕様にチューンドされたマシンとスペシャルマシンが参戦しており、日米英限定戦とほぼ同じセッティングで挑まないと結構優勝が難しいと考えてもいいかもしれません。
●傾向と対策は?
世界選手権というだけにあって、賞金もかなり多めですが、初代以降のグランツーリスモシリーズを触ってるユーザーだと少ないという感じが強いと思いますね。
規定集回数は3周でとり行われ、全6戦勝ち抜いていく形になります。
既にコースの各部分は紹介しているので、ここでは600馬力以上の高出力での各転戦による注意点をなるべく紹介していきます。
●第1戦 ハイスピードリンク 順走
ハイスピードリンク順走はメガスピード杯同様、高速寄りのセッティングでコーナリングでも踏ん張れるセッティングが一番の重要になります。
メガスピード杯では900馬力クラスのGTO、80スープラ、R33のGT-Rが並ぶというかなり厳しいものですが、この辺は500馬力前後のマシンばかり目立ちますが、特にWRC仕様のインプレッサの加速力は伊達ではないですけど、コーナー脱出時ででの高速域の伸びが決定的に決まるので、この辺は320キロまでたたきだせるセッティングを作るようにしましょう。
●第2戦 トライアルマウンテン 順走
日米英限定戦では逆走でしたが、世界選手権では順走でのバトルとなるトライアルマウンテン。
ここも600馬力以上による車種にとっては難所の難所ともいえ、特に路面のギャップが激しく、ちょっとしたことで車体が跳ねてしまって挙動を乱してしまうというリスクも多い場所も多く出てきます。
序盤の1コーナー目のS字もインに寄り過ぎたり、出口付近のアウトで車体が大きく跳ねてしまって挙動が乱れ、その隙に抜かれてしまうケースも多い。
特に最終のS字でミスをしでかすと一発で最下位まで転落するので、最後まで気を抜かないように。
●第3戦 グランバレースピードウェイ・フルコース 順走
高速域や低速域までバランスよくまとまっているグランバレーフルコース。
特に序盤の区間からトンネル手前まで一気にオーバーテイクを仕掛けていき、後は守りに入った走りで3周をきればそれほど難しくないですが、1コーナー目と次のヘアピン、トンネル手前の直角コーナー、最終手前の低速S字区間で、脱出の際にむやみにアクセルオンをやってしまうと大スピンをやらかしてしまうので要注意。
●第4戦 SS R5 順走
既に日米英限定戦で慣れている人もいますが、この辺で注意すべき点はヘアピンと最終手前の複合地帯での乱戦であり、特に一番注意すべき点として複合地帯での乱戦です。
特に一部の車種が縁石の乗り上げてしまって、バックする動作も入る事が珍しくもなく、特に4位以下にいる場合はこれに巻き込まれてしまい、上位に大きくアドバンテージを明け渡してしまうリスクも高くなり、特に高出力車種では進入スピードが高すぎて壁に接触して大きくタイムロスする原因が挙げられます。
複合地帯手前でしっかり減速をし、後続車にバチコンされないように上手く抜けきれるかが大きな鍵となります。
第5戦 ディープフォレスト 順走
高出力車種にとって非常に不利に陥りやすいディープフォレスト、特に序盤から中盤までの縁石がないため、ちょっとした路肩を踏めば挙動が乱れるのは目に見えてしまいますが、ここで一番の課題となるのが旋回性と安定性によるセッティングをどう活かすかが大きな課題となりますが、一番最適な近道が両立するという手もあります。
一番いい手として、馬力を下げて挑んで、コーナーギリギリまで粘って抜きにかかるというという手もありますが、一番良くても450~500馬力が理想、後はギリギリまでミスをせずに、
ルビィ「踏ん張るビィ!」
で抜け切れば、難所のディープフォレストは完走できると思います。
●最終戦 SS R11 順走
↓この辺に関しては、第17回の日米英限定戦の最終戦を参照。
初代GTによるGTモードの攻略をやろうと決めた理由的に述べていくと、後期のグランツーリスモシリーズでのGTモードのプレイ総時間が100時間以上を超えるというかなり長丁場的な作品になってきており、普通の人になると「GTをやりたいけど、時間の余裕がないし、GTモードで手軽に遊べたらな~。」という人為と、来年の2017年12月でグランツーリスモシリーズが誕生して20周年という大きな節目を迎え、家庭用リアルレーシングゲームの代名詞としてロングタイトルという事で、「是非、シリーズの原点を一度触ってほしい。」という意気込みで攻略プロジェクトを立ち上げました。
セッティングデータについても、まだ少し残っている部分も多いため、こちらも今回の攻略終了後も引き続き継続し、車種によるセッティングデータが完了次第に随時アップしていく予定です。
個人的に「この車種は意外に使いやすかった。」、「この車種でも意外に高出力車種でも張り合える。」という部分もありますし、現時点で下書きで完了してるのがFDとNSX-R、ランエボIIIといった感じですが、マイナー車種による部分もまだまだ研究する部分もあるかなと。
さて、次回の攻略特集についてですが、既にこちらも正式に決まりまして、FC版『沙羅曼蛇』をお届けしたいと思います…久々のSTG作品となりますが、実は同時期に同じFCである『ドラゴンバスターII 闇の封印』についての攻略研究も残っているので、こちらも頑張っていきたいと思います。