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懐かしのゲーム作品を語る…第365回『レーシングバトル C1グランプリ』

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365作品目、今回は2003年に元気からPS2にリリースされた『レーシングバトル C1グランプリ』を紹介したいと思います。
 
いや、懐かしい作品ですね。
 
クローズドコース化した首都高の都心環状線(C1)と阪神環状、鈴鹿サーキット、筑波サーキット、岡山国際サーキット、日光サーキットを舞台にし、三種類のバトル形式で戦っていき、最高ランクのC1グランプリ優勝まで描いた内容になります。
 
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操作方式は十字キー+9ボタン方式、十字キーはステア操作、ボタン操作はアクセルやブレーキ、サイドブレーキ、後方視点切替と視点切替、ハイビーム、セレクトボタンでNOSやスクランブルブースト発動という仕組みになり、速度表示の左側に『TIRE』表記はグリップ力を表し、青→白→オレンジ→赤の順に低下していきますが、特にRP戦とSP戦では重要な情報部分となります。
 
各レースのバトル方式は以下の通り。

●SPバトル
湾岸ミッドナイトRや首都高バトル、街道バトルでおなじみのバトル方式、相手のSPゲージをゼロにすれば勝利。
今作では同じ相手チームとの3対1によるバトルができる他、違うチームとの連戦が可能になった。
 
 
●DPバトル
街道バトルで登場したバトル形式。
各区間に決められた区域でドリフト走行で評価ポイント稼ぐバトル方式、相手マシンはゴースト表示されるため干渉はない。
但し、計測区間で停止や角度が取れなくなると集計終了、区間の終点までドリフトを決めるとボーナス点が加算される。
 
首都高と阪神環状はこのレース形式はない。
 
 
●RPバトル
今作登場した複数バトル方式。
プレイヤーを含めた6台によるレース形式であるが、壁や他車への接触するとRPが減少されていく。
RPが50以下を切るとピットでのペナルティストップが課せられるが、さらにRPがゼロになると強制リタイアというかなり厳しいルール。
 
以下に慎重さと丁寧さが求められるが、サポートアイテムによってそのペナルティを低減させる事ができる。

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元気の人気クルマゲー『首都高バトル』と『街道バトル』による戦いを一つにし、一つのパラレルワールド的な戦いを描いたレーシングバトル。
殆どが首都高バトルシリーズから参戦しているライバルとボスも登場するが、一部で街道バトルからのライバルも参戦し、『元気レーシングゲームによるプリキュアオールスターズ』みたいなノリにしている作品ともいえる作品になります。
 
特に首都高バトルZERO、首都高バトル01でボスとして登場したライバルもプロレーサーやワンダラー扱いになってるのもこの作品の一つですが、ゲームシステムは首都高バトル01をより一層プレイしやすくしてるのも魅力だったと思います。
最初に選択できるマシンも250馬力クラスのマシンであるS15やS2000、RX-8で行けば結構ラクラクにマシンチューニングも進められます。
 
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そして、マシンペイント機能も大幅にリニューアル。
 
使いやすさも向上された他、PS2専用のEye-toyカメラを使って好きなアニメやゲームのキャラを取り込むことにより、手軽に簡単な痛車が作れるというのもこの作品の最大の醍醐味でしょう。
 
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これまで作ってきたプリキュア系痛車の数々。
 
一番使ったのがDD仕様のRX-8、ドリームたん仕様S15ですね~…RX-8は13B-REWにスワップして600馬力仕様であったが、S15は直列4気筒の2.2リッターターボに格上げしたドリフト仕様を走らせたもんです。
 
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ゲーム全体バランスも首都高バトル01みたいな凶悪な部分も陰を身を潜めた感じにはなりますが、しかし一番の最大の難関が2周目に突入すると今まで乗ってきた車種はそのまま戦える『キープガレージモード』の解禁がやや難しくなったという点。
 
首都高バトル01は最後の自分のゴーストに勝利すればトゥルーエンドを迎え、タイトル画面に戻ると選択ができたのですが、今回は優勝後に今まで戦ってきたライバルでC1GPの選手以外のライバルを全ての形式で勝利しないといけないという形ですが、これも思うようにレーススケジュールが見事に一致しない事もあるため、この辺も少し泣かせられた部分もありましたね。
 
まぁ、ホンダ車がエアロパーツが装備できるという部分に関しては問題は無いけど。
 
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PS2で最も遊んだタイトルでもあり、グランツーリスモ4に続いて2番目に遊んだ作品でしたけど、グランツーリスモ4と首都高バトルZEROと比較すると台数的に物足りない部分もありますね。
マシンペイントシステムの向上さにはある意味で評価を与えてもいいですけど、Eye-toyカメラもフォーカス機能にオートモードやマクロモードがあったら助かるんですけど。
 
この次のKAIDO 峠の伝説を以て元気のPS2によるレースゲーはきえてしまったのが残念だなと思います。

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