366作品目、今回は2001年に元気からPS2にリリースした『首都高バトルZERO』を触れてみたいと思います…手元にソフトがないため、拾い物の画像による代用。
首都高速を舞台にし、十三鬼将と十二覇聖と戦いながら頂点を目指す内容となります。
操作方式は十字キーとアナログスティック+7ボタン方式、アクセル、ブレーキ、視点切替、後方視点切替、シフトギア操作、バックギア操作を駆使しながら首都高速全域にいるライバルと戦っていきます。
画面上部にSPゲージが表示され、相手のアドバンテージが広がるとSPゲージが減少していきますが、アザーカーやライバルマシンへの接触、壁への接触するとゲージが減少。
自ゲージがゼロになると敗北、相手ゲージがゼロになれば勝利となり、各チームメンバーを倒していくとチームリーダーが出現し、以降繰り返して勝利すると十三鬼将や十二聖覇のメンバーと戦っていき、最終的に真ボス『???』を倒せばクリアとなります。
●PS2 首都高バトルZERO 迅帝(じんてい)、白いカリスマ、???戦
94年にBPSからSFCに発売された『ドリフトキング 首都高バトル'94』を数えて、通算8作目になった首都高バトルZEROは元々、セガのDC(ドリームキャスト)版の首都高バトル2をPS2向けにリファインされたシリーズでルールも元々DC版の首都高バトルのシステムをそのまま継承しており、通り名システムとL.P.S(ラブ・パワーシステム)もDC版からの継承という形になります。
L.P.Sは搭乗車種の総走行距離が3,000キロ以上超えると、スペシャルチューニングができるという項目で一部の車種のみできるという形で、これができるできないによって途中で出現するライバルの条件にも影響があり、この後のシステムが続編の首都高バトル01のエンジンスワップという形で再登場することになります。
走行コースはアーケードの湾岸マキシ3シリーズ、湾岸ミッドナイトRと同じ首都高速の東京・神奈川エリア地域で湾岸線は大黒ふ頭から神奈川5号大黒線を経由して横羽線に戻るという形は同じで、今のマキシでは当たり前であり、01では走る事ができなかった八重洲線方面も走れるという部分も大きな特徴ともいえますね。
01になると、八重洲線が走れなくなった代わりに汐入JCTから東神奈川、横浜駅東口、みなとみらい、新山下経由による横浜ルートが走れるようになりましたね。
このPS2による首都高バトルシリーズで唯一、ホンダ車が使えるのがこのZEROのみで、当時は実名承認の認可を受ける前であったので、この辺もギリギリセーフできたのが大きな部分でしたから良かったのですが、01になって車種の実名化を同時にホンダ車の認可が下されなかったという非常に大きい代償を元気に突きつけられてしまったというメーカーとファンも非常に苦い結果を味わうことになりましたが、街道バトルシリーズと前回紹介したレーシングバトル C1グランプリはクローズドサーキットという設定上での認可を受けたのが幸いでしたけどね。
ゲームの操作性もグランツーリスモ、湾岸ミッドナイトRを触れている人ならすぐに慣れると思いますが、湾岸マキシシリーズから触ってる人だと意外にシビアな操作性も求められる同時にラフなハンドリングやアクセル操作をやってしまうと簡単にリアがブレイクしてしまうこともあり、特にポルシェやNSXは足回りが上手くバランス取れていないと結構泣かされる部分もあります。
自分もPS2を初めて購入した時、最初に購入したのがこの首都高バトルZEROでしたね~。
梨子「発売当時からやってたってこと?」
初期型の10000番台ではなく、中古で購入した30000番台機からなので、実14年も使ってきてまして、最近になってディスクトレーの開閉させるモーター自体が
寿命とトレーのガタも大分きてるので、近日中に中古のPS2を購入する検討をしてるんですよね。
BGMも01に負けないほどのカッコ良さで、未だに聴いても色褪せていないという感じが非常に出てますし、PS2の中古でも500~1,000円で購入できるというのが実情ですが、PS2の首都高バトルの中古で何故か01の方が非常に多いという部分もありますね。
(01も嫌いじゃないけど、使える車種が大幅に減ってしまったのはちょっと残念だよな。)
桃鉄と同様、「また、再びやりたくなってきた。」という買い戻してプレイしたい気持ちが強い一作ですね…。
首都高ZEROでホンダ車にエアロを組めるという部分があるんだもん、湾岸5DX+と違って。
ん?
花丸「なんで静岡で登録したマルのマキシのNSXはエアロは付けられないずら?」
…それはバンナムに言おうな。(笑)