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懐かしのゲーム作品を語る…第370回『街道バトル』

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371作品目、今回も元気作品…今回は2003年にリリースした『街道バトル』を紹介したいと思います。
バイパス道路の開通により、各街道がクローズドサーキットとなり、そこで街道サーキットの頂点を目指す内容。

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操作方式は十字キー+6ボタン方式、十字キーとアナログスティックはステアリング、各ボタンはアクセル、ブレーキ、サイドブレーキ、視点切替、シフトギア操作、バックギアとなります。

昼フェイズは賞金を稼ぎながらチューニングしていき、夜フェイズは各ライバルとの一騎打ちしていきますが、ライバルの中には特殊な条件を満たさないとバトルに応じないライバルもいるので注意が必要。
各エリアにいるボス『スラッシャー』を倒せばラウンドクリアとなり、次のステージへ進むことができ、負けてもゲームオーバーになるという要素はありません。

首都高バトルで不動の地位を築き上げた元気、今回は首都高速ではなく、一般道が舞台という設定という部分にフィーチャーに置き、首都高バトルとは別という形に沿って展開する形になってます。

●PS2 街道バトル オープニング&箱根スラッシャーMMC大字戦
コースは箱根、榛名、表六甲、日光いろは坂となり、いろは坂は第一と第二を2エリアとなりますが、第二は最終エリア。

登場車種もメジャー的な車種より意外にマニアにしか分からない車種もあり、この辺も意外にタイトーのバトルギアよりはマニアック過ぎる部分もあります。

バトル方式もパーツや資金、車種を掛けてのランブリングバトルもあり、ドリフトバトルやタイムアタック、SPバトル、タイムアタックとドリフトバトルを組み合わせたモードもありますが、特にタイムアタックとドリフトバトルを組み合わせのアタックモードは非常に難しく、特に第二いろは坂でMCR仕様のR34をゲットするには、このアタックで挑まないと獲得できないという難易度が高めという形になるため、この辺もかなり嫌らしい難易度になりますね。

コースデータも首都高バトル01と同じレーザー計測で作られたためリアルといえばリアルだが、挙動が首都高バトル01と首都高バトルZERO、レーシングバトルと比較すると挙動自体がもっさりとした動きが鼻につきます。

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後の街道バトル2やKAIDO峠の伝説もほぼこの挙動であるため、首都高バトルシリーズから触れてるとどうもこの挙動に違和感を覚えてしまうのも事実で、ゲームスタート開始時の選べる車種もコンパクトカーや小排気量車種なのだが、小排気量車で序盤唯一の戦力があまりにも偏りがあり、序盤のスラッシャー『MMC大字』はSPバトルであり、それでも苦戦を強いられてしまうというオチ。箱根をクリアすると榛名が解禁されてから、やっとマトモな車種に乗れる部分に関して厳しい部分もあり、初心者だと開始早々で投げ出しかねないかと。
(街道2と峠の伝説はSPバトルから先行後追い方式で改善されてるが…)

ある意味でバランス面が破綻してるため、首都高バトル01みたいな挙動バランスとセッティングなら良かったと思います。

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