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P5第43話『こまちの決意とナッツの未来』 エピソード詳細

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●P5第43話『こまちの決意とナッツの未来』

【名台詞 ①】
こまち「ずっと怖かった…勇気を振り絞って口に出した途端に、これまでのことや、これからのことが音を立てて崩れてしまうんじゃないかって…何もかもを失ってしまうんじゃないかって…ずっと怖かった。」

ナッツ「俺だって未来のこと考えたら怖くてしょうがない…。でも、こまちの未来はこまちのものだ…きっと、こまちに相応しいラストシーンが見つかるはずだ。」

【名台詞 ②】
ミント「そう…これは自分のため、自分にちゃんと接してくれる人達にちゃんと向き合うために! どんな未来になったとしても、私がちゃんとしていられるように!」

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●あらすじ(朝日放送 公式HPより引用・修正。)
こまちは、今書いている小説の事で悩んでいるの。
ある少女は、大好きな少年と最後のシーンで離れ離れになってしまう。

その時、少女のキモチは言葉にしなくても伝わる・・。
でもこれでいいのかな?

気持ちが伝われば、少年の未来の邪魔をしないかしら。
こまちは悩んでしまい、学校でもボンヤリ。
そんなこまちに、かれんは後で後悔しないようにすべきだとアドバイス。
ナッツハウスでも、のぞみ達にこまちにアドバイスをしてあげるように説得されたナッツが、こまちに歩み寄るの。
小説の少年と少女は、実はナッツとこまち自身の事。
こまちは後悔しないようにすることを心に決めていたわ。

まっすぐにナッツを見つめるこまち・・。
でもそんな時ハデーニャが姿を現した!

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★解説
プリキュア5によるこま・ナツエピソードで無印においては最後のエピソードであり全編的にシリアス的な寄りな物語になっているが、そんな二人の心境を揺れ動く内容の脚本を手掛けた村山先生が担当し、作画は奥山美佳氏が担当しているが、奥山氏による戦闘パートのシーンでここまで力が注いでおり、特にミントとハデーニャによるタイマン戦は一見の価値アリで、『動きには定評だが、デッサンは微妙』の河野博之氏に近い動きを魅せてくれる。

海賊ハリケーンの後の作品を手がけているこまちは、ラストシーンでの展開でどうしたらいいのか行き詰ってしまい、のぞみとミルクはナッツにアドバイスしてもらうよう説得するが、「いつでも相談するし、そのこまちが来なかったら仕方がない。」と悩んでしまう。

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公園で一人ベンチで座っているこまちと会い、「俺にできる事があればなんでも相談する。」と説得するが、「私はナッツさんに励ますばかりで何もしてあげられないし、ナッツさんにやさしくしてもらう資格はない。」と否定し続けるこまちだが、最終的にこまちは号泣してしまう。

「勇気を振り絞って口に出した途端に、これまでのことや、これからのことが音を立てて崩れてしまうんじゃないかって…何もかもを失ってしまうんじゃないか。」という優しさから生まれる恐怖感に怯え、その小説の少年と少女のモデルがナッツとこまち自身であるというという事。

既にファンの方はお気づきであると思うが、『パルミエ王国が復興し、こまちとナッツがそれぞれの世界で離れ離れになってしまい、二度と会えなくなってしまうのではないか?』という見解であり、近年のプリキュアシリーズでGO!プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア!でも「目標を果たした同時にプリキュアとしての氏名は終える。」という部分があるのだが、この辺に関して当時のプリキュアシリーズには描いていなかった。

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同時にナイトメア側では、カワリーノの狙いで、やはり例の黒いコワイナーのカードがハデーニャの下に手渡す事になる。
42話でブンビーに「黒い紙を渡されるかもよ?」とイヤミを言っていた本人がまさか当の本人に回ってきたのは予想通りであったが、何故カワリーノがブンビーを避けてハデーニャに手渡そうとなったのか?

ここに考えられるパターンは2つ。

『既に彼女の行動を監視していた。』
『前回の話で、偶然にカワリーノの耳に入ってしまった。』

というケースが考えられるが、その真実を知るのはカワリーノに本人しか分からないだろう。

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逆ギレし本部を飛び出したハデーニャだが、こまちとナッツがいた公園のベンチでたそがれてる矢先に偶然にもピンキー『ゴーレムン』発見、さらにこまちとナッツにも遭遇し、ハデーニャ本人としては今回のエピソードでかなり強運があったとともいえる。

同時にのぞみ達と合流し、コワイナーの仮面でコワイナー化したゴーレムンをのぞみ達が倒し見事ピンキーの取り返しに成功する。

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コワイナーを倒し、ミントことこまちは単独でハデーニャに立ち向かい、ハデーニャが放つ攻撃を素早い動きでブロッキングを放ち、同時にミントリーフを正面に放ち、ハデーニャを糸も簡単にフッ飛ばして大勝利を収める事に成功。

なお、このミントが放った攻撃の事を当時のネット上では『ミント砲』と呼ばれるネットスラングが生まれたが、P5シリーズが完結した同時にこの用語は完全に風化してしまい、このスラングを知ってるファンは放送当時のファンでしか通用しないモノになっている。

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戦闘後の翌日…書いていた原稿用紙をしまい、自分なりのラストシーンを見つけることに専念すると決めたこまちはいつものように図書室の本の整理に励むのであった。

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そして、ナイトメア本部に戻らずカワリーノとのぞみ達に対しての怒りを露にするハデーニャは次の44話で単独でリベンジに挑むことになるのだが、そして…次のエピソードで彼女が待ち受けるモノは、あまりにも非常な残酷な裏切りが待ち受けていたともいえよう。

●登場キャラクター

キュアドリーム(夢原のぞみ)
キュアルージュ(夏木りん)
キュアレモネード(春日野うらら)
キュアミント(秋元こまち)
キュアアクア(水無月かれん)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ゴーレムン(ピンキー)
カワリーノ
ハデーニャ
ブンビーさん(僅か数秒のみ)

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★エンドカード
43話まで劇場版の告知によるエンドカードが終わり、通常モードのエンドカードに戻された。
使用されたセル画でセンターのミルクは44話のラストシーンで元気そうに階段が降りてくる場面から、ココは同じく終盤シーンでシュークリームを食べようとする場面を使用しているが、ナッツのセル画は44話の前半シーンで新聞を読んでたときに振り向く場面からの流用である、

●ここに注目!
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このエピソードで裏のメインキャラはやはりハデーニャであろう。
黒いコワイナーのカードが回ってきた時「ふざけんじゃない!」とカワリーノに一蹴し、さらにブンビーの名前を呼んで八つ当たり、飛び出した同時に途方暮れる、出くわした同時に落としたピンキーをナッツが拾おうとしたら「これは私のモンだ!」と脅す場面はかなり笑える。

初登場の31話の時と比較するとかなりコミカルになっていたが、こういう部分がある敵は意外に大友ファンから好かれるという部分もある。

このエピソードでさらに…一番爆笑シーンが、

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りん「出たな!ナイトメア!」

ハデーニャ「人を化けモンみたいな言うんじゃないよ!」

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ハデーニャ「…化けモンみたいだけど。」

完全に素で認めてしまう。

これ以外にも結構笑える場面もあるので、未見の人はぜひ一度ご覧になってほしい。

●関連エピソード
終盤シーンにおいてここまでの本気度を見せられるエピソードは意外に多いが、緑プリキュアによる活躍は川村プリキュアシリーズでしか観る事ができない同時に、心にグッとくるものが多い。

そこで数シリーズのうちチョイスしてみよう。

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●Yes!プリキュア5GoGo!
第42話『こまちの決意とアラビアンナイト』

こちらもこまち中心のエピソードであるものの、P5GGになるとこまち&ナッツによる絡みのエピソードは急激に減ってしまっており、唯一のエピソードはこのP5GG第42話。

アナコンディの策略に陥り、完全にブチ切れたシビレッタはこまち達をアラビアンナイトの世界に飛ばして、ローズパクトを奪おうと勝負に出る。
しかし、物語を愛するこまちとナッツは、シビレッタが作り出した童話の世界観に対しての指摘をし、その隙に反撃に出るこまちの怒りにも注目だ。

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●スマイルプリキュア!
第42話『守りぬけ!なおと家族のたいせつな絆!!

川村プリキュアシリーズ後継作であるスマプリ42話、ひなとゆうたがマジョリーナに誘拐されてしまい、ひなとゆうたを救出するためにプリキュアになって戦うエピソード。
マイナーチェンジ技である『プリキュア・マーチシュート・インパクト』を習得した同時に緑川家に新しい兄妹が誕生するシーンにも注目してほしい。

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