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懐かしのゲーム作品を語る…第378回『ロットロット』

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379作品目、今回は1985年に徳間書店インターメディアからリリースしたパズルゲー『ロットロット』を触れてみようと思います。

意外にマイナー作品ですけど。(笑)

16ブロックに区切られたスペースにボールが落ちてきて、そのボーナス点ゾーンに入れていく単純な内容。

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操作方式は十字キー+1ボタン方式、十字キーは赤のカーソルを動かします、A・Bボタンはボールが入っているブロックエリアを他のブロックエリアのチェンジするために使いますが、1Pプレイの場合…緑カーソルはランダムに自動に動きます。

ボーナス点ゾーンは0点から50点ゾーンで構成されており、そのボールがボーナス点ゾーンに落ちると加算されていく仕組みになっていますが、逆にOUTゾーンに流れてしまうと画面下からカニが現れて、ボールを奪われて1ミスとなり、残機がゼロになるとゲームオーバー。

各ラウンドに規定スコアがあり、そのスコアを超えればクリアとなっていきます。

●FC版 ロットロット プレイ動画
元々は、R-TYPEやイメージファイト、ジッピーレース、ゲーム版の大工の源さんシリーズを手掛けたアイレムソフトウェアからリリースしたパズルゲーであり、最初はとっつきにくい部分があるかもしれませんが、ルールを理解すると意外にやりこみ度の高く、ゲーセンにあるメダルゲー並みにハマり、緑カーソルの動きに把握しつつボーナス点ゾーンに落としていく戦略性の高い要素もあります。

単純なれどハマりやすいという80年代のゲームとして、今の時代ならかなりウケるでしょうけど、当時のゲーム観点としてはあまりウケが悪かったためか、アーケードでは早々と姿を消してしまったため、あまり印象が残らなかったマイナー作だったらしく、とあるゲームサイトでは紹介されています。

FC版はアーケード版からのスピード移植したのですが、FC版も当時としてはあまりヒットもせずに終わってしまったようですが、パズルゲームが本格的に流行りだした80年末期にテトリスが爆発的にヒットし、その後にロットロットをリリースしていたら別の意味で人気を得ていたのではないかと。

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ゲーム内容的にみると、規定スコアと複雑な操作体系に不慣れを感じるのも事実であり、自分もこの独特な操作体系に足手まといを喰らわされたなと思います。

練習ステージとか実装したら少なからずでも先に進みやすくなったんじゃないかと思いますし、後はステージバリエーションも乏しいため、規定スコアが上がる度に同じ構図をプレイするので忍耐力がない人だと、すぐに飽きてしまうのもデメリットですし、対戦モードとか入れたら楽しめたんじゃないかなとおもいますね。

●AC版 ロットロット プレイ動画
FC版よりボールの動きは滑らか、明らかに差が大きいですね。

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