遂に50作品目突破、今回は久々のメジャータイトルであるタイトーのアルカノイドを触れてみたいと思います…1986年にアーケードとファミコンに発売されたブロック崩しゲームの代名詞ですね。
棒型の宇宙船『バウス』を操作、エナジーブロックでスペースウォールを破壊しながら、最終ボスの『DOH』を倒すのが目的になっており、全33ラウンド構成になっています。
操作方式はアナログ方式のジョグダイアルと2ボタン制ですが、ボタンはレーザーを獲得した時のメインショット発射、またはキャッチを獲得した時のボール発射ボタンとして使います。
エナジーボールは一定時間経過するとボールのスピードが速くなる性質を持っており、最終的に驚異的なスピードまで変化となるのですが、これは一種の永久パターン防止となり、エナジーボールを受け損ねるとミス、残りバウスが無くなるとゲームオーバーとなります。
アイテムはウォールを破壊した時に出現します、アイテムは以下の通り…。
●オレンジ=スピードダウン
エナジーボールの速度が低下する、低速時にさらに取るとものすごく遅くなる。
●水色=ディプラプション
取るとエナジーボールが一気に3つに分裂するが、次のアイテムが出てこなくなるが、1個になると再び出る様になる。
●緑=キャッチ
エナジーボールがバウスに止まり、ボタンを押すと再び飛ぶ。
●赤=レーザー
バウスが変化し、ボタンを押すとメインショットが発射し、敵やウォールを破壊する事ができる。
●青=エキスバンド
バウスが横に長くなり、受け取れる範囲が広くなる。
●ピンク=ブレイク
バウスがいるポジションの右端にワープゾーンが開き、入ると次の面へ進む同時に10,000点のボーナス点が獲得できる。 出る確率も低い。
●グレー=エクステンド
いわゆる1UP、バウスが1機追加される。 こちらも出る確率も低い。
80年代のタイトーのアーケード作品といえば、バブルボブルやレインボーアイランド、チェイスH.Q.、ダライアスと多くの名作が世に送り出した黄金期であり、このアルカノイドも非常にアーケードでもかなり人気を博した作品の一つとなり、その年の12月にファミコンへのスピード移植されました。
ファミコン版もアーケード版の独特の操作フィーリングを残すため、専用コントローラとの同梱されたパッケージで発売されたのですが、後期のAV端子仕様のFC、FCコンソール用のハードで遊べない他、アーケードでの実機では特殊なコントロールであったため、現在では残念ながら遊べる機会もめっきり無くなっています。
また、このゲームで一番大きな話題といえば、あの大物声優さんがこのゲームの大ファンである事はかなり知られてます…その声優さんとは、
あのドラえもんの先代声優さんである 大山のぶ代さんが大変有名ですね。
あの大山さんが全ラウンド制覇した事があるという事は、当時『トリビアの泉』にて紹介され、一躍有名になった事は非常に有名で、全国1位のハイスコアに続くスコアを出したことがある実力者という話を聞いた時はホントに唖然でしたね…ちなみにキュアビーすけは最高でもラウンド12辺りが限界ですが、
ドラえもんに圧倒的に離されてますね…。
特にこのアルカノイドでの序盤の難関がラウンド3で、これが上手くいくかいかないかによって、大きく左右されるのですが、一発クリアではごく僅かながらの確率だったかなと思います。
アルカノイドとの出会いは、幼稚園時代の時…さがみ野にある相模健康センターの1階にテーブル筐体が置いてありまして、ドラゴンバスターの隣にアルカノイドが置いてあった事は覚えており、1面すらクリアできずに終わったという残念極まりないガッカリプレイをした事は今でも鮮明に覚えております。
ファミコン版は以前、RF端子仕様で同梱版でプレイした事がありますけど、先程言ったとおり…12面が限界でした。
現在の他のハードでは、DS版のみになっており、アルカノイドシリーズではこの他にも続編の『リベンジ・オブ・DOH』、『アルカノイドリターンズ』、SFC版では『アルカノイド DOH it the Again』が発売されてましたが、SFC版は全面クリアした事があります…元祖よりは進みやすいステージだったのですが、33面のDOHが腕が追加されて画面を反転させるという荒技には結構泣かされたモンですけど、同時にステージエディット機能でよく遊び尽くしましたね。
再び、アルカノイドをやってみたいですけど…エミュ機に流石に無いのが悲しいですね、これも時代の差なのかなと。
●ファミコン版 アルカノイド 全ステージ制覇 1.4倍速