スープラのパワーユニットを載せた最速の大型セダン!スポーツカーキラーの代名詞。
トヨタ・アリスト V300 ヴェルテックスエディション JZS161型
マキシシリーズの大型セダンの中で、最も最速クラスといえばなんと言ってもこのアリストと答える人は多いはず、特にマキシ3から参戦しているJZS161型アリストは、マキシの大型セダンの中では最も最速候補として名高い。
JZS161型アリストは1997年に登場した2代目のアリストで、レクサスでは『GS』という名前で名乗っており、先代はあのスバル・アルシオーネSVXを手掛けたジウジアーロが手掛けたが、このシリーズからはトヨタ自社によるデザインとなったのだ。
パワーユニットは先代と同様、80スープラでも採用されている3リッターの直列6気筒DOHCインタークーラーツインターボ方式の『2JZ-GTE型』を採用、最高出力は当時の国内規制ギリギリであった280馬力を発生、トルク率も46.0kgfmと骨太なトルクを持つ強心臓、それを対応した電子制御方式4速オートマチックが組み込まれており、本気になればノーマル仕様のスポーツカーさえ抜いてしまうという隠れた戦闘能力を秘めている。
特にこの『ヴェルテックスエディション』は、内装は黒で統一化され、17インチのメッキアルミホイール、リアウィングが追加されたバージョンである。
マキシシリーズでアリストといえば、あの『テツオR』を思い出す方は非常に少なくないだろう。
このテツオRが誕生した秘話はマキシ3の未来研通信にて、元々デフォルトで入っていたNPC分身である『テツオ』が圧倒的に狙う『テツオ狩り』という用語を知ったのが最初である。
『テツオ狩り』とは、マキシ3シリーズの無差別級の分身データが最初に入っていたアリストのデータである『テツオ』は、プレイヤー間の噂でもノンプレイヤーデータでも非常に遅く、815馬力でも呆気無く倒せる事が噂で広まった。
これを聞いた開発者はテツオの強化版として作られたのが『テツオR』で、テツオよりやや強めに設定してあるが、このテツオRもプレイヤーでも勝てるようにあわせた設定であった。
そして、マキシ4からはそのテツオRの元ネタである開発スタッフである高橋テツオ本人がプレイしており、ご本人から挑戦状をもらった方で、NPC時代のテツオRとはまた違う強さを多くのプレイヤーを対決した方もいらっしゃるはず。
マキシ初心者の方でも、その強さを是非とも体験してみてはいかがだろうか…。
話はアリストの話に戻るが、このアリストのレクサス版である『GS』では、セルシオのV型8気筒ユニット『1UZ-GE型』を載せ替えた『GS400』と呼ばれる仕様も発売されていたが、2001年にはV型8気筒の4.3リッターの『3UZ-GE型』を搭載し、『GS430』に変更となった。
日本名であるアリストは2004年の11月を以て生産終了、同時にアリストの名前は消滅となり、翌年にトヨタが海外で点火している高級車ブランドのレクサスが日本国内での展開をスタートとなり、アリストから『GS』に統一されており、名称変更していても継承を受け継がれている。
このアリストでのモータースポーツ参戦といえばドリフトで競い合うD1グランプリのみで、SUPER GTで感染しているレーサー織戸 学選手が2009年シーズンで実戦で使われており、最高出力が800馬力オーバーという怪物アリストが大活躍した時期もあったが、2010年シーズンからアドバンカラーの80スープラにバトンタッチされた。
●トヨタ・アリスト CM動画
さらにこのアリストに隠し仕様として、セルシオと同様の『個人タクシー仕様』が存在する。
入力方法は、アリストに合わせて『1速から6速まで三三七拍子』を入力すると出現する、同時にストーリーモードで無敗クリアすると『マスタータクシー』という称号がゲットできるので、興味がある方は是非ともチャレンジだ!
●個人タクシー仕様のアリストの出し方
111→222→3333333→444→555→6666666
(同じシフトを入れる際には一旦ニュートラルを戻す形で入力する事。)