●P5GG第40話(第89話)『うららの歌声を取り戻せ!』
脚本:清水 東 作画:青山 充 【放送当時データ】2008年11月23日 朝日放送・テレビ朝日系列
うららのプロデューサーである鷲雄さんから、今度うららが出演するミュージカルのオーディションでの公演先がインペリアルホールでの公演という話から今回の40話のスタートであります。
これまで、オーディションに参加したのは良かったけど、かなり落選が多かったうららですが、このオーディションに参加であれば、春日野うららの名前を知れ渡るという事でしょうな。
鷲雄「来年、インペリアルホールでやるミュージカルの主演は、春日野うらら決定です!」
MA・JI・DE!?
りん「ちょっと、うらら!」
のぞみ「スゴイよ!スゴイよ!」
かれん「インペリアルホールって、何千人も入る大劇場よ!」
実際の東京国際フォーラムかなと私は思いますね、多分。
「ずっと地道な営業活動をやってきて…いろんなオーディションを受け、歌手デビューも果たした。」とこれまでのうららによる活動もホントにいばらの道でしたからね。
「肩の力を抜けば何とかなる!」と励ますりんにゃん…しかし、
うらら「いえ…今回だけは…。」
うらら「今回だけは絶対、合格しなくちゃいけないんです!」
何故、うららがこのオーディションに『絶対合格する』という意味とは…?
んで、同時にエターナル側では…。
アナコンディ「おやおや、呑気に水晶玉なんか覗き込んで…占いでもするんですか?」
シビレッタ「…あたしの部屋に入る時には、ノックしろと言っただろ!」
また始まりましたか、つまらない痴話喧嘩を…ホントに飽きませんな。
「この部屋は貴方の物ではなく、エターナルの所有物なんですけど?」と毒には毒で返すアナ姉さん…まぁ、実際年齢的にはシビレッタさんの方が上なんですけどね。(笑)
アナコンディ「役に立たない人間が、使えると思ったら大違い…水晶玉で人の将来を占うより、ご自分の未来を見たらどうなんです?」
アナコンディ「…真っ暗で何も見えないですけど?」
シビレッタ「…。」
シビレッタ「出ておいき! あたしは準備で忙しいんだ!」
アナコンディ「その準備が無駄に終わらなければ事を祈ってますよ。」
『真っ黒で何も見えない…。』となると、アナ姉さん…次に地下廃棄処分場へ飛ばすのはシビレッタさんである事は確かですが、同時にアナ姉さん側から言えば、「いつまでもプリキュアにやられっぱなしの婆さんがいきがるなよ。」と言う文句としても受け取れますな。
まぁ…その可能性も、次のエピソードがホントに…うん。
オーディションに受けるため、とにかく今は発声練習で己を磨く事にしたうらら…。
まぁ、そこに…。
シロー「…よぅ。」
シローことシロップでした。
シロー「なんか、いつもより様子が違うんだけど…どうかしたのか?」
うらら「…前に話したよね?」
前に話したこと…それは、
P5GG第18話にて『うららが何故、女優という道を選んでいるという理由』を…。
シロー「亡くなったお母さんと一緒に立ちたいって…。」
うらら「舞台の上で、お母さんは幸せそうに笑ってた…あの舞台から何が見えるのか…知りたいと思うようになったの。」
…この辺も、後半のシーンで…。
レモネード「舞台の上でお母さんが幸せそうに笑っていたの…あの舞台から何か見えるのか、私も見てみたいって…そう思ったの。だから、お母さんが立っていた…あの舞台に立つまでは絶対に諦めない!そう決めたの!」
これもネバさんとの戦闘中で言ってましたね。
シロー「わかるけど、あんまり無理をするのも…。」
うらら「同じなの…。」
シロー「…同じって?」
うらら「今度のミュージカル…お母さんが演じた最後のミュージカルと、作品も劇場も同じなの。 お母さんが女優として、そんなチャンス…二度と来ないと思うから!」
シロー「…そうだったんだ。」
まるで、何かに導かれたとような感じであり、同時に亡き母と同じ道を歩む事になるのかという事でしょうな。
それで、うららはこのオーディションで勝負に出たいと思ったのも、今回のオーディションにかかっているというわけですね。
うらら「絶対にやりたい! …でも、」
うらら「最終審査で上手くいくかどうか…。」
「大丈夫、きっと上手くいく…舞台の上から何か見えたか、教えてほしいんだ。」と確信してうららを励ますシロー…まぁ、この辺も今のうららの心境を知ってるのはシローことシロップ本人である事は確かでしょう。
シロー「お前が夢を叶えると、オレの夢も叶うと思ってるんだ。」
キュアローズガーデンへ行くという夢ですな…シローの最終的な目的がこれであり、同時にのぞっち達がキュアローズガーデンに行き、フローラが求めている真実を知りたいという目的もありますからね。
そこに…。
のぞみ「うらら~!いい物作ってきたよ~!」
とまぁ、のぞっち達がうららに手渡した物は…。
オーディションの合格祈願を込めて作ったブレスレットのアクセを手渡されたのでした…てか、P5GG第18話の時も手渡したっけ。
あれで、ツインテールの魔法が売れたのですから…多分、間違いなくいけると信じてる。
こまち「ところで、最終オーディションって何をするの?」
うらら「歌なんです。」
確かにミュージカルは歌と演技も必要になるため、この辺もかなり重要視されるというわけですな。
「歌ってみて。」とのぞっちに言われまして…早速、歌うのですが…突然、うららが咳き込みまして、んで…同時に。
うらら「ここは…?」
うらら「えぇぇぇぇぇッ! 何コレ!?」
何故、人魚!?
これは…まさしく、奴の仕業ですな。(爆)
かれん「困ったわ…この格好。」
こまち「ちょっと、辛いわね。」
くるみ「どうなってんの? コレ?」
のぞみ「何で私達、魚になっちゃったの?」
りん「…魚じゃない、人魚だよ。」
んで…。
シロップ「お~い。」
のぞっちの視線に何が見えたのか!?
(後編に続く)