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懐かしのゲーム作品を語る…第111回『ターボアウトラン』

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111作品目…トリプルぞろ目である今回は、1989年にセガからリリースした『ターボアウトラン』、アウトランの続編であります。
今回はアメリカ大陸横断を題材にしており、マシンはフェラーリ・テスタロッサではなくF40で、ライバルのポルシェ959と一騎打ちをしながらロサンゼルスへ目指します。
 
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操作方式はハンドル&アクセル、ブレーキ、2速マニュアルシフトと前作変わらずですが、マニュアルシフトにターボ発動ボタンが付いており、走行中にターボ発動すると急加速する仕組みになっていますが、インジゲーターがオーバーヒートだと発動できませんが、一定時間過ぎると再び加速可能になります。

全16ステージ構成で、途中のシカゴ、マイアミ、オクラホマにてマシンチューニングが可能になりまして、高出力のハイパワーエンジン、爆発的な加速を得る事ができる大型ターボタービン、コーナリング最高値のハイグリップタイヤが選択可能になりますが、各ステージで1回しか選択できないため、使用する区間に合わせる必要があります。
 
タイムがゼロになるとゲームオーバーですが、今作のみコンティニューが付いています。
 
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1986年に初代アウトランが大ヒットし、体感ゲーム黄金期を作り上げたセガが開発したアウトランの続編。
 
今までは美しいヨーロッパの風景を駆け抜ける内容ですが、今作は方向性が大きく変わってのアメリカ大陸横断レースに変更しての再登場という形になりましたが、今から2年前の87年にアウトランの派生であるタイトーのフルスロットルが登場し、ターボスイッチがあったためか、それの影響を受けた感じがありますが、今回のマシンはフェラーリ・テスタロッサからフェラーリF40に変更ですが、F40にオープンカーモデルは実際にありませんけど。(笑)
 
まさに『してやったり』という感じでしょうか。

内容によっては好き嫌いがある作品かもしれませんが、これが後のアウトラン2SPにて、16ステージフルコースモードが追加される事になります。
 
ゲームバランス的に前作と比較するとやや難度的に難しくなった感じがします…特に後方からパトカーに追いかけられると強制的に減速させられてしまい、一気にタイムロスとなるので、この辺もいかにパトカーから上手く引き離せるかが大きな勝負の鍵になります。
 
このターボアウトランは名前と画面の写真は見たことはあるのですが、実機を見たことが無かったのですが、実は意外な場所で見た事がありまして、横須賀の衣笠から先に進んだ武という小さな商店街の一角に小さなゲーセンがありまして、ひっそりと稼動していた事を覚えておりまして、数回プレイした事がありますが、これも意外に楽しい作品でしたけど…残念ながらそのゲーセンも既に某消費者金融の無人契約機のコーナーになってしまったという悲しい結末でした。
 
このターボアウトランは現在のハードで遊ぶ機種が無いですが、以前…富士通のFM-TOWNS版が発売されていたそうです。
TOWNSも既に時の彼方に消えてしまったパソコンでしたね。
 
●AC版 ターボアウトラン プレイ動画
音楽もホントにいいですね、特に『Shake the Street(9面からのBGM)』は自分がアウトラン2SPで必ずセレクトしている曲の一つ。
 
ちなみにパーツセレクト時のBGMは、あのセガの名作STG『ファンタジーゾーン』のショップ画面BGMのアレンジ版です。

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