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懐かしのゲーム作品を語る…第120回『飛鳥&飛鳥』

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120作品目、今回は1988年にタイトー発売、ビスコ開発のSTG『飛鳥&飛鳥』を触れてみたいと思います…タイトーSTG史上いろんな意味での歴史を残してしまった問題作です。
地球に現れた謎の異星人軍団『ギャラクシーハイター』が地球の歴史を変えよう企みを阻止するために時空戦闘機『飛鳥』が旅立つストーリー。

操作方式は8方向レバー+2ボタン方式と究極タイガーと変わらぬスタイル。
各エリア最深部にいるボスを倒すとクリアで、クリア後にボーナス面に突入してから次の面に進むという内容になり、全4ステージ構成の1周エンド制になります。
敵弾や敵機に触れると1ミスで、全機破壊されるとゲームオーバー。
 
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1988年にタイトーとビスコが手掛けたSTG。
1988年のタイトーSTGといえば、あの東亜プランとタッグを組んで人気を博した究極タイガーが爆発的な人気を獲得した事で有名になりましたが、その同年代に出たファイティングホークは演出が乏しさと知名度的に陰に薄れてしまい、この飛鳥&飛鳥もファイティングホークよりは知名度はありますが、ただ違う意味での知名度があります。
 
その『違う意味での知名度』は、ゲーム全体のデキの悪さで知名度を上げてしまったという汚点。
 
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実はこの飛鳥&飛鳥、タイトーSTGでメガブラスト以上じゃないかと推測できまして、まずスクロールの動き方がおかしく、究極タイガーや雷電は自機が傾いた方向に同時にスクロールするが、飛鳥&飛鳥は端にいかないとスクロールが働かなかったり、画面外からも敵弾をバンバンと飛ばしてくるわ、敵機が理不尽な場所から現れて接触死するわ、ボーナス面の敵機の数38機でパーフェクトと有り得なかったり、ボーナス面もミス扱いになる、あげくの果てには敵の装甲が硬すぎ、BGMやSE、グラフィックの描き込みに力が入ってない、エンディングが地球だけ見せて英文でごまかすとまぁ、スペースインベーダーで伝説築き上げたタイトーSTGの歴史上で酷い作品でしたね。

色々なレトロゲームを扱ってるサイトでも、散々ボロクソに言われてますね…何故、PS2のタイトーメモリーズ2にこんな作品を入れたのやら…。(ノ△T)
 
ショットパワーも強い感じもしないし、連射パッドを使っても速さを感じるのはショットだけ…まさに『タイトーはテキトー』というレッテルを拭いきれず終わった作品でした。
 
自分もPS2のタイトーメモリーズ2で、この飛鳥&飛鳥を知ったのですが、初めてプレイした時にいきなり敵に接触したり、画面外から敵弾に当たったりした時に「何?これ?」と疑いまして、さらに敵の装甲が硬いため、連射パッドを使っても全く効果は無く、音だけが連射するというアホな設定に「これ、本当にタイトー作品なのか?」と疑いつつクリアしましたが、エンディングもホントに手抜き感バリバリだったのが…それ以降、飛鳥&飛鳥はプレイしてませんね。(笑)
 
●PS2 タイトーメモリーズ2 飛鳥&飛鳥 プレイ動画 2面まで
いや、これほど酷いSTGは私が生まれてきた人生で最低サイアークな作品なのかもしれない。

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