135作品目、今回もナムコ作品…今回は1987年にバンダイナムコゲームスのギャラガの続編『ギャラガ'88』を触れてみたいと思います…あの初代ギャラガからの続編です。
一度全滅したギャラガ達が再び宇宙に現れ、新型に開発されたファイターが再び立ち向かうという内容になります。
操作方式は横2方向レバー+1ボタンのシンプル操作で溜め撃ちといったチャージショットはありません。
フィールド内にいるギャラガ達を全滅すればラウンドクリア、最終面に控えているボスギャラガを撃破すればエンディングとなりますが、ギャラガに接触や被弾する、トラクタービームで捕獲されると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
全29ステージ構成の1周エンド制ですが、途中のディメンションで難易度が大きく変化します。
初代ギャラガが登場して早6年…1987年に発表された『ギャラガ'88』は翌年が88年と言うことでタイトル付けされた続編となった今作は、新たにスクロールステージやボス戦の追加と前作には無かった新要素を盛り込んで登場した作品となりました。
前作、トラクタービームで捕獲され救出するとデュアルファイターに進化しましたが、今回は更にデュアルファイターの状態でトラクタービームで捕獲され、さらに救出するとトリプルファイターへと進化します。
また今回は道中にワープカプセルというのが存在しており、これを取ったままチャレンジングステージを終了すると、更なる上のディメンションに進む事になりますが、同時に攻撃難易度が上がりやすくなる同時にボーナス点も非常に入りやすくなるというハイリスクハイリターンな要素があり、本家AC版はディメンション5が最高で、攻撃やボーナス点もかなり高くなります。
また今回のチャレンジングステージにもちょっとサプライズもありまして、開始から終了までに1発も撃たずにギャラガ達をスルーすると特別ボーナスが貰えるという嬉しい配慮も…今回のギャラガ達の動きも前作以上に盛り上がっているのも確かで、ワルツやタンゴといったリズムにのりながら動き回るギャラガ達の活躍にも注目ですね。
ギャラガ'88による他のハードにおいては、PCエンジン版とゲームギア版があり、PS2版では『ナムコミュージアム アーケードHITS』、PSPとPS3のゲームアーカイブスでも配信されていますが、現在遊べるハードとしてPSPとPS3のゲームアーカイブスのみとなりますね。
また一時期、『中嶋悟のF1ヒーロー』を手掛けたバリエからLSIゲーム版も発売されていましたが、こちらはかなり入手困難だそうです。
●AC版 ギャラガ'88 プレイ動画
初めて、ギャラガ'88をプレイしたのは専門学校時代…本厚木駅近くのシルクハットでやり始めたのがキッカケで、丁度コズモギャング・ザ・ビデオや初代ギャラガもかなりやっていた頃でしたが、ディメンション2の12面辺りが限界で、あの時の店の設定もややハード寄りだったかなと思いましたね。
初代と比べてみると大分進化していることは確かですけど、コズモギャングから見てしまうとやや劣る部分もあり、サブウェポンの少なさがあるかと思いますが、ゼビウス3D/Gの時にも話したとおり、初代の雰囲気を壊したくないというナムコのこだわりがあったからじゃないかなと思いますけど、コズモギャングよりアイテム有無による攻撃ランクの変化があって自分としては意外に面白いと思いましたが、トリプルファイターになると動ける範囲も狭くなるので、自分はとにかくデュアルで粘りましたね。
今でもエミュ筐体で探せば、意外に見つかる作品なので暇があれば、AC版ダッシュ野郎と一緒に遊んでますね。
●LSIゲーム版 ギャラガ'91(ギャラガ'88)プレイ動画
これはかなり貴重である液晶ゲーム版ギャラガ'88ですが、タイトルが何故か『ギャラガ'91』というタイトルに変更されていますが、ゲームギア版も『ギャラガ'91』として販売されていたとWikipediaにて書いてありましたね。
【おまけ】ギャラガ'88 BGM集
1:20からのタンゴバージョンは、PS版『リッジレーサー・レボリューション』の起動時のミニゲームがありまして、全機撃墜すると新たな8車種追加があり、さらにあるコマンドでサーチレーザーでやるとマシンがチョロQみたいになるのですが…。
ビーすけ(代理DD)「あ、あれ…チョロQモードはセーブできないの?」
唖然になり、泣く泣くシングルモードで全機撃墜して8車種出したという辛かった思い出がありました。(爆)