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懐かしのゲーム作品を語る…第138回『スーパーパワーリーグ3』

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138作品目、今回は1995年にハドソン(現 コナミ・デジタルエンターテイメント)のスーパーパワーリーグ3を紹介しますパワーリーグのSFC版第3作品目。
1994年のセパシーズン終了データを基に作られた野球ゲームで、ナムコのファミスタと比べるとリアル系統が強い野球ゲームになります。
 
1994年といえば、セ・リーグが巨人がリーグ優勝、日本シリーズでも日本一になった年でもありましたね。
 
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ゲームシステムもボールの高低差がわかりやすい画面構成になっていますが、ファミスタシリーズみたいに10点差によるコールドゲーム制度は採用していません。
またバッティングの当て方も意外にシビアな部分があり、ホームランが非常に出にくい作品になっていますが、投球モーションや打撃フォームまで非常に細部までリアルで、また各球場の周辺背景や看板までも限りなく再現できています。
 
●SFC版 スーパーパワーリーグ3 プレイ動画
(横浜ベイスターズ×千葉ロッテマリーンズ)
投稿者とその友人さんによる解説付きのプレイ動画です…選手の動きにもご注目!
 
この頃の野球ゲームといえば、ナムコのファミスタシリーズがずっと人気を獲得していた頃で、パワーリーグシリーズはPCエンジンの野球ゲームとして登場しましたが、パワーリーグもPCエンジンからSFCにバトンタッチとなり、前作のスーパーパワーリーグ2から実況が追加されてまして、このスーパーパワーリーグ3は実況が入ったスーパーパワーリーグシリーズでは2作品目にあたり、スーパーパワーリーグ3のメイン実況を行っているのは、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの福井謙二アナウンサー、試合結果のニュース速報はこちらも元フジテレビアナウンサーの八木亜希子さんが起用されています。
 
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動きも非常に早いため、ファミスタと同じ感覚でプレイすると意外に上手く取れなかったり、ホームランも出にくいというハンデが非常に大きいため、いかにボールをバットの芯に当てられるかが大きな鍵になりますし、先読みして上手くボールを取るという形でいかないとあっという間に大差を付けられてしまうという危険性も大きいのですが、初心者救済の為にオート守備モードもある他、監督モードも実装されており、十字キーとボタンで選手に指示を与えていくというモードもあるので、複雑な操作が苦手な人でも野球ゲームが遊べるというのもこの作品の大きな魅力になるかなと。
 
しかし、バランスはまだいい方ですが、問題は音声面…。
 
音声が何だかカタコトな部分がありまして、例えば1番 ファースト 石井が、
『一番 ファースト イシ イ』と何だか違和感アリアリな感じで、同じ物でかつての『京浜東北線の 快速 電車は 当駅には停車いたしません。 山手線の電車 を ご利用下さい。』山手線と京浜東北線内の接近案内放送の初期バージョンみたいな感じでになっています。
 
続編のスーパーパワーリーグ4もデフォルトで入ってる選手の名前はまだしも、エディットチームで作った選手の名前が物凄く酷い物になってしまい、例えば『6番ショート 緑川』が『6番 ショート ミ ド リ カ ワ』とかなり残念なモノに…。
 
その点比べてみると、コナミの実況パワフルプロ野球シリーズは本当に良くできていますね…あっちも意外に難しいんですけど。
 
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他機種では本家版はPCエンジンとPC-FX、PS版も発売されていましたが、このシリーズで最後のシリーズとなったのがPS版パワーリーグを以て最後となってしまったのが残念でしたね…。
自分だけのチームが作れるという部分ではかなり好きだったので、専門学校時代の友人の名前や後輩の名前を選手に仕立てて、日本シリーズまで遊びました。
初めてプレイしたのが専門学校時代の寮にSFCがあり、そこからハマり購入したのがキッカケで遊びました。
 
音声面がしっかりしていたら、もう少しいい評価はつけれたんじゃないかなと思います。

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