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マキシ参戦車種紹介…第57回『シボレー・コルベット・スティングレイ(C2&C3型)』

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今も昔もコルベットはマッスルマシンの王道だった…。
シボレー・コルベット・スティングレイ(C2型・C3型)
 
マキシにおいてコルベットといえば、C6型のZR1を思い出すユーザーも多いが、やはり今のコルベットの形の元祖といえばこのコルベット・スティングレイをはずす事はできない。
このマシンがあるからこそ、今のコルベットへと継承されているのだ。
 
 
C2型コルベットは1963年に発表され、『スティングレイレーサー』の基本スタイルをそのまま継承したモノで、このC2型コルベットスティングレイが登場する前のコンセプトモデルから来ていると由来され、ちなみに車名の『コルベット』とは軍艦の一種で、近世から近代にかけて用いられた帆柱が3本の軍艦として、18世紀末から19世紀にかけてフリゲート同様商船の護衛や沿岸警備等に使われたモノが由来、さらに『スティングレイ』は海の生き物であるアカエイの英語読みからきている、ちなみにこのコルベット・スティングレイの名付け親はビル・ミッチェルという開発担当者が名付けたらしい。
 
搭載ユニットは5.3リッターのV型8気筒の水冷OHV方式のユニットのスモールブロック方式で、最高出力は253馬力と同じマキシシリーズで参戦しているS15型シルビアやRX-8とほぼ同馬力であるが、この当時の馬力としてはかなり高かったものといえる。
 
足回りはフロントはダブルウィッシュボーン方式、リアはトレーリングアームのリジットアクスル式を採用、さらにブレーキは初期の頃はドラムブレーキであったが、後に4輪ディスクブレーキに変更されている。
 
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リアからルーフまでの独特の形状『スプリット・ウィンドウ』と呼ばれるモデルが非常に人気を呼び、63年に生産されたモデルのみ採用され、途中で二つに寸断されたリアウィンドウが今のスポーツカーでも絶対マネのできない作りは、21世紀になっても右に出るものはいないという事を証明しているのは確かである。
 
グランツーリスモ4では、このスティングレイとレース仕様のスティングレイが存在し、下の画像のZ06は6.5リッターのV型8気筒エンジンを積んだ本格的なレーシングマシンで、ビックブロックと呼ばれたパワーユニットをこのZ06の心臓部に宿っており、当時のレースにおいては無敵の存在であった。
 
このコルベットのみ、生産は67年まで続けられたそうだ。
 
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そして、翌年の1968年にはC3型コルベット・スティングレイが誕生。
C2型より一層グランドツーリング色が強くなり、先代までのスプリットウィンドウは廃止されてしまったが、よりロングノーズになり、コーラの瓶みたいなコークボトルラインが採用、デザインは日系人のラリー・シノダ氏が手掛けた『Mako Shark』の原型をそのまま採用されている。
 
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シャシーとサスは先代のC2型から起用され、パワーユニットはV型8気筒であるが、他にも超限定仕様のZL1ユニットを積んだスティングレイが69年に発売され、生産台数は僅か3台しか作られていないという超プレミアのスティングレイが存在していたようだ。
 
1982年にはキャブレター方式からインジェクション方式に切り替えられ、C3型コルベット最後の年、1982年を以て生産を打ち切り、後のC4型コルベットへとバトンタッチされる事になる。
 
マキシにおいて、スティングレイの使用率から見てみると、意外にC3型が多いが、その一方でC2型が少数派止まりという傾向が強い。
これは、C3型スティングレイは現行型カマロSS、C6型ZR1に続いて乱入対戦での強さを物語っている事は確かで、後続からのブースト機能の強さや他車からの押さえ込みでもビクともしないという部分で選ばれているのではと推測できる。

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