●P5GG第22話(第71話)『のぞみ先生 大いに頑張る!』
脚本:赤尾でこ 作画:河野宏之 【放送当時データ】2008年7月6日 朝日放送・テレビ朝日系列
コージ「どんな道でも踏み出すこと…これを『千里の道も一歩から』と言います。 いつか君達が何かをやり遂げようとする時に思い出してほしい。」
早速、担任であるコージさんの授業を受け、「ココの授業ってスゴくわかりやすい。」と感心するのぞっち。
勉強が苦手だと言っていた頃とはかなり成長しました、別の科目はどうなのかは知りませんけど。
くるみいわく、「パルミエ王国の子供達にも解りやすく教えていた。」とのことで、コージさんことココは意外に国王以外でもこういった教師や評論家か向いてると思います。
これを聞いて…。
りん「うちのゆうとあいの勉強をみてくれないかな~?」
りんにゃんでした…実は、ゆうとあいの勉強を見てまして、話によると、その宿題を月曜までに提出しなくてはならなく、同時にご両親は仕事というりんにゃんの苦労の負担がかなり大きいモノでして…。
のぞみ「任せて!私が勉強、教えてあげるよ!」
えぇぇぇぇぇッ!大丈夫か!? のぞっち?
いや、その前にさ…ゆうとあいが初登場した5の13話にて…。
こんな事をやってたよね? お菓子取られてブチキレた事が…。
「あの子達に宿題をさせるとなると、一苦労なんだから…。」と手を焼かせるぐらいなのですが、絶対二の舞になりかねないと思いますが…。
「のぞみじゃ、無理じゃないのか?」と心配するシローなのですが…。
コージ「きっと、大丈夫さ!」
そこにコージさん登場、コージさんの推薦ももらったので、のぞっちがゆうとあいに勉強を教える事になりましたとさ…流石トントン拍子でいきますな~。
それを聞いて…。
シロー「いい気なモンだな…無責任に人を応援する前に…自分は頑張っているのかよ!」
何か思い出したコージさん、実はこのシローの一言が次のエピソードにて、シローとコージさんの間の関係の深い溝が明かされる真実が語られる事に…。
…というわけで、
のぞっちがゆうとあいの勉強を見る事に…てか、不安材料がありそう。
ゆう「え~? のぞみお姉ちゃんが先生?」
あい「大丈夫なの?」
のぞみ「大丈夫、なんでも聞いて?」
私、キュアビーすけも心配です…珍解答が出ない事を祈りたいとこ…。
ゆう「じゃ、分数って何?」
あい「二分の一ってどんな数?」
のぞっち、分数ってできたっけ?
「分数の何なのか知りたい!」という素朴な質問で…完全に行き詰った感じになり、「何も解らないんじゃん。」とツッコまれるのでした…。
その一方のナッツハウス側では…。
うらら「のぞみさん、大丈夫でしょうか?」
くるみ「どうせ、のぞみの事だから…小学生の質問に答えられなくって、タジタジになってるんじゃないの?」
まぁ…。
くるみの言うとおりです。(爆)
「二分の一というのは…」とその部分で完全に先に進んでいないご様子、のぞっちは国語だけは確かにいい点は取ってるんですよね、72点と自己最高だったようで…すると、
のぞみ「おせんべい!」
ゆう・あい「?」
おいおいおい、何…せんべいに切り替えてんの? 分数と煎餅は関係ないでしょーが…て、自分が食べたい事は目に見えてますが、いや…のぞっちのやり方に何かヒントがありまして、「煎餅をゆう君とあいちゃんと一緒に食べるとするならどうする?」とゆうくんに「渡しまして、半分に割りまして…。
ゆう「はんぶんこにする!」
のぞみ「そう!それが二分の一だよ!」
いや、流石だよ…真っ先にのぞっちが食べようと考えていたが、手元に一番解りやすい教材があった事は確かですな。
「さらにりんちゃんと私と食べるとなれば?」という問題で、さらに半分に割って四分の一にしながら教えていくのでした。
その一方のりんにゃんは店番ですが…。
何故かかれ・こまも来てました。(笑)
かれにゃんがりんにゃんの店にて、最後に手伝いに来たのは5の42話以来…「りん、一人じゃ大変でしょ?」とのことで、こまちさんと一緒に来たんですね。
同時にゆうとあい、のぞっちによる勉強で…。
かれん「とても、勉強してるには思えないわね。」
こまち「何か、お菓子の取り合いしてるけど…。」
お二方はそう思っていましたか…。(汗)
お次は理科の宿題でして、「ひまわりの双葉はどれなのか答えよ。」という問題で、あいちゃんは「双葉を見た事が無い。」とのこと。
そこで、のぞっちがりんにゃんにひまわりの種の袋を貰いまして、実際に植えてみようという事なのだが…。
いやぁ…あの、のぞっち…月曜まで提出しなくてはならないんですが、それだとかなり時間が掛かるのでは?
まぁ、それはさておき…ゆうとあいから、そのなかで一番気になっていたことが…。
あい「あのね、おせんべいの算数とか、ひまわりの理科とか…どうして、いっぱい覚えなきゃいけない事があるの?」
ゆう「なんで、勉強ってしなきゃいけないの?」
のぞみ「それは…。」
いや、のぞっち…以前、コージさんと一緒に熱気球に乗った時に覚えたはずだと思うのだが…。
「次までにちゃんとした答えを出すから。」という事で、ひまわりの種を植えた鉢植えをナッツハウスに戻ってきたのぞっち、双葉が出るまでの間…こっちで世話する事になったのでした。
「完全に小学生と同じじゃねぇか。」と呆れるシローですが、シロー…君は実際に学校に行ってないだからいえない身分だと思うのですが…。
コージ「シロップ、のぞみは今、自分の夢に頑張っているんだ…シロップも応援してあげるべきなんじゃ…。」
シロー「応援応援って、お前はいつも人に向かって、頑張って言うじゃないか! 自分で何か努力してやり遂げた事があるのかよ!」
のぞみ「シロップ?」
くるみ「突然、何よ!」
シロー「人に言うのは簡単さ…あの時はお前は約束した…それなのに、俺は信じてたんだぞ!」
ナッツ「おい!」
シロー「あの時も…今だって、何一つもできてないのは…お前の方じゃないか!」
既に放送当時、BS11や東京MXでの再放送を観た事がある方なら周知の通り、コージさんとココ、シローことシロップと交わしたキュアローズガーデンへの行くための方法を見つける為の約束…。
それをシローはずっと待ち続け、同時にココが見つけてくれると信じていたんですよね、更なる真相は次回の時に語りまして、同時にナッツハウスに立ち去るシロップなのでした。
まぁ、同時に…。
ブンビー「あの人、館長だったんだ…。」
と、考え込みながら僕らのブンビーさん、登場であります。
まぁ、何を言ったのかといえば…。
館長に気安く話しかけた同時にアナ姉さんに怒られたんですよね。
まぁ、それはさておき…のぞっちが植えていた鉢植えをホシイナーとして召喚、という訳でメタモルフォーゼ…まぁ、ブンビーさんのニードルバズーカの反動で、飛ばされたココとナッツ…ローズパクトをホシイナーの中に取り込まれてしまいましたが…。
ルーちゃんのファイアーストライクでワザと空に放ちまして…花が開きまして、(ひまわりの成長の応用)
ぞのままドリームたんのシューティングスターによって撃沈。
そこにゆうとあいがやってきまして、ひまわりの観察日誌をのぞっちに渡され、同時にゆうとあいから『勉強する事』に関することをゆうとあいに教えたのもこの時でした。
のぞみ「それは、ゆう君とあいちゃんが、自分だけの花を咲かせるためだよ!」
ゆう・あい「花?」
のぞみ「ひまわりは、水や太陽の光や、風や土を感じて大きくなるでしょ? ゆう君とあいちゃんも不思議に思ったり、何でだろうと考えたり…いっぱい勉強すると大きくなるの。」
5の11話で…。
コージ「『可能性』という気球だよ。色々な物を見て、聞いて、感じて、学ぶことで気球は膨らむんだ。のぞみの気球はテスト勉強をより膨らますひとつの方法だよ。将来の夢ができた時、高く飛べるように。」
以前、コージさんから教えてもらった事をのぞっちがゆうとあいに教えたということ…いつか、いい先生になれるよ、きっと。
まぁ、そのラストに…。
ローズパクトから歪んだパルミエ王国の国王の王冠が現れまして、これがその後の展開に大きな転機を迎える事に…。