いよいよ本格的なコース攻略編、今回はサーキット三連戦を攻略!
ちょっと長い概要説明で時間を潰しましたが、今回はいよいよ本格的なコース攻略に入ります…今回はショートサーキット編。
序盤のスプリントレースで必ずしも走るコースで、ライバルカーの難易度もそれなりに高くありませんが、高速域での荷重移動がしっかりできていないとすぐにスピンするので注意です。
スプリントレースでは最初から登場し、WGP戦の第1戦目はこのコースになります。
●コース難易度
スピード域:A テクニック:C コース距離:C ライバルランク:E
スプリントレースでは難易度が低いため、賞金額が少ないのでこの辺での稼ぎはあまり効果は期待できませんが、ゼロツー(←Ver1.02)からのデータ引き継ぎによるボディ買取による資金調達で、前々回において紹介したSTEP2からのチューニングレベルなら簡単にクリアできます。
【注意】
掲載されているマシンは既にフルチューンによるもので、走り方は共通ですがあくまでもタイムアタック重視による部分も織り交ぜておりますのでご了承下さい。
スタート開幕直後、最初の1コーナー目はRがキツめにとられていますが、フルチューンの場合は5速の状態でクリアできます。
しかし、WGP戦の場合は5速ハイパーと既に最初から5速ハイスピードギアのボックスを購入していれば、4速でホールド状態でも維持できます。
タカラのダンロップアーチに差し掛かったら、ここから一気に5速(6MTは6速へシフトアップ)し、一気にスピードをのせて行きましょう。
ここでの速度域は約160~190キロが理想です。
すぐに最終コーナーなので、フルチューンの場合は特にアクセル全開によるリアのトラクションが失った時のスピンはできるだけ避けて下さい。
ここは約180~200キロ前後あればそれなりに難しくありませんが、スーパークイックの場合…ちょっとした荷重移動でスピードを殺してしまう事も多いので、スピードには細心の注意を…。
●ショートサーキットでの目標タイム(タイムアタック時)
★1ラップ目 目標タイム:0’21"00
★2ラップ目以降 目標タイム:0'19"00~0'18"00
★総合ラップ目標:1'01"00
タイムアタックでは、特に高速域でのスピードの維持の仕方が勝負の鍵となり、タイヤを鳴らさないような走らせ方が求められます。
腕に自信があればノーマルステアでも十分走れますので、この辺も自分のスキルに併せて挑んでみてはいかがでしょう。
このコースも序盤のみ走る程度ですが、本格的なタイムアタックを攻めるとなればかなり短時間が勝負の鍵になります。
次回、ミドルサーキット編に続く。
●PS版 チョロQ2 ショートサーキットBGM
●今回の往年を飾った名車達…第1回
★チョロQ65号『いすゞ ベレットGT タイプR』
1963年にいすゞから登場した小型車で、その最速モデルがこの『GTタイプR』。
名前の由来は同社の上級モデルであるベレルの小型版を意味にしたもの。
車種全体も丸みが強いデザインを施し、ハコスカGT-Rこと初代スカイラインGT-Rが登場する前、軽量なボディを生かし、国内レースで圧倒的な速さとコーナリングを武器にし、各地のサーキットで大暴れした。
国産車初のディスクブレーキを初採用、このベレットから始まりから以後のスポーツモデルによるディスクブレーキを多く採用されるキッカケを作ったが、1970年代にオイルショックによる排気ガス規制を受けてしまい、73年に生産終了。
ベレットGTは17,000台を世に送り出してきており、現在でも愛好家もいるほどの名車で、現在のいすゞは乗用車部門から撤退している。
★チョロQ9号『トヨタスポーツ800』
1965年にトヨタから発売された小型車で、トヨタのライトウェイトスポーツの歴史を切り拓いた名車中の名車。
当時の大衆車であるパブリカをエンジンとシャーシを流用し、徹底的な軽量化と空気抵抗の抑制を追及し、総重量も580kgという驚異的な軽さは今のトヨタ車からでも考え付かないほどで、同時にオープンモデルでモノコック構造を採用していた。
790ccの空冷の水平対向式2気筒OHV方式エンジンを搭載し、最高速度は155キロと当時の国産小型車においては最速を誇り、「パタパタパタ…」という独特のエンジン音を轟かせながら日本各地を駆け回った。
★チョロQ81号『マツダ・キャロル』
1962年にマツダから発売された小型車で、当時人気を博したスバル・360に対抗して作られた。
エンジンはアルミシリンダーを採用した360ccの水冷4ストローク直列4気筒エンジンを採用している。
エンジン後方に搭載されてる部分を見ると、まさしくスバル・360を意識したという部分はほぼ変わりはないが、キャロルの名前は、その後のオートザムから発売されたオートザム・キャロルへと受け継がれる。