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マキシ参戦車種 第43回『日産 スカイラインクーペ 370GT タイプS』

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スポーツ路線から高級車路線へシフトチェンジした12代目スカイライン!
日産 スカイラインクーペ 370GT Type-S
 
2000年前半に、スカイラインはスポーツ車種路線から高級車路線へシフトチェンジされたが、そんな高級車路線に変更した現在のスカイラインで唯一のクーペモデルなのが、このV36型スカイラインクーペである。
V36型スカイラインは2006年11月にセダンモデルが発売され、クーペモデルはその翌年の2007年10月に誕生したが、クーペモデルとしては事実上の11代目となっている。
 
シャーシは『Eプラットフォーム』と呼ばれ、先に登場したセダンと同じ共通のシャーシとボディが使われており、前後バランス配分も前55、後45という配分になっている。
足回りはフロントはダブルウィッシュボーン式、リアはマルチリンク式サスペンションを採用、このType-Sに新たに曙ブレーキ工業製の4輪アルミキャリパー対抗ピストンブレーキが追加され、ミッションは近年はAT主流が多いが、2000年後期に登場したマキシ車種でZ34と同様の6速マニュアル方式のトランスミッションが与えられている。
 
パワーユニットは、同じマキシ4で参戦しているZ34フェアレディZとY51フーガで採用されている『VQ37VHR型』を搭載、最高出力は336馬力であるがマキシの表記では333馬力と変更されている。
 
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2001年6月に現在の路線系統に切り替わったスカイライン、これまでハコスカやケンメリ、ジャパン、DR30、R31~R34まで角張ったボディにスポーツ色が強い印象が大きく残っていた。
何故、スカイラインがいきなり高級車路線へ切り替わったのか…それには訳があった。
このモデルから日産はスカイラインを海外での本格的な販売展開を実施する事が決まっており、特に北米の日産のブランドである『インフィニティ』では、既に先代のV35型スカイラインクーペで『G35』という名前で販売されていたからである。
ちなみにこのV36スカイラインクーペの輸出名は『G37クーペ』と名乗っている。
『G37クーペ』V36型スカイラインクーペが北米で販売されたのは、日本で発売される2ヶ月前の同年8月に販売されていた。
 
同じ日本車で海外ブランド名で展開しているモノで、日本で一番知名度的に知られているトヨタの北米ブランドであるレクサスが一番知られている。
他にもホンダも北米ブランドとしてアキュラというブランドも存在するのだ。
 
 
しかし、V35が登場した当時に国内のファンからは「スカイラインらしくない。」と批判される声も多かった。
 
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だが、元を辿ればスカイラインの先代である日産とプリンスが合併する前のスカイラインの元を辿れば、最初の頃は高級車路線であったが、V35はかつての高級路線であったスカイラインの先祖帰りではないだろうか…。
1957年に誕生した初代も高級車で、ハコスカやR34みたいにスポーツ路線の原点となったのは、1960年の秋にスカイライン・スポーツと呼ばれる名車が誕生、その後の1962年春には『チャイニーズ・アイ』と呼ばれた釣り目の4灯式のヘッドライトが印象であった。
 
だが、そのスカイラインクーペも高級車の中にスポーツマインドが眠っていることは確かであるが、今後もスカイラインはこの道を進むのではないだろうか…。
残念ながらこのV36でのモータースポーツ活動は無い他、マキシでのドレスアップパーツのワークスステッカーはZ34とY51フーガと同様の車種ロゴとなっている。
 
●V36スカイラインクーペ CM動画 イチロー選手バージョン
●V36スカイラインクーペ CM動画 渡辺 謙バージョン

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