●スマイル16話『れいかの悩み!どうして勉強するの!?』
脚本:成田良美 演出:芝田浩樹 作画:青山 充 美術:田中美紀
【放送当時データ】2012年5月20日 朝日放送・テレビ朝日系列ネット
放課後、学校の屋上で黄昏るみゆきち、あかね、なおなお、やよい…初っ端から五月病ですか!?
あかね「中間テスト、英語が一番アカンかった…。」
やよい「私は数学が…」
なお「私は歴史がね…」
みゆき「私なんか…」
みゆき「私なんか全部だよぅ~。」
みゆきちは、小々田先生による授業を受けてみるべきかな…意外な科目が伸びるかもよ?
まぁ、そこに…
れいか「元気を出して下さい。」
スマイル陣営唯一の秀才であるれいにゃんに励まされるが…完全にナマケルダモードにSWITCH ON!しとるわ。
なお「れいかは学年トップだったんでしょ?」
やよい「入学してから、ずっとだよね?」
れいか「きちんと勉強すれば、次はいい成績取れますよ。」
みゆき「でもさ、なんで勉強しなくちゃいけないのかな?」
みゆきち、それはな…自分の可能性を膨らませるための課題みたいなモンだよ、君も小々田先生に…。(←しつこいよ。)
れいか「将来、困るからです。」
ストレート過ぎるってば。(爆)
あかね「ホンマ?学校の勉強ができへんてくても、そんなに困らん気がする。」
やよい「そうよね、数学とか科学とか…何の役に立つのかイマイチわからないし。」
お二人さん、そういう考えの人間が増えると、世界の未来は誰が背負うの?
一発で世界が崩壊するわ。
みゆき「れいかちゃんは、何故勉強するの?」
れいか「え…。」
まさかのまさかで、とんでもない難題にぶつかるれいにゃん…果たして、れいにゃんによる『勉強』とは?
で、今回初登場の青木家…
淳之介「よし、行くぞ。」
れいか「はい、お兄様。」
れいにゃんのお兄さんである淳之介さんとのジョギングから一日が始まり…
れいか「お母様、だし巻き玉子焼けました。」
静子「ありがとう、れいか。 助かるわ。」
この方が、れいにゃんのお母さんである青木静子さんです。
前回のエピソードのラスト付近で登場してましたね。
『何故、勉強をしなくてはならないのか?』…みゆきちからの疑問に悩み続けるれいにゃん…その答えはまだ見つからなかったのでした。
れいか「失礼します…お祖父様、入ってもよろしいでしょうか?」
曾太郎「入れ。」
この方がれいにゃんの祖父 曾太郎さんである…中の人は以前、フレプリのメビウス、無印なぎほの時代はベルゼイさんでした。
れいか「実は相談したい事があります…勉強は義務だと思い、励んでおりました。」
れいか「でも、それが…やりたいという自分の意志でもありません。」
『勉強だけじゃなく、生徒会になったのも推薦されたから…弓道部に入ったのも勧誘されたから…』と自分の将来について悩んでいた事に祖父 曾太郎さんから…
曾太郎「ならば、全て辞めてみるがよい。」
れいか「え?」
曾太郎「辞めて見える事もあろう…。」
まさか、れいにゃん…生徒会とかプリキュアも辞めるとか、言わないよね?
そして、学校にて…
れいか「私、辞めます!」
みゆき「辞めるって?」
れいか「生徒会副会長を…弓道部を…」
れいか「勉強を…」
おいおいお~い、動揺しちゃってるんだけどさ~。 完全に血迷ってるんじゃないよね、れいにゃん。
れいか「全てを辞めさせて下さい!」
どうすんの、全て辞めてどうすんの?
入江生徒会長「まぁまぁ、落ち着いて…青木くん、そんなに結論を急がなくても…。」
ほら~、生徒会長の入江さんも驚いてるじゃないか~!?
なお「というわけで、れいか…しばらく休んで、自分でやりたい事をじっくり考えなよ。」
れいか「はい。」
まぁ、「頑張り過ぎちゃったんじゃないかな?」とフォローするなおなお…さすが、幼なじみだもんね。
でも、勉強は義務教育だから受けなきゃダメだぞ。
『全てを辞めて、自分でやりたい事を見つける。』…曾太郎さんから言われ、自分がやりたい事に関して、さらに悩み続けるれいにゃん…。
それは、海より深い底にいるみたいに重く、まるで暗闇の中を歩くかのような感じでもあったのでした。
なお「放課後、私達と一緒に?」
れいか「はい、皆さんがどの様に過ごしているのか知りたいのです。」
れいにゃんの意見に賛同したみゆきち達…放課後、一緒に付き合う事に…果たして、ここで何かを見つけることができるのだろうか?
(後編に続く)