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P5第16話『こまち 小説家断念!?』 エピソード詳細データ

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●P5第16話『こまち 小説家断念!?』
脚本:成田良美 演出:石平信司・座古明史 作画:篁 馨・川村敏江 美術:井芹達朗


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★あらすじ(朝日放送公式HPより引用。)
 
みんなでこまちの書いた小説を読んでいたの。
みんな面白いと言ってくれたけど、ナッツだけが、面白くないと言い出し、こまちを落ち込ませたの。
正直に言っただけなのに・・・。

こまちを傷つけてしまった事が気になって、ナッツはこまちの家に言って励ます事にしたんだけど、こまちは小説をを書くのを辞めたと言い出した。
それをきいたナッツは、「こまちの夢はそんなに簡単に諦めるモノなのか?」と怒ったの。
 
その時突然、こまちの書いた小説の現行の中にみんなが吸い込まれてしまって…

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★概要
5シリーズにおいて、初のこま・ナツによる中心のエピソードとなる16話の最大のキーポイントとなったのが、やはりこまちの創作作品ともいえる『海賊ハリケーン』が一番の重要なキーポイントとなる部分である。
 
のぞみ達の評価は良かったが、ナッツだけが批判的な感想をとなった理由的が、『こまちが書いたこの物語で、こまちが何を訴えたいという部分が伝わってこない、説明しても分からないのであれば、読む意味も無いし、本にする価値も無い。』という部分を突いた所で、こまちは「そんなにいい話が簡単に書けるはずがないよね…。」とナッツハウスを飛び出してしまう。
 
のぞみ達からナッツの意見に対して抗議するが、「お前達は友達の書いた本だから贔屓目で読んだんだろ。」と一点張りするのだが、のぞみから「豆大福、二度と食べれなくなるかも。」とその一言で、こまちにどう説明したらいいのか悩んでしまい、結局…解決策も見つからずに自ら頭を抱えてしまう。
 
 
そこに、大型のバイクに乗ってきたこまちの姉 まどかがナッツハウスにやってきて、今回のこまちの一件を説明する。
まどか曰く、「少し言われたくらいですねるあの子が弱いだけ。これしきの事で、落ち込んでるようじゃ所詮作家になるのは無理。」と答えるが、のぞみ達はこまちの長所で反論、結果的にまどかも納得し、ナッツはまどかと共にこまちの自宅に行く事になり、同時にのぞみ達も後をつける事に…。
 
 
今回の脚本は成田先生で、こま・ナツを絡めたちょっと恋愛的なエピソードもあるが、プリキュアシリーズの恋愛要素はこの程度が一番丁度いいレベルともいえる。
 
ハピネスチャージみたいな恋愛要素を重点に置いてしまうと、逆に小さい子が面白さ的に半減しかねない、連枝要素を重視に置くプリキュアシリーズの物語は同人誌や二次創作が一番いい部分じゃないかなと。
 
作画は川村先生と篁(たかむら)先生による作画担当で、特に川村さんと篁さんによる作画の描き方にも大きく特徴が分かりやすいのも魅力ともいえるし、やはりどのシーンにおいても、川村さんの作画のクオリティの高さには頷ける部分も多い。
 
また、この海賊ハリケーンに関わる話の部分として、35話でナッツの7回目のチェックで見事OKを貰い、創作小説のコンテストで応募した結果…48話で努力賞を取ったという素晴らしい快挙を果たした。
 
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そして、P5GG最終話にて海賊ハリケーンに続いての2作品目の製作も既にスタートを始めており、ナッツが最終的な校正チェックを行なうというこの関係も既に鉄板的な部分となったともいえよう。

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★戦闘シーン
今回の舞台は、こまちが描いた小説『海賊ハリケーン』のワンシーン…豪華客船が海賊船に接近してくるという場面の海賊船上での戦闘で、マスト型のコワイナーとアラクネアが参戦という形であり、今回のコワイナーのリーチ力も途轍もなく高い。
 
序盤は完全に崇拝されてしまうが、自分の書いた小説で皆を不幸にしてしまったと再び絶望するが、「自分の書いた物語を勝手に利用されて悔しくないのか? 自分を責めて落ち込んでも何も変わらない。 最初から上手く書けるはずがないんだ。」とナッツに励まされてからのミントことこまちの反撃の場面は非常に見応えがあり、特にアラクネアに対して、「これは私の物語よ!勝手に変えさせたりしないわ!」はこのエピソードで唯一のこまちの名言である。
 
物語の中での戦闘はこのエピソードで初で、後の38話ではミルクが書いたシンデレラの世界でブンビーさんとの対決、さらにP5GGの13話、15話と16話の一部のエピソードでエターナルのシビレッタによっておびき寄せられた時の戦闘も、この場面が源流となっている。

●登場キャラクター
 
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ブンビーさん(僅かながら登場)
アラクネア
帆型コワイナー
秋元まどか(こまちの姉 初登場)

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●エンドカード
17話は青山先生による作画で、りんのセル画は中盤シーンにおいて落ち込む場面からの流用で、左側の男性は前半シーンでりんの店に来た時に使われたセル画からの流用…。
 
ちなみに左側の男性のモデルは、当時人気であった韓流スター ペ・ヨンジュンに非常にそっくりである。

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●名場面
『姉 まどかが語る…こまちの意外な一面』
 
いつもであれば、怖いもの知らずで、いきなりの暴走するイメージが強いこまち。
今回の一件でかなり傷心になってしまったが、「あの程度ですねるあの子が弱いだけ、これしきの事で落ち込んでるようじゃ、作家になるのは無理。」と、小町の意外な弱い一面をまどか自身が語る。
 
現実的で考えてみたら、漫画家でもこういった部分でぶつかるところもあるが、こういった経験も必要である事は確かだろう。
 
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●名場面 その2
『的確としたアドバイスで、こまちをサポートする事にしたナッツ。』
 
最初の感想によって、こまちを傷つけてしまった事を反省したナッツ。
戦闘後に物語の部分を上手くすれば修正できるという事をアドバイスする場面は、後のこまち&ナッツの関係の絆を深めていく。
 
のぞ・ココに続いてのP5カップルコンビの誕生の瞬間でもある。

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