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懐かしのゲーム作品を語る…第194回『おにゃんこTOWN』

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194作品目、200作品まであと6作…今回は1985年にポニーキャニオンからFC向けにリリースした『おにゃんこTOWN』を触れてみたいと思います。
AKB48の元祖ともいえる秋元 康さんが手掛けたアイドルユニット『おにゃんこクラブ』とは一切関係ありません。
 
プレイヤーの母猫ミルキーが、街に飛び出してしまった息子のマイケルを連れ戻るために町内を駆け回り、息子を連れ戻すという内容のアクションゲーム。
 
 
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操作方式は十字キー+2ボタン方式、ジャンプとマンホールの開閉に使います。
マンホールの開閉は道中に徘徊している犬をマンホールに突き落とすために開けたり閉めたりしますが、犬が落ちた後にマンホールを閉めないと再び這い上がってきます。
徘徊している犬と魚屋の親父、車に跳ねられると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
 
 
魚を取ると、ミルキーは一定時間無敵になりますが、そのデメリットとして魚屋の親父に追いかけられるというデメリットもあるので注意が必要…魚を取って魚屋の親父に体当たりしても全然効果はありません。
 
●FC おにゃんこTOWN プレイ動画
最も意外な所で有名なゲームなのですが、このゲームの難易度とバランス的にかなり無茶ぶりな部分が強いゲームで、広いフィールドであるため、今のゲームみたいにマップ表示というぬるい親切設定も無く、さらに子供を連れて自宅に戻ろうとすると、子供を連れて帰るとスピードが極端に落ちるというハンデの大きさが非常に大きいのが難点でしょう。
 
また子供もどこに移動しているかという部分も把握できないため、殆どが運任せに近いというのが、このおにゃんこTOWNの最大の難しさだと思いますが、ゲーム全体の動きも意外にギクシャクしており、まるでスペックの低いマシンで遊んでるかのような動きをするのが最大の難所ですね、本当にFCのスペックのゲームなのかと。
 
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実は元々、ポニーキャニオンは発売元であり、開発したのは外注メーカーだったらしく、この開発元が手掛けたFC作品で、カプコンのソンソンや1942、東亜プランのタイガーヘリがリリースし、各メーカーで発売という形でしたが、本家の動きよりぎごちなさ、さらにポーズ音も開発したメーカーである事が一発わかってしまいましたね。
 
数回プレイした程度ですが、マンホールを開けて敵を落として蓋を閉めて倒すという部分を見ると、あの平安京エイリアンのオマージュに近いという部分は確かだと思います。
BGMも意外に音程が酷過ぎて、聴いてくるだけでも不快なBGMにしか聞こえないという部分が強いです。
 
こちらも中古で見つけやすいという部分はありますが、駄作のワゴンセールに投売りされている事が多い作品かなと思います。

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