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Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
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懐かしのゲーム作品を語る…第196回『スターラスター』

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196作品目、200作品まであと4作…今回は1985年バンダイナムコゲームスの『スターラスター』を触れてみたいと思います、後のスターブレードやニコタマにあったワンダーエッグのギャラクシアン3の源流的な作品になります。
 
宇宙そのものを変えようと突如現れた『バッツーラ』の侵攻を食い止めるため、UGSFが開発したクエーサードライブ搭載の戦闘機『ガイア』で立ち向かう3DタイプのSTGで、当時のSTG業界においてはかなり新しい方向性ともいえる作品。
 
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操作方式は十字キー+3ボタン方式、Aボタンがスロットル、Bがビームガン発射、セレクトはレーダーチェンジとなり、十字キーの上が下降、十字キーの下で上昇という形になります。
開始時にまずレーダーサイト内にある向かう先の設定し、決定すると自動的にワープ、ワープが完了した時点で戦闘開始となりますが、なおこのゲームは時間経過による敵の動きがリアルタイムで変化し、約50カウント(約1分)で敵の動きが大きく変化し、中継基地や惑星を守り抜かなければいけないという部分もあります。
 
ENERGYゲージがゼロになる、大型の球型戦艦ディスラスターのビームに直撃、またはエンジンが破壊されてしまう、惑星と基地が全滅とゲームオーバーとなりますが、初心者向けのトレーニングモードのみディスラスターのビームを喰らってもゲームオーバーになる懸念はありません。
 
敵を全滅する、または最終目的『暗黒惑星』を撃破するとクリアとなります。
 
 
選択モードは以下の通り…
 
●トレーニングモード(初心者向け)
初めてスターラスターを触れる人向けの難易度。 敵部隊は4。
ディスラプターのビーム砲を喰らっても即死にならない。
 
●コマンダーモード(中級者向け)
スターラスターに慣れた人向けで、難易度はやや高め。 敵部隊は8。
時間経過によって敵の行動が大きく変化するため、臨機応変な戦いが求められる。
機体損傷も起きるのもこのモードから。
 
●アドベンチャーモード(上級者向け)
今作のメインストーリーとなるモードで、難易度はコマンダー以上に非常に高い。
各惑星に隠されたキーワードを集め、最終目的の暗黒惑星に挑む。
 
 
コマンダーモードとアドベンチャーモードでは、攻撃を受けると機体損傷が発生し、戦況に大きく影響を及ぼし、被害的にDA(ダメージ)は少数的なダメージ、NGは重傷という形に…影響は以下の通り。
 
●RAD(レーダーサイト)
ダメージを受けるとレーダーの敵表示ができなくなる。
 
●COM(コンピューター)
ダメージを受けるとガンサイト(照準)が出現できなくなる他、遠距離にいる敵を撃破する事ができる光子魚雷の発射もできなくなる。
 
●ENG(エンジン)
ダメージを受けると出力が出なくなる。
 
●FC版 スターラスター アドベンチャーモード プレイ動画
ナムコのSTG作品で初の3Dを採用したスターラスター。
これまでに当時のSTG業界に革命を起こしたいってもいい作品で、1983年に登場したゼビウスでもゲームに物語の世界観を与えたことにより、ナムコは他のゲーム作品より高いクオリティを持ってる賞賛されました。
 
このスターラスターも、当時のハード作品においてはかなり大きな衝撃を与えた作品なのですが、
 
ただ時代が早すぎたためか、流石に追いつけるユーザーも少数的に満たなかったのが残念な結果に。
 
まだ家庭用のゲームで3DSTGというジャンルが非常に早すぎてしまい、本格的な人気を博す事になったのが、90年代に入ってからのこちらもナムコの名作ともいえる『スターブレード』でやっと安定し始めたという形になりますが、その後にあのフライトシミュレーションのエースコンバットシリーズへとナムコの3DSTG作品受け継がれていってますからね。
 
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さらなる問題はやはりゲーム中のヒントが非常にあまり無く、当時は攻略本か自力での攻略が必要になり、うちの親父も当時ゲイブンシャから発売された攻略本を照らし合わせながら挑んだものの、やはり最終目的である暗黒惑星まで辿り着く事もできませんでした。
 
「自分もやってみるか。」と後を継ぐ形で挑んでみたものの、これがまた本当に大変で敵のカラーによって攻撃力が回避力が違うため、意外な所で隙を突かれてガイアが星の屑にされたケースも何度も…。
 
またステージクリア時の評価もこれまた厳しく、プレイ時間と使用されたエネルギーも大きく影響を受け、最高ランクまで辿り着けるのも非常に困難…この辺もかな~り大変で、私は最終的にコマンダーでドラゴンフライ(トンボ)辺り。
 
結構人を選ぶナムコゲームでした。(笑)
 
他機種での移植では、PSのナムコアンソロジーではオリジナル版とアレンジ版が、X68K版、さらにWiiやDSシリーズでのバーチャルコンソールでの配信をしていますが、バーチャルコンソール版はポケモンフラッシュ対策で修正されいますが、オリジナル版でプレイする人にあたっては十分ご注意を…。
 
●PS版 ナムコアンソロジー スターラスター アレンジ版 アドベンチャーモード
FC版登場してから13年後の1998年に登場したPSソフト『ナムコアンソロジー』ナイに収録されたスターラスターのアレンジ版…ここまで進化を遂げたんですね。
 
●X68K版 スターラスター アドベンチャモード プレイ動画
シャープのPC『X68K』ことX68000版のスターラスターの動画がこちら…。
場面は最終決戦の暗黒惑星での戦いですが、こちらもFCに負けないほどのクオリティの高さですね。

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