●スマイル18話『なおの想い! バトンが繋ぐみんなの絆!!』
脚本:山田由香 演出:池田洋子 三塚雅人 作画:フランシス・カネダ アリエス・ナリオ 美術:篝 ミキ
【放送当時データ】2012年6月3日 朝日放送・テレビ朝日系列ネット
「位置について、用意!」
今回のスマイル18話は、そんな体育の時間からスタート…なおの速さは伊達じゃないッス。
逆にやよいは、終盤で電池切れ…早過ぎるわ!
あかね「やっぱり、なおにはかなわんな。」
なお「毎日サッカーで鍛えてるからね。」
れいか「女子リレーの選手はなおしかいないわね。」
まぁ、れいにゃんの話にあったが、実は来週…学校の体育祭が間近に控えていたんですよね。
みゆきち達のクラスで、なおが唯一の切り札でもあるということ。
みゆき「なおちゃん、頑張ってね!」
なお「私は走るのは好きだけど、競争は苦手なんだよね。」
モータースポーツでいえば、タイムアタック中心のアタッカー的な存在みたいなもんですかね?
で、放課後のホームルーム。
れいか「次は女子リレーです、どなたか立候補はありませんか?」
ま、ここはなおが出るしかないですな。
しかも、一部の生徒の話によれば2年1組~4組までが陸上部所属の生徒がいるため、なおなお以外の生徒では太刀打ちができないというのが最大のデメリット。
みゆきち達のクラスである2組で唯一、なおなおしかいないんですよね…ここはクラスのメンツを保つためにも出るしか…。
なお「私、出ます!」
あかね「よっしゃ!」
みゆき「なおちゃん!」
なお「リレーのメンバーは、私、星空さん、日野さん、黄瀬さん、青木さんで五人で出ます!」
待て待て待て! れいにゃん、あかねはともかく、みゆきちとやよいは体力やスピード面的に不利があり過ぎるだろ?
ほら~、れいにゃんが困惑しちゃったじゃないか。
なお「よろしく。」
なおなお、オーダーをもう少し見直した方がいいと思う。
で、リレーの練習する事になるのだが…
バトンを渡し損ねたり。
れいか「足は高く上げる、腕は大きく振る!足は高く…(以下略)」
なお「れいか、前に進んで!!」
れいにゃん、まさか普段の朝のジョギングもそれじゃないよね?
(詳しい詳細はスマイル16話『れいかの悩み! どうして勉強するの?』の前半シーンを参照。)
で、同じ時間に練習していたのが1組であった。
あかね「1組のリレー選手や。」
れいか「さすが陸上部、噂通りですね…。」
仕方がないが、やよいを戦力外として違う生徒をオーダーに組むべきだと想うよ。
なお「速いね~。」
み・あ・れ「?」
なお「誰が相手でも、自分の走りをすればいいんだよ。」
「自分のペースで走る、だがそれでは追いつかない…」湾岸ミッドナイトの城島洸一編の時にみたいにあと一歩で失速だけは避けるしかないよ、なおなお…それでも、
やはり、気にしてしまう輩が一人…やよいであった。
下校時間…
やよい「私、リレーには出ない方がいいと思う…。」
な・れ・あ・か「!?」
やよい「みんなに迷惑かけちゃうと思うから…」
戦う前に完全に不利だと悟ってると思うやよい…実際にやってみなければ見えてくる世界があり、やらなければその世界は見えてこないからな。
(て、半分…湾岸ミッドナイトからの名言から流用ですが。)
あかね「何、言うてんねん。」
やよい「小学生の頃から運動会はビリだったし…」
やよいにとって、小学生時代の頃の徒競走で最下位というジレンマが大きくのしかかっていたという事が一番の難点だったんだそうで。
なお「勝ち負けなんか気にしなくていいよ。」
やよい「でも…」
なお「一生懸命、やってみよう。」
やっぱり、なおなおはのぞっちの血を少し継承してる…やっぱり、スマイル陣営のリーダーはなおなおに…なんでもありません、
やよい「なおちゃん、どうして私なの?」
なお「ごめんね、私のわがままに巻き込んじゃって…私、みんなと走りたいんだ!」
なおなおがみゆきち達と走りたい理由…それは、いつも一緒にいる事で一つの目標に向かって走りたいという気持ちなんだと思う。
プリキュアをやってる時と同じぐらいに。
その気持ちが少し理解できたやよいであった…
翌日…
体育祭に向けての朝練スタート…
なおなおの指導の下、着実に様になってきたみゆきち達…そして、体育祭当日を迎えるのであった。
(後編に続く)