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懐かしのゲーム作品を語る…第214回『イメージファイト』

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214作品目、今回は1990年(←Wikipediaの解説に基準。)にアイレムソフトウェアからFCにリリースした『イメージファイト』を触れてみたいと思います…アイレムSTGファンなら誰もが知っている名作STGの一つです。
 
東西陣営による軍事競争の最中、西側ムーンベースの謎の爆発を受け、月が崩壊し正体不明の敵が工業系プラントを破壊しているという情報が入り、西側陣営はOF-1ダイダロスを出撃する事を決めたが、訓練課程を受けた者だけは出撃させるという内容。
 
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操作方式は十字キー+2ボタン方式、メインショット発射とダイダロスのスピードをチェンジさせるためのシフトチェンジボタンとなっており、画面中央下部にある1~4までの数字が振られているのはその機動力を表し、1速~4速という扱いになります。
 
各面のボスを倒すとラウンドクリアーで、各面において達成度が表示される仕組みで、これは5面までの敵を倒せているかというアペレージを表し、5面までに達成度が90%でクリアできないとペナルティステージを受ける形になります。
 
全8ステージ+α構成 2周エンド制です。
 
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1988年にアーケード版が登場し、あの名作『R-TYPE』と共に人気を博した作品。
その2年後、1990年にFC版とPCE版が登場しましたが、殆どのファンの人が「PCエンジン版の方がAC版に近い。」という事で人気を博しましたが、FC版は元々ハードの容量制約があるため、AC版みたいな演出や音源ができない部分がある難点もありますが、その代わりに難易度はAC版より緩くなっています。
 
音源や演出は本家に劣る部分はあるものの、できるだけAC版に近づけるという再現の努力には頑張った方になるかなと思います。
 
●FC版 イメージファイト プレイ動画 教習ステージ3まで
各面において各種アイテムがありますが、これらも場面に応じて切り替える必要も重要になってくるので、一つの装備でラストまで進めるとなるとかなり難しい部分もありまして、面に応じて装備を切り替える必要も…。
 
アイテムは以下の通り…
 
●Vバルカン
前方左右斜め方向にバルカン方を放つ。 正面が手薄になるので注意。
 
●リングレーザー
前方ランダムにリング状のレーザーを放つ。
 
●ドリルレーザー
前方に発射されるドリル状のレーザー、正面での火力は高め。
 
●バウンドショット
球状のショットが放たれ、地形にぶつかると反射する。
 
●バルカン7
前方7方向に小型弾を放つ、威力は高いが使える場面的に難あり。
 
●サイドバルカン
左右二方向に弾を放つ、特に2面での艦隊面では意外に効果アリ。
 
●サーチレーザー
前方に小型ビームを放ち、敵がいる方向に自動的に曲がり敵を倒す。
複雑な地形が多いステージでは有効度が高い。
 
●ホーミングミサイル
前方にホーミングミサイルを放ち、後方にいる敵も撃破でき、中盤~終盤戦では重宝する。
 
●バリア
前方に丸状のシールドが展開、押しっぱなしで展開。
バリアにも攻撃判定があり、防御と攻撃を使える。
 
●ポッド
赤は全方向への攻撃、青は前方固定となり、左右と後方に装備される。
 
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特にAC版から触れた事がある方で、AC版特有のボスの倒し方がある事はイメージファイトを極めた方なら誰もが知ってるのですが、特に教習ステージ3面に登場するボスの安全地帯が変わっており、AC版はボスの背後に回りこみバックファイアーで焼き払って殲滅するというパターンができますが、FC版は画面比率の関係上でそれができないため、画像のようにポッドによる連射で倒すしかないというパターンしか使えません。
 
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そのなかでも、5面ボス『タロウ』の倒し方に関して、初心者ならばどう倒したらいいのか分かりづらいと思います。
 
普通のSTGユーザーなら…。
 
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らんこ「え、どう倒すの?」
 
実はタロウのアームが開いた時に入り込み、バックファイアーで焼き払って倒すか、ポッドを後方に向けて連射で殲滅するという方法しかないのです。
 
自分も、結構泣かされましたね。
 
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自分が初めてイメージファイトを触れたのは、10年前に今亡き交通博物館の帰りに秋葉原のHeyに立ち寄って初めてプレイしたのが最初で、「まぁ…軽くても3面までは進めるんじゃないか?」と安易的に挑んだら…。
 
2面の艦隊面で手痛い先例を浴びせられて死亡した。
 
これには、流石に唖然を受けましたね…。
それから数年後、うちの職内のゲームショップにFC版イメージファイトがいっていたので、即刻購入してプレイしましたが、既に互換機でのプレイであったので、連射機能を使って殆ど進めましたが、特に最終面は一度即死すると意外に絶望的な場所もあるため、非常に難しい部分もあります。
 
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FC版のゲームバランスは、AC版より比較的に易しくなっているものの、やはり難しい部分はAC版譲りな部分もありますが、問題はエクステンドによる問題。
AC版は200,000点に自機が追加される仕組みですが、FC版は20,000点毎に追加されるため、残機がぼんぼんと増えるのはありがたいです。
 
が、しかし…逆に復活する際に嫌でも終了ができないという部分が浮き彫りになり、逆にこの辺も難点さがあると思います。
 
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他機種においては、PCエンジン以外にもエクシングエンターテイメントからPS・サターン版が、X68000版、FM-TOWNS版がある他、WiiのバーチャルコンソールにてPCエンジン版が配信されているので、緻密な戦略を求めるSTGユーザーにはうってつけなかなと思います。
 
●AC版 イメージファイト 2周目プレイ動画
こちらがAC版2周目の動画、FC版と比較すれば一目瞭然!
 
●AC版イメージファイト 2周目プレイ動画 その2
2周目のエンディング…かなり衝撃的なオチなので必見。

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