Quantcast
Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

P5第23話『大ピンチ!悪夢の招待状』 エピソード詳細データ

$
0
0
●P5第23話『大ピンチ!悪夢の招待状』
脚本:成田良美 演出・絵コンテ:座古明史 作画監督:稲上 晃 美術:行 信三


イメージ 1
●あらすじ(朝日放送公式HPより引用)
 
今日はみんなでナッツハウスに集まって、ビーズを使ったオブジェを作る事になったの!
ビーズに針金を通して組み立てていくんだ。
その作業中、のぞみとミルクはビーズの取り合いでドタバタのおいかけっこに。
そのせいで、オブジェが壊れてしまったの!
せっかくみんなで作ってきたのに…。
みんなの雰囲気が悪くなってしまったの。

次の日も、みんなはバラバラ。
のぞみはりん達と仲直りしようと決める。
でも放課後、なんとギリンマが現れ、りん、うらら、こまち、かれんがさらわれてしまったの!

のぞみは、カワリーノにみんながナイトメアに捕まっていると知らされ、四人を助けるためココとナッツと一緒ににナイトメア本部へ向かう!

イメージ 2
★概要
数あるP5シリーズのエピソードで、P5ファンなら100人中100人はこのエピソードを答えるファンは少なくない…非常にトラウマ率の高いエピソードとオカルトホラークラスの怖さを持ってるエピソードといえば、この5の23話である。
 
のぞみ達がビーズのオブジェの製作中に、ミルクが「のぞみは遅い。」とふざけてのぞみのビーズが入っているケースを奪って茶化し、机の下に潜り込んだ同時に捕まえた同時に机をぶつけてしまい、同時にオブジェも崩壊…ビーズが一番に散らばってしまう。
 
「ミルクが悪い。」と訴えるのぞみだが、しかし…りんとかれんは完全にのぞみに対して悪いと反論。
うららとこまちは両者のフォローをかけるが、かれんはこまちに「こまちは甘すぎるのよ、優秀不断だわ!」とこまちに噛み付き、さらに状況が悪化の一途を辿ってしまい、その晩…ココとナッツがミルクに素直に謝罪するようにと言うのだが、「だって望みが悪い。」と元々の火種を撒いたミルクは自分が悪くないと否認する。
 
イメージ 3
一方のナイトメア陣営のブンビーさんの部署でも、重い空気に包まれていた…。
殆ど連戦連敗という状況の下、ギリンマがカワリーノさんからブンビーさん経由で渡されたのは、一枚の黒いカード…即ち黒いコワイナーの仮面のカードであった。
 
「このカードが私の所にきたという事は分かってるはず、このカードを使ってナイトメアの忠誠心を誓ってプリキュア達を倒すか? カードを使わないでその場から立ち去るか?」と言われ、結局ギリンマは忠誠心を誓って5陣営を追い込む事に選ぶ事になったが…。
 
それが、完全に自身の破滅を選ぶという最悪のシナリオを選択する事に…。
 
作画はMH、S☆Sのキャラデザを手掛けた稲上 晃さん、脚本は意外な事に成田良美先生が手掛けており、恐怖感バリバリの今作のエピソードを手掛けているのだがプリキュア以外の作品で同じオマージュとして、P5GGがオンエアされていた2008年にフジテレビでオンエアされたゲゲゲの鬼太郎の元祖作のアニメ『墓場鬼太郎』でもこのエピソードのノウハウを活かしている。
 
このエピソードで、観る際に特に注意しておきたいのは小さい子のプリキュアファンだが、序盤から終盤までトラウマになりかねない展開も非常に残るエピソードなので、DVDや再放送を観る際には十分注意してほしい。

イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
●戦闘シーン
今回はナイトメアのデスパライアの右腕的な存在であるカワリーノが自らの出陣であるが、黒いコワイナーの仮面を装備したギリンマを戦わせ、その隙に倒されたりん達を絶望の仮面を被せるという役であったが、まだの時点でもほんの小手調べといったところであるが、この時点でもカワリーノの強さと戦略の高さは、後期メンバーのブラッディさえ寄せ付けない実力ともいえるだろう。

●登場キャラクター
 
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ブンビーさん
ギリンマ
カワリーノ
デスパライア

イメージ 7
★エンドカード
24話の前半シーン、のぞみを絶望の仮面を被せて5人とも絶望の底がある落とし穴に落とす際に「さよなら…プリキュア。」と言い放つカワリーノの場面からの流用で、暴走ギリンマは復活した5陣営が闘技場で襲い掛かる場面からのセル画から流用。
 
「トラウマには、さらにトラウマを…」という暗示があるエンドカードである。

イメージ 8
イメージ 9
イメージ 10
イメージ 11
イメージ 12
★名場面
『今回の事件の元凶、もちろんミルクから始まった。』
 
オブジェの製作に地道に頑張っているのぞみ。
そこに火に油を注ぐかのようにミルクがのぞみを茶化し始め、のぞみの逆鱗を触れてしまったのが今回の事件の発端だ。
 
かれんとりんは今回の一件でのぞみが悪いと見ていたのだが、第三者の視聴者からの視点から観ると、どちらかといえばのぞみよりミルクが悪いと観れる。
しかし、かれんとりんがのぞみに責める部分を明確にすれば、恐らく二人が最も製作にあたっての苦労があったという部分もあったのではと受け取れる部分もある。
 
イメージ 15
イメージ 16
イメージ 17
イメージ 18
★名場面
『徐々に崩れていく、5人の信頼関係…。』
 
「のぞみに対して甘すぎる!」と厳しく追求するかれ・りん、仲間意識でかばうようにのぞみを守ろうとするこま・うらだが、特にかれんがこまちに対して「優秀不断だわ!」と言い放ち、さらに傷付けてしまう。
 
中盤で、りんがうららに「口を開けば、のぞみのぞみって…あんた、他の他にはいないの!?」と火種はさらに飛び火してしまうが、普通のけんかならば1日程度で謝罪程度で済むのだが、今回の一件でここまで泥沼化していったのは、多くのファンも知らないはずだ。
 
イメージ 13
イメージ 14
イメージ 19
★名場面
『自分は悪くない、自分の過ちに否定するミルクに隠された理由…。』
 
5人の関係を完全に崩壊の引き金を引いてしまったミルク、コージことココはちゃんとのぞみに謝った方がいいというが、「だって、のぞみが…」と言い逃れをしようとするミルク。
 
しかし、「自分が悪くないというのか?」とナッツから厳しく言われて落ち込むが、なぜあの時点で早く謝罪をしていたら、再び作り直す事もできたはず。
同時に、ミルクの自分の愚かさを身を持って知ったのではないだろうか…。
 
イメージ 20
イメージ 21
イメージ 22
★名場面
『ギリンマ、己の身の破滅へのカウントダウン…。』
 
完全に戦力外通告確定まで迫られたギリンマは、黒いコワイナーの仮面のカードでナイトメアの忠誠心を誓うという事で選んだ選択技は正しいというより、ある意味で不正解であったのではないかと推測でき、同時にナイトメアの組織構造的にみると、ある意味でブラック企業的な部分があるが、この辺も『結果が全てだ。』という懸念も大きく捕らえる事もできる。
 
結局、4人に勝ったとしても仮面を外す事もできないおろか、自分自身の意思のコントロールさえできないのが、この黒いコワイナーの仮面の能力の怖さともいえる。
 
イメージ 23
イメージ 24
★名場面
『4人を救出するために、ナイトメア本部へ…そして、のぞみの人生で最大の絶望。』
 
ナッツハウスにカワリーノが現れ、ドリームコレットを要求されたのぞみだが、「4人を返さないのならコレットを破壊する!」とカワリーノに要求…『脅しには脅しで返す』といった形で、カワリーノと共にナイトメア本部へ向かう。
 
そこで、のぞみとココ、ナッツが見た物は絶望の仮面で被せられた4人の姿…。
 
そして、その続きは24話へと続くのである。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>