今回は1994年にバンダイナムコ・エンターテイメント発売、ゲームスタジオ開発によるSFC版ファミリーサーキット『スーパーファミリーサーキット』を紹介したいと思います、スーファミでファミリーサーキットがあったという人は何人いるのか…。
FC時代からリリースしたファミリーサーキットシリーズ第3作で同時に最後のファミリーサーキットシリーズになります。
●SFC スーパーファミリーサーキット プレイ動画
操作方式は十字キー+6ボタン方式、十字キーでステア、ボタンはアクセル&ブレーキ、シフトギア、バックギア、さらに今作品初のオーバーテイクも実装されており、レース中にオーバーテイクを発動すると急加速可能になります。
マシンはF1とグループCカー、さらに市販車ベースのツーリングカーが追加されて、最終的にワールドシリーズチャンピオンになる部分は前作91、初代と変わりません。
前作のファミリーサーキット'91で革新的な進化を遂げたが、FCのスペック限界まで出し切れなかった回転スクロールをフル活用したスーパーファミリーサーキット…前二作より大きく進化を遂げており、新コース追加とサーキットエディター機能も追加等とこれでもかといわんばかりに大進化を遂げて自分も「今作のファミリーサーキットはマジになった。」と思いましたし、マシンカラーも鮮やかでしたし、レース中ではシフトギアとタコメーターがなかったのでこれは嬉しい限りかなと…専門学校時代に寮のSFCにありまして、かなりやり込みました。
しかし、システムは良かったのに意外にバグが潜んでおり、コースエディターでコースをセーブする際にコース名を入れようとすると文字化けを起こし、その文字化けが起きるとコースエディターで作ったコースが消えてしまうという不具合があり、自分もかなり泣かされた経験もあります。
自分がサイドバイサイド2の神無月、文月を限りなく再現したのは良かったが、文字化けでコースエディターが破壊された時はメチャクチャ絶望感を感じましたし、この辺のバグ対策ができていたら良作だったのではと思います。
…ゲームバランスは良かったけど。