↓前編はこちら…
しかし、ここにきてまさかの想定外の出来事が発生。
亜美と真美が赤いボックスにステージ用の衣装が入っていると聞き、車に積んだものが全く違う衣装が…。
ここにきて、公演を中止するわけにはいかないでしょう…。
律子「ということなので、今回のステージですが、今着ている服で出てもらいます。」
衣装を間違えて持ってきたため、私服でやるしかないとのこと…。
果たして、このステージ…上手くいくのか?
春香「雪歩、どうかした? なんか顔色が…」
雪歩「ううん、大丈夫。」
真「本当に?」
やっと、春香・雪歩・真のリハーサルの番がまわってきた…
やはり、男性を見ては怯えてしまう雪歩であった。
真「どうしたの、雪歩?」
雪歩「…もう、ダメ。」
春香「へ?」
雪歩「埋まってますぅ~!!」
で、遂に降郷村の夏祭りが始まる。
真「はい、お茶。 ちょっと落ち着いた?」
雪歩「…うん。」
真「なるほど、青年団の人達が怖かったんだね。」
春香「でも、いい人そうなんだけどな。」
男性に対して極度の恐怖心が大きい雪歩…みんなと一緒にステージをやりたい意志はある…だけど、やはり男性が怖いというジレンマがどうしても拭い去れない。
残りの時間をどう活かすのか…。
で、一方のステージ側はアクシデント無しに順調に進む。
響「よ~し、みんな!自分に任せて!!」
さすが、765プロ一の動物使い。(笑)
…芸能プロですよ。(笑)
雪歩「ごめんね…春香ちゃん、真ちゃん。 私、いつも足を引っ張ってばかりだし、やっぱり私…アイドルなんて。」
真「雪歩、どうしてそんな事を言うの? 僕、雪歩がいつもどの仕事でも一生懸命頑張っているのを知ってるよ!」
春香「そうだよ、足を引っ張ってるとかそんな事を言わないで。」
確かに、春香と真の言うとおり…初めて765プロにやってきて、みんなで一つの夢に向かって走ってきてるし、お互いの事もよく知ってる…ここで逃げ出したら、今までやってきた事が水の泡となって消えてしまったら後悔するかもしれないのだから。
いよいよ、三人のステージの時間がきた…しかし、またもや雪歩にとってさらに不安材料が…。
真「どう?大丈夫そう?」
雪歩「…い、犬。」
春・真「ッ!!」
雪歩「…今だけはダメ。」
…雪歩、玉砕覚悟でステージに行くしかないと思うわ。(笑)
雪歩の犬が苦手と聞いた赤羽根P…とにかく、雪歩を安心してステージを立たせる事を手伝う事になったのでした。
雪歩が出てくるまでのその間、とにかく時間稼ぎをする春香と真…。
雪歩「お待たせ!」
春・真「雪…歩?」
雪歩「いぇ~いッ!!」
かなり、玉砕覚悟で挑んだな~。
春香と真のサポートでステージ開演!
伊織「何よ、ムチャクチャじゃない。」
やよい「でも、雪歩さん。かっこいいかも~!!」
貴音「ええ…真、見事なモノですね。」
無事にステージを見事やり遂げたのでありました~。
真「雪歩!すごいすごい!!」
春香「スゴくカッコ良かったよ!」
ま、良かったですな。
祭りは終わり…
子供「早くTV、出ろよ!」
真「任せて!!」
響「ウシ吉、自分達…いつかまた会えるさ~。」
伊織「何勝手に名前付けてるのよ。」
降郷村を後にし、東京へ戻る765プロご一行様。
降郷村でお土産を買えなかった事に後悔する赤羽根P…。
事務所に戻ってみると、紙袋の中には降郷村の土産物であったびわ漬けと雪歩からの手紙が入ってまして、今回のステージイベントで雪歩の苦手であった部分を上手くサポートしてくれた感謝の手紙だったんですよね。
まだまだ始まったばかりの765プロのストーリー、果たしてどんな事が待ち受けているのやら…。
実は赤羽根Pも犬が逃げてであったらしく、小さい頃に大型犬に足を噛まれた事で犬が苦手であった事を雪歩に解き明かしていたんですよね。
まぁ、相手は小型犬であったがこの辺もお互いの克服する日はやってくるのか…その辺にも期待したいところですね。
次回、765プロ編 第4話『自分を変えるということ』に続く。