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懐かしのゲーム作品を語る…第233回『電車でGO!2 WonderSwan版』

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233作品目、今回は1999年にサイバーフロントから発売された『電車でGO!2』のワンダースワン版を紹介します。
人気電車運転シミュレーション第2作『電車でGO!2』のPS版をベースにした移植になります。
 
↓AC版はこちら…
 
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操作方式は十字キー+4ボタン方式、ブレーキによる強弱調節、警笛、非常ブレーキとなり、十字キーはマスコン(アクセル)となり、ルールは本家AC版とほぼ同じで、実際のJR(第三セクター)の路線と車両を使って、定刻時刻や信号を守りながら目的地まで運転していきます。
 
時駅の到着時刻が遅れると持ち時間が1~2秒減点となり、信号無視や違反行為を行なうと持ち時間が大量に減り、持ち時間がゼロになるとゲームオーバーになる点は本家と変わりませんが、このワンダースワン版では容量の関係で運転できる車両が大幅に減らされており、レベル4のほくほく線の直江津~六日町間、レベル5の特急ソニックの博多~小倉間、鹿児島本線 快速の折尾~小倉間が削除されています。
 
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アーケードを皮切りに他機種に移植の幅を広げた『電車でGO!』シリーズ、当然電GO!2も他機種に移植され、携帯機ではこのワンダースワン版が最初で発売されまして、開発と発売元はPC版でも発売してきたサイバーフロントが担当しています。
 
ゲームの再現として、当時の携帯機としてはそれなりに頑張った方ですが、どうも無理をしている感じが強いと思いますね…今のスペックだと、ガラケーのアプリ並みの再現クラスかなと。
対向列車も現れない、同時に風景も全然変わっていない、ただ変わるという点では速度制限と信号程度でしょうか…音質的に発車メロディがちょっと音が割れ気味。
 
エンディングもTVCMでお馴染みの『電車で電車でGO!GO!GO!』、PS版の『LOVE特急こまち』、『潮騒の駅』ですが、潮騒の駅が何故か関空快速のエンディングになっている部分もちょっと残念な結果でしたね。
 
元々、ワンダースワンもGBAよりやや劣るスペックであったため、どうしても人気のタイトルを持ってきて人気を取ろうとラインナップを揃えてきたのはわかるが、元々、PSやサターンからの高スペックからの作品ばかり多かったため、一部でも劣化移植という形でしたからね。
 
あの爆走デコトラ伝説もそうであった…。
 
現在入手的に非常に困難ですからね…ワンダースワン本体とソフト自体も非常蒸すかしいかなと、まぁ…ブックオフで見つけることは可能かなと。

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