Quantcast
Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

第20回『プリキュアシリーズ 10年の歴史… その2 Maxheart編』

$
0
0
さて、今回は前回の続きである2005年~2006年までのプリキュアの歴史を触れていきましょう。
今回はMaxHeart編となります。
 


●2005年
 
放送開始から1年…『ふたりはプリキュア』がまさかの予想外の人気を博した事で、小さい女の子のみならず、アニメファンも大絶賛となり、第2期シリーズの『ふたりはプリキュアMaxHeart』が正式に決定された年。
この頃から徐々に今のプリキュアのムーブメントの基礎的な部分がここに生まれてきました。
 
イメージ 1
2005年1月30日『ふたりはプリキュア』終了。
 
放送してから1年、当時のアニメ雑誌や口コミ、そしてコスプレイヤーからの絶大な人気を博したプリキュアシリーズ第1作目『ふたりはプリキュア』が終了となりました。
既にこの時、第2期シリーズの『ふたりはプリキュアMaxHeart』の告知が既に解禁されており、ニチアサシリーズでの前作の人気を博した事で第2期シリーズが作られたケースでは、1999年のおジャ魔女どれみ以来となりました。
 
過去のニチアサでの続編が作られたケースで、80年代ではメイプルタウン物語シリーズ、ビックリマンシリーズに続いての4シリーズ目となりました。
 
イメージ 2
2005年2月6日 第2期シリーズ『ふたりはプリキュアMaxHeart』がスタート!
 
そして、2月6日…なぎほのによるプリキュアシリーズ第2シーズン『ふたりはプリキュアMaxHeart』がオンエアスタートとなりました。
今回のストーリーは前作の延長線であり、光の園のクイーンが突然いなくなってしまった事と、前回倒したドツクゾーンの残党である四天王との戦いがメインになり、同時にブラックとホワイトのコスチュームにもマイナーチェンジ化が施され、特にブラックの特徴であるヘソ出しルックでなくなった事で一部ファンの中では、ちょっと落胆しファンもいたとか…。
 
イメージ 3
そして、プリキュアシリーズ初の新規追加メンバーである『シャイニールミナス』こと九条ひかりが初登場したのも、このMaxHeartから…。
 
ルミナスの基本スタイルはブラックとホワイトの戦闘のサポート的な中心で、同時に人気もブラックとホワイト共に人気株的に安定していたのですが、後年のオールスターズシリーズ以降から同じ追加メンバーである5シリーズのミルキィローズ、フレプリのパッション、ハトプリのサンシャイン、スイートのビートやミューズみたいな攻撃力持った能力が無く、後期のプリキュアシリーズのファンからはあまり特徴が無い子と見られがちという人気の格差に陥ってしまう事に…。
 
イメージ 4
2005年4月 映画『ふたりはプリキュアMaxHeart』が公開される。
 
劇場版プリキュアシリーズ第1作品目が4月に公開されたのもこの時で、まだこの頃は今の劇場版プリキュアシリーズでは定番であるミラクルライトによるサプライズもまだ登場していない頃でした。
舞台は希望の園で、その希望の園のダイヤモンドを狙っているドツクゾーンの配下の魔女が狙っており、なぎさたちに力を貸してほしいという事で、希望の園へ向かう事になったというのが物語の全容です。
 
初回の興行成績が4位という非常に好調な滑り出しで、当時のプリキュア人気は未だに続いてる事を物語っており、この時の希望の園の女王を演じていたのは工藤静香さんが演じていました。
 
春でのプリキュアシリーズの劇場版の原点であり、S☆S~P5GGまでは春での公開はありませんでしたが、4年後の2009年に映画プリキュアオールスターズDX以降から春での劇場版公開される事になるのです。
 
●2005年 夏『ふたりはプリキュアMaxHeart ミュージカルショー』が開催される。
毎年夏と冬にて、日本各地のホールにて劇団飛行船によるプリキュアのミュージカルショーがこの時期に始まったのもこの時でした。
着ぐるみは元々、東映アニメーションのモノであるが、そこに着ぐるみミュージカルの長年の実績を持つ劇団飛行船が行なうという普通のプリキュアショーでは、絶対味わえない感動がありました。
残念ながらMH~P5GGまでのミュージカルショーのDVDは発売されておらず、本格的なミュージカルショーのDVDが出たのは、2009年のフレプリのミュージカルショーからでした。
 
●2006年 秋『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の企画が立ち上がる?
 
イメージ 5
2005年12月 映画『ふたりはプリキュアMaxHeart2』が公開される。
 
劇場版プリキュアシリーズでの公開月としてはちょっと遅い12月、劇場版プリキュアシリーズ第2作品目『映画 ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだち』が公開されました。
今回の舞台は雲の園、なぎさとほのか、ひかり達はスキー場にやってきて、そんな中…ひかりはある卵を発見し、卵から孵ってきたのは鳳凰の雛…ひかりはこれを『ひなた』と名付けるのだが、そこに現れたフリーズンとフローズンという強敵が3人の前に立ちはだかる事に…。
 
初回興行成績は5位、8ヶ月前の前作と同じベスト10内に入っており、同時にこの作品からスーパープリキュアになるというシチュエーションが追加され、後に劇場版5~スマイルにてスーパープリキュアバージョンの系譜の一つと数えられる事になりましたが、後期のプリキュアシリーズみたいにテレビシリーズの本編の終盤戦で使用されることはなく終わってしまいました。
 
同時に敵の洗脳によって味方同士によるプリキュアの同士討ちをするという場面が登場する唯一の作品で、本編を観ていたメインターゲットの子供達が泣き出してしまうというハプニングが起きてしまい、これを思った鷲尾 天プロデューサーは、「やってる声優本人も辛いのでは?」という事で、味方同士によるプリキュアの同士討ちはプリキュアシリーズにおいての最大のタブーが生まれました。
その為…プリキュアシリーズによる対戦格闘ゲームを市販希望しても却下されるのも、ここから生まれているのではと考えられ、それ以降から『シリーズが違っても、みんな友達だから…』というのが、今後のプリキュアシリーズの永遠のテーマとなるのでした。
 
さらに同じ時期、東急電鉄にてその劇場版MH2のラッピング編成が東横線にて運行され、後の3年後の2008年に仮面ライダーキバとP5GGによるラッピング編成が走りました。
 
 
●この年でのプリキュア玩具の売上高は?
前作の売上高であった102億円をさらに超え、ヒット作品が恵まれたため最終的に売上高が123億円という当時のバンダイの女の子向け玩具では歴代最高額を樹立しました、その後の2010年のハートキャッチプリキュア!の関連商品の最高売上高である125億円が上回るまでは、断トツの首位を守り抜いています。
 
プリキュア、海外で放送される。
2005年にドイツ、韓国、台湾、さらに2006年にはタイ、香港、スペイン、2009年にはカナダにて、ふたりはプリキュアがオンエアされ、2010年にはイギリスでも放映されました。

★2005年当時にオンエアしていた代表するプリキュア以外のアニメ
 
●『灼眼のシャナ』
高橋弥七郎先生によるライトノベル原作のアニメで、2005年10月からUHF局にてオンエアされた。
シャナの「うるさい!うるさい!うるさ~いッ!」はもはや名言中の名言で、そのシャナを演じていたのは現在、ドキプリでキュアエースこと円 亜久里を演じている釘宮理恵さんが担当していた。
 
●『ドラえもん 第2期シリーズ』
もはや説明不要の藤子・F・不二夫先生の国民的アニメで、2005年の4月からドラえもんの声も大御所であった大山のぶ代さんから、P5GGにてメルポ役を演じていた水田わさびさんにバトンタッチされた他、主要メンバーの声優も大幅にチェンジされており、現在も放送している。

★放送当時に起きた様々な出来事…。
 
●2004年
8月 アテネオリンピックが開幕。
 
9月 北海道にてWRC(世界ラリー選手権)『ラリージャパン』が開催される。
 
10月 東海道新幹線が開業40周年を迎える。
 
11月 プロ野球で初の東北を拠点に置いた『東北楽天イーグルス』が新規参入する。
 
12月 任天堂の小型携帯ハード『ニンテンドーDS』と、ソニーの小型携帯ハード『PSP』が発売される。
 
 
●2005年
2月 中部国際空港が開港。
 
3月 愛知県の長久手地区にて、愛知万博『愛・地球博』が開催される。
 
7月 日本人の宇宙飛行士 野口総一さんが乗ったスペースシャトル『ディスカバリー』が打ち上げ成功する。
 
12月 説明不要の人気アイドルユニット『AKB48』が秋葉原のAKB48劇場でデビュー。


イメージ 6
次回、その3『ふたりはプリキュアSplash☆Star』へ続く。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>