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懐かしのゲーム作品を語る…第254回『JGTC オールジャパン・グランドツーリング チャンピオンシップ』

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254作品目、今回は1998年にTYOからPSにリリースした『JGTC オールジャパン・グランドツーリング チャンピオンシップ』を紹介…全日本GT選手権、後のSUPER GTを題材にしたレースゲーです。

97年シーズンの全日本GT選手権を背景にGT500、GT300クラスの頂点を目指します。


操作方式は十字キー+6ボタン方式、十字キーでステア操作、アクセル、ブレーキ、視点切替、シフトギア操作、クラッチとなり、クラッチボタンはシフトギア操作の同時に回転数が落ち込んだ時に回転数を回復させる動作(いわゆる半クラ操作)に使います。

鈴鹿、富士、今亡き西仙台ハイランド、スポーツランドSUGO等を転戦し、最終戦でツインリンクもてぎのスーパースピードウェイでのオールスターズ戦に参加し、クラス優勝するのが目的になり、メインはGT500クラスになりますが、GT300クラスの方が若干低いです。


過去にKANEKOからリリースした『全日本GT選手権』シリーズがありましたが、他社による全日本GT選手権を題材にしたゲーム作品において、グランツーリスモシリーズ以外では本作のみとなります。

オープニングムービーの主題歌にあの頭文字Dの主題歌で話題になったm.o.v.eが担当し、使用楽曲もエイベックスからの人気ナンバーが使われており、安室奈美恵やMAX、Every Little Thingのナンバーを使用していますが、当時のGT選手権のNSXにエイベックスがスポンサーになっていたからの実現かと思いますね。

ただ、この作品…ただ勝てばいいという正攻法は通用しないゲームで、実際のGT選手権のレギュレーションを起用しており、上位入賞するとウェイトハンデが入り、最高で120キログラムのウェイトを強いられ、同時にハンドリングや加速、制動距離にも悪影響を及ぼすため、途中でウェイトハンデを落とさなくてはならないため、下手に上位を走らせるにはいかない他、周回数の半数過ぎた辺りからピットに入り、ドライバー交代もあるので、グランツーリスモみたいに一人で走る事は許されない部分も実際のSUPER GTとほぼ同じともいえます。


しかし、ゲームバランス的に初心者から見ると難易度的に最初から初心者を突き放すぐらいの難易度であり、同時にSUPER GTのレギュレーションをちゃんと理解していないと変なトコで失格を受けてしまうという手厳しいペナルティも多く、さらに最高速域からのブレーキ操作も実車さながらの方法で減速しないとフェードアウトを起こして止まれなくなるリスクも高く、酷使しまくるとスポッターから『ブレーキ使い過ぎだ!』と指摘をかまされる場面も…。


実車の操作、同時にこよなくSUPER GTが好きな人でない限り、この作品を制覇するのは難しい作品かなと思います。

自分もGT300クラスで総合優勝を果たしましたけどね、ポルシェで。(笑)

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