Quantcast
Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

懐かしのゲームを語る…第60回『グラディウスII』

$
0
0
イメージ 1
60作品目、今回もメジャー作品且つコナミのカリスマSTGを代表である『グラディウスII』を紹介したいと思います…アーケードで大好評だった『グラディウスII GOFERの野望』のファミコン版。
 
ゼロス要塞撃破し、見事バクテリアン軍に勝利したグラディウス軍…しかし、その後にバクテリアン軍の特殊部隊であるゴーファーによる惑星グラディウスに再び進攻し始め、そのゴーファーを迎え撃つためビッグバイパーが再び立ち上がる内容であります。
 
イメージ 2
操作方式は本家AC版では8方向レバー+ショット、パワーアップ、ミサイルによる3ボタン方式ですが、FC版は十字キー+2ボタン制で、この作品からBボタンがショット、Aボタンがパワーアップとなっています。
障害物や敵に接触、攻撃を触れると1ミスの戻り復活方式で、全機倒されるとゲームオーバーとなりますが、本家AC版の後期ROMで採用されたコンティニュー機能は標準装備で、全7ステージ構成のエンドレス周回制です。
 
パワーアップ方式は、前作と同様…パワーアップカプセルを取って任意にパワーアップさせる仕組みですが、このシリーズが各タイプによる武装が選択することができるシステムが初めて採用されています。
 
イメージ 5
武装セレクトは、スタート開始直後に4種類による武装が構築されたビックバイパーが用意されており、ステージの進み方によって攻略の難易度が変わります、各兵器による解説は以下の通り…。
 
●TYPE-1 スピード、ミサイル、ダブル、レーザー、オプション
【特徴】前作同様のグラディウスのベーシックタイプ、レーザーも本家と同様のパターンになった。
【難点】これといった難点は無い。
 
●TYPE-2 スピード、スプレッドボム、テイルガン、レーザー、オプション
【特徴】前方への攻撃力が特化したタイプ、着弾すると爆風が広がるスプレッドボムの威力は絶大。
【難点】上下方向への攻撃が隙が大きく、真上や真下からの攻撃、さらに狭い通路での攻撃に意外と弱い。
 
●TYPE-3 スピード、フォトントゥピードー、ダブル、リップルレーザー、オプション
【特徴】フォトントゥピードーは、ザコ敵を一気に貫通させる能力を持つ、リップルレーザーは発射すると前方に広がるレーザー、沙羅曼蛇から実装されたレーザー兵器。
【難点】初心者だとちょっと扱いが難しい、中級者向けである。
 
●TYPE-4 2ウェイミサイル、テイルガン、リップルレーザー、オプション
【特徴】上下2方向に投下される2ウェイミサイルは意外に使い勝手がよく、テイルガンと組み合わせると完璧な4方向攻撃が実現する、リップルと組み合わせても意外に使いやすい。
【難点】スプレッドミサイル同様、地を這わないタイプであるため、オプションの位置にも十分注意が必要。
 
イメージ 6
88年3月にAC版『グラディウスII GOFERの野望』が登場し、多くのSTGファンを支持を受け、現在でもグラディウスシリーズにおいて完成度の高さは断トツと言っても過言ではないと思います。
AC版が登場して9ヵ月後の12月にFC版にスピード移植という驚異的な早さ登場した事は多くのファンを驚かせた事ですが、FC版グラディウスIIはACから完全移植ではなく、独自のアレンジを加えての移植であり、AC版とは異なる部分が多く、特に本家AC版で使われた曲の半数がオリジナル曲に差し替えられてますが、そのオリジナル曲も本家AC版に負けないほどの魅力があり、特に6面の要塞面のBGMはかなり熱い曲になってます。
 
イメージ 7
イメージ 8
そして、本家AC版に無かった新ステージと新トラップは、かなり驚かされますが、そのなかでも1面の後半が沙羅曼蛇の3面で登場したプロミネンス地帯をここに持ってきたのは意外で、今までAC版で養ってきたファンでも油断するとプロミネンスの餌食になって消えた方もいらっしゃるはずなのではないでしょうか?
自分も本家はAC版とPSPのグラディウスポーダブルでかなりやりこんでいますけど、ファミコン版のステージでは意外に手こずりますし、しかもフルパワーなる前であるため、このプロミネンス地帯も意外に心臓に悪い難所だったりしますね。
 
イメージ 9
イメージ 10
イメージ 11
AC版で魅せたあのボス達がFCでも元気に暴れてくれます。
 
1面のフェニックス、4面のクリスタル面に登場するクリスタルコア、ボスラッシュの最後のトリのカバードコアもFCというAC版より低いスペックでありながらも本家並みに勇姿を見せ、「これでどうよ!」といわんばかりの動きと攻撃を見せてくれた時は、「おおっ!流石コナミはよく分かってらっしゃる!」と感心させられましたね。
んで、特に要塞面のクラブ…この辺の動きにも感動して…。
 
感動のあまりにクラブの足にぶつかってしまうというオチに…。(爆)
 
イメージ 3
そして、忘れてはならないゴーファー様!
 
本家AC版で、「I am the strongest!(私は最強だ!)」と豪語し何も攻撃せず…頭の血管を撃ち抜かれると「I am just a small portion of the empire Bacterian. ウワァァァァァァッ!」と断末魔を残して終わることで有名ですが、FC版では仕様が変更となり、頭の血管は撃ち抜く事ができない代わりに口から放つ泡らしきなモノを破壊すると倒される設定に変更になってます…あ、でもちゃんと対決前に喋ってますが、声が何を言ってるのか全く聞き取れないのが最大のネックかなと思います。
 
イメージ 4
ゲームバランス的に前作より高くなっており、破綻させるようなパターンも少なくよくキレイにまとめられてるというのが一番の評価と思いますが、ただ残念な点を述べてしまうと…火山面のボス戦艦 デスmk-IIが省かれた事と、一定時間によるボスの自爆する設定が削除されているのが唯一のマイナスかなと思います。
AC版はミスをした時の再復活した時に、普通であれば時間を置いておくとボスが自動的に自爆するのですが、これが無くなっているため、かなり苦痛であるため、この辺もノーミス必須が絶対条件となりますね。
 
またこのFC版グラディウスIIは、Wiiのバーチャルコンソールにて配信されてるので、興味がある方は是非とも遊んでみては如何でしょう…、先に本家AC版からプレイしてから遊んでからプレイすると、意外に手こずります。(笑)
 
●FC版 グラディウスII プレイ動画
 
【おまけ】FC版グラディウスII BGM集
 
【おまけ その2】AC版グラディウスII GOFERの野望 後期ROM
ちなみにキュアビーすけ、PSPで必ずしも遊んでる作品がこれだったり…てか、1面で140,000点稼ぐとは…自分の腕では絶対できないです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

Trending Articles