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マキシ参戦車種紹介…第72回『ダッジ・バイパー SRT-10』

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蝮の如くに荒狂う V10のパワーファイター
ダッジ・バイパー SRT-10
 
マキシ参戦してる車種で最多気筒のV型10気筒…そんな5DXから追加された怪物マシンといえば、このダッジ・バイパーとアウディR8があるが、そのなかの車種であるダッジ・バイパーはアメ車の中で最も怪物マシンともいえるだろう。
今回参戦しているバイパーは2代目で、2002年にフルモデルチェンジした仕様で、SRT-10というグレードで参戦しており、先代はGTS、RT/10という2グレードが存在していたが、今回は1グレードのみという形になった。
 
搭載ユニットは、マキシ参戦車種の中では最も排気量が大きい、8.3リッターのV型10気筒のOHV方式のパワーユニットを車体前方に搭載、最高出力は513馬力を発生するが、5DXに参戦している仕様は2008年にマイナーチェンジしたSRT-10で、8.4リッターへ拡張されており、最高出力は608馬力まで発生、足回りは前後ともダブルウィッシュボーン方式を採用しているが、圧倒的なパワーから発生するパワーが有り余ってしまい、空転とテールを振りながら加速する『スネークダッシュ』を放つため、非常に難しい車種である。
 
2008年に8月、ニュルブルクリンク北コースによるテスト走行おいて、オランダ人のドライバーがSRT-10 ACRで7分22秒1というタイムを叩き出し、同じマキシシリーズで参戦しているC6型コルベットZR1、R35型GT-Rのタイムを大幅に上回っている。
(C6型コルベットZR1は7分26秒4、R35は7分29秒3であった。)
 
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バイパーは元々、1960年代に存在していたシェルビーのコブラを意識したマシンとして開発されたのが最初で、開発当初からコブラの開発したキャロル・シェルビーが手掛けていたため、90年代によみがえったマシンともいえる。
特に国内でバイパーの存在を知った人で、SCEから発売されたPSソフト『グランツーリスモ』から知った方も多くいらっしゃるはずだ。
 
初代は91年から発売され、2002年まで11年間製造され、RT/10とGTS、究極のレースモデルGTS-Rも作られ、日本では『クライスラー・バイパー』としてラインナップされていたが2002年末以降は日本国内での販売はされていないようだ。
 
日本国内のレースシーンにも参戦しており、全日本GT選手権(現 SUPER GT)で『STP・タイサンバイパー』として一時期参戦していた経験もある。
 
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2代目はアメリカ国内での販売であったが、こちらも既にグランツーリスモシリーズでも登場しているため、日本でも多少知ってる方もいらっしゃるはずだと思われるだろう。
エンジン開発にあのF1のチームとして有名であるマクラーレンの開発部門のパフォーマンステクノロジーとリガルト社との協力により、ボア1mm程拡大させ、給排気面の見直しを行ったりと大きく見直されている。
 
日本において数台輸入されているが、ただ日本仕様に適していないマフラー構造であったため、輸入が見送られているというのが実情である。
 
 
海外版のマキシ5で、日本国内でのBRZや86の代わりとしてラインナップされていたが、海外仕様のマキシ5が登場する前に同じバンダイナムコからリリースされた『マキシマムヒート』の海外版に先行的に投入されていたという報告もあったようだ。

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