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第20回『プリキュアシリーズ 10年の歴史… その4 Yes!プリキュア5編』

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今回は2007年編、今回は今のプリキュアシリーズの基礎の土台を作った年の歴史で、後に今のプリキュアシリーズへ受け継がれるという大きな節目の年を迎えた年でもありましたね。
 
 


●2007年
 
今のプリキュアシリーズの基礎の礎となった年であり、『新しいプリキュアシリーズ』の歴史が始まった年。
それが今のフレッシュ、ハートキャッチ、スイート、スマイル、ドキプリへと続く事になる後期シリーズの出発点『Yes!プリキュア5』が始まった年でもありました。
 
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●2007年1月7日 S☆S第46話本編終了後にYes!プリキュア5の予告編が流れる。
 
プリキュア5(以下P5)の正式の情報解禁されたのは、丁度このS☆S第46話の次回予告の予告編にて、プリキュア5の情報が公開されました。
これまでの『ふたり~』という懸念を捨て、新しく多人数制という新しい挑戦をした鷲尾プロデューサー…それが、このプリキュア5がまさかの人気シリーズになり、後のプリキュアの基礎となった事は誰が予想していたとは考えていなかった事でしょう。
 
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●2007年1月28日『ふたりはプリキュアSplash☆Star』終了。
 
鷲尾プリキュアシリーズ唯一の1年作品となったSplash☆Star…最終回は当時のファンでもMH以上の感動、そして涙無しでは語れない伝説の1ページを築き上げました。
特に終盤にて、かつては敵同士であった満と薫…咲と舞と共に力を合わせて、ダークフォールの黒幕であるゴーヤーンの野望を見事打ち砕くのですが、満と薫は力尽きてしまい、消えてしまうという運命になるのですが、フィーリア王女と精霊達の力によって満と薫はよみがえり、そして…4人は今まで以上にいつもの日常にて過ごすのでありました。
 
このプリキュアシリーズによる1年による交代制度は、後の梅澤プリキュアシリーズの基礎となっていくのです。
 
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●2007年2月4日『Yes!プリキュア5』放送開始。
 
プリキュアシリーズが始まって3年目、遂に今のプリキュアシリーズの基礎の土台であるYes!プリキュア5が放送開始されました。
 
『二人から他人数へ』、『メンバー単独による必殺技』、『妖精の力を借りずに単独で変身可能』というこの三大要素は、当時のプリキュアシリーズでは全く新しい方向性を生み出す事に成功し、同時に新しいファンの拡大という大きな要素を生みました。
 
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特にそのなかで、妖精陣営が擬人化するという新要素は、これまで興味が無かった女性ファンの人気を多く獲得し、ココが擬人化した小々田コージ、擬人化したナッツの人気は、口コミで広がり、同時にその年の同人誌即売会ではコージとナッツ中心による同人誌や女性のコスプレイヤーも登場するほどの人気を博し、当時の擬人化というカテゴリーは二次創作物においては定番的になりました。
 
【はみ出しコラム】キュアドールシリーズ発売
今のプリキュアシリーズの人気ドールであるキュアドールが初めて発売されたのも、この年から。
デフォルメにされても可愛さが非常に人気になり、後のシリーズも継続的に発売され、2010年にプリキュアオールスターズブランドによる商品展開で、過去にキュアドール化されなかったMaxHeart陣営とS☆S陣営も発売の同時に品切れ店が続出するほどでした。
 
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●2007年6月 春日野うらら現実にCDデビュー。
 
プリキュア5の20話本編にて、うららが自ら歌っていたファーストシングルである『とびっきり!勇気の扉』が実際にマーベラスエンターテイメント(現 マーベラスAQL)から実際に発売されました。
プリキュアシリーズによるキャラクター単独のCDが発売されたのは、2005年のMaxHeartのなぎさ・ほのか・ひかり単独によるマキシシングル以来で、翌年には2ndシングル『ツイン・テールの魔法』も発売とプリキュア5人気の快進撃は続き、さらに同年に初のデータカードダスゲーム『プリキュア・ドリームライブ』シリーズが登場し、うららのカードの一部にて、この『とびっきり!勇気の扉』が採用、他のメンバーによる単独ソングは8月に発売されたボーカルアルバムから採用されました。
 
その後、2010年ではハトプリでも、つぼみ・えりか、いつき・ゆりによる単独のシングルが、そして2013年の5月、ドキドキ!プリキュアでは、『まこピー』こと剣崎真琴のマキシシングルと続々に発売される事になります。
 
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●2007年11月10日『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』が公開される。
 
劇場版プリキュアシリーズ第4作品目、さらわれたココとナッツを助けに行くため、ミギリンとヒダリンと共に鏡の国に向かう内容で、このシリーズでは初のダークプリキュアシリーズの記念すべきの作品となりました。
劇場版MH2にて、味方のプリキュア同士による戦闘という設定が受け入れが難しかった反省として、初めて敵側のプリキュアを使って戦わせるという設定は多くのファンから好評を得る事ができ、同時にこのシリーズから初のミラクルライトによる展開でプリキュアがパワーアップするという展開の場面を初めて使われ、その後の劇場版プリキュアシリーズ、後のオールスターズシリーズの恒例行事となっていくのです。
 
特にダークドリームの人気は、初めてプリキュアシリーズを観たファンも大変好評で、そのキッカケでプリキュアファンになった方も多く、翌年の同人誌即売会にておいても、その劇場版の後日談の内容として作られるほど…。
 
その後、ダークプリキュア5のダークドリーム役を演じた西村ちなみさんは、後のスマイルプリキュア!では青木れいか役として、ダークレモネード役の釘宮理恵さんがドキドキ!プリキュアの円 亜久里役、5シリーズの続編であるYes!プリキュア5GoGo!では、ダークミント役の皆口裕子さんがフローラ、シャドウ役の朴さんがシロップ役へと続々本編に登場する事になりました。
 
 
●2007年秋~冬 Yes!プリキュア5第2期シリーズ 『Yes!プリキュア5GoGo!』の企画が立ち上がる。
★2007年にオンエアしていた代表するプリキュア以外のアニメ…。
 
●『らき☆すた』
角川書店から刊行のゲーム・アニメ関連雑誌『コンプティーク』にて連載している、美水かがみ先生原作の4コマ漫画のアニメ版。
こなたやかがみ、つかさ、みゆき等による日常的にあるネタからオタクネタまで満載の内容と、主題歌の『もってけ!セーラーふく』の人気になった他、実際にかがみとつかさの自宅のモチーフにあった埼玉県の鷲宮神社へ見に行く、いわゆる『聖地巡礼』という言葉が誕生した。
 
●『湾岸ミッドナイト』
週刊ヤングマガジンにて連載し、後にナムコのアーケードゲーム『湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNE』シリーズの人気の起爆剤となった楠みちはる先生の原作カーバトルコミックのアニメ版。
とてつもないパワーと速度で走る『悪魔のZ』を操る 朝倉アキオとその走り屋やチューナー達の人間模様を描いた内容は、多くのファンを魅了してきた。
ちなみにアニメ版のキャラクターデザインは、後のフレッシュプリキュア!を手掛ける香川 久さんが担当していた。
 
●『古代王者 恐竜キング Dキッズアドベンチャー』
セガからリリースしたアーケード向けのキッズカードゲームが原作のアニメで、2004年から続いてきた『かいけつゾロリ』のメーテレによるニチアサキッズカテゴリー後番組としてオンエアされた。
リュウタとレックスが古代恐竜達と力を合わせて、悪の秘密組織アクト団と戦う内容となっている。
 
●『月面兎兵器ミーナ』
フジテレビ系列にてオンエアされたドラマ『電車男』のオープニングアニメからのスピンオフアニメ作品。
女子高生&アナウンサーの佃 美奈が犯罪宇宙人と戦うラビットフォースとして戦う内容で、本編の至る所にフジテレビのネタが多く登場している。

★放送当時に起きた様々な出来事…。(2006年~2007年編)
 
●2006年
2月 冬季オリンピックのトリノオリンピックが開催される。
 
6月 サッカーワールドカップ ドイツ大会が開催、7月の決勝にてイタリアが優勝する。
 
9月 アメリカのスペースシャトル『アトランティス号』が打ち上げに成功する。
 
9月30日 日本エアコミューターで運用していた国産旅客機『YS-11』が国内線による運用から退く。
 
 
●2007年
3月 ヨーロッパで皆既月食が観測され、同時に日本では部分的な月食が観測された。
 
7月16日 新潟県中越沖地震が発生する。
 
8月31日 人気PC音声合成ソフト『初音ミク』が発売される。

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次回、その5『Yes!プリキュア5 GoGo!』へ続く。

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